ショパンの革命をとにかく最後まで速めに弾いてみる、ということをやってみて思ったこと&ダメ出しなどしてみましょう。
・弾けるなら弾かなくてよい練習曲。まだ弾けていないのでこれからも弾いていこう。
・完成を目指す、とは言いながらも、実は、克服法を見出すことの方が価値がある気がする。
・左手の難所は和音の回転系、分散和音をうまくまとめて頭(コード)で理解しておく。
・右手の和音はとにかく小指が消えないようにする(時々消えてます。)
・左手は右手よりも弾き込みが必要、だけど実際のプレイでは絶対に右手を殺してはいけない。(という練習。)
・どんなに大変でも、左手は、抑えて、自然に、意識半分くらいで弾かないといけない。(という練習。)
・右手と左手の同じ動作を繰り返していると、だんだん弾けなくなってくる。(ユニゾン苦手が明らかに。)
・だんだんテンポが落ちてきて、持久力も足りない。(最初に速く弾きすぎていたのも原因かな?)
・右手の和音は辛い為か、時々メロディラインを無視して、変なところでガツンと弾いてしまう。
・右手が加わることで、弾けていた左手がつられて弾けなくってしまう。
・「革命」という題名は作曲者が付けたわけではないのに時々意識してしまう。激しすぎないように弾かないと。
・ショパン様のff(フォルテッシモ)はリスト様とは違う。ショパン様はサロン音楽・部屋で弾く音楽の人。
これくらいかな?
一つの練習曲から、これだけのダメ出し、気にしないといけないことを洗い出せるのは、とても便利。特に、普段弾いている電子ピアノでは練習できない内容も多いため(特にタッチや音量の調節)週末アコピで練習する際には、特にその点に注意してみようと思います。
デジピはいろいろ便利な面もあるのですが、いかんせん、指の動き&タッチが、そのまま音に反映してくれません・・・デジピでアコピのための曲を弾くには、ここんところの想像力が必要になってきますね。
しっかし・・・ショパンは特にそうですが、「大変なのに抑えて弾かないとだめだよん」的なものが多すぎる。
革命は、長年ピアノをやっている人からすると、ショパンの中では、一番簡単な部類に入る練習曲らしい。けれど全然出来ていない、経験だけは長い私ですが。
それも今まで練習曲をあからさまに避けてきた結果なのかもしれません。練習曲とは、ピアノを弾く上で必要な技術を分類して、技術別に曲を作ったうえで、自分の弱い部分を洗い出しすることが目的なんですね。
どこがダメなのか?をあいまいのままにしておくより、はっきりとさせて、ダメな部分を強化する。そのために使うのが、練習曲か。好きになれないと、長く続けるのはとっても大変です。
また、アコピのための、アコピで弾くように作られた練習曲だと、デジピでは難易度が上がってしまいます。妙に弾きにくくなります。
特に、ショパンのエチュードに関しては、デジピではあんまり弾きこまない方が指の為にはいいかもしれず。結果、あんまりうちでは練習できない、という結果に。
それでも、週に1回は弾いておけば、自分の弱さを認識できるので、やっぱり弾いておいた方がいいのかも?(続くか、続かないかはさておき・・・)
次回の革命練習シリーズは、通して弾くことはせず、難所克服に特化した練習ムービーになりそうです。
なるほど〜です
返信削除電子ピアノ→アップライトピアノ→グランドピアノとそれぞれに、鍵盤タッチと聞こえてくる音との感覚が違うので、練習曲などはグランドだけで弾いていた場合、急に電子ピアノで弾いて腕を痛めたことがあります。グランドピアノで表現するのもこれはまたとても難しいですけど・・・
一時期、上記の楽器やそれぞれにいろんなメーカーのものを難なく弾けるように練習していたこともあります。(お店にいた頃)慣れの問題でもありますが、機種によっても弾けない(弾きにくい)のもありますよね。接客のために座るだけでなく立って弾く練習もしてました(笑)
あおみどりさん、こんばんは^^
返信削除回復早々、パワフルな内容ですね。
> 回復したついでにまったりと考察していました。
かなりじっくり考察されてるなと思いましたよ(・・;)
> ショパンの中では、一番簡単な部類に入る練習曲らしい。
> けれど全然出来ていない
これだけ色々と考察を書いているのに
革命という曲そのものに対するコメントが皆無なのを見ると
この曲にあまり思い入れや興味を持っていないんだなぁ~と感じました。
でも、全ての人にとって革命が名曲である必要はないですよね。
本来のエチュードとして左手の柔軟性、右手の打鍵の強化が出来れば
それはそれで素晴らしい練習曲であると言えますし。
練習ムービーは無理せず楽しみながら頑張って下さい。
Wiiも他の日記も楽しみにしてますよ~。
なんといっても山プィーブログですもんね(*^-゜)v