最近のディズニーアニメはストーリーも立体映像も楽しめて素敵です。「ボルト」を見た時にも思いましたが、意外に大人向けな映画でした。この映画の醍醐味は10歳以下の子供には、なかなかわからないだろうなぁ~というのが第1の感想です。
カールじいさんは、なぜ家を飛ばしたのか。
その理由が分かるようになるには「家族構成」や「人間関係」や、人生そのものについて客観的に見れていないとなかなか分かり辛いものがあります。その昔、誰もが小さい頃、「サザエさん」の家族構成がよく分からなかったのと同じで。
この映画は、初めの数10分で、あるサプライズが起こるのですが、これがとてもせつなくて思わず泣いてしまいます。大人ほど胸がキューンとなるでしょう。
それで、最後の数10分でも、キューンとなり涙が出てしまいます。
これは大人を泣かせる映画です。
映画館の中でも、ポツンポツンと鼻をすする音が聞こえてきました。
子供にとっては単に、「家が飛んだ~、でかい鳥が来た~、犬がしゃべった~、戦った~、」という単純で表面的な部分しか味わえないことでしょう。
かつてのディズニーアニメの「ボルト」でも、ストーリー自体は、ひとひねりもふたひねりもしているので、子供にはなかなか本筋が分かり辛い構成になっていると思われました。
特にここ数年のディズニーアニメ、ピクサーという別会社の功績もあるのか、単に子供のために楽しい話をするのではなく、裏設定として、かなり成人向けの映画の作りになっているなと感じます。
「ウォーリー」然り、「ボルト」然り、「カールじいさんの空飛ぶ家」然り。最近では断トツでこの3つのディズニーアニメがお気に入りです。
私は大の映画好きですが、ディズニー映画だけ見ているわけではありません。
今回たまたま最近観たということで書いてみました。あなたも大人なら、是非大画面で、泣いて笑って堪能してみて下さい。
カールじいさんの空飛ぶ家、とっても楽しくて、それでいて泣けるアニメです。
昨年末子供たちが女房と観に行ったようで、面白かったと言っていました。
返信削除私もDVDがレンタルできるようになったらみてみたいなと思っています。
ちなみに我が長男(5歳)は、最後の方のシーンで家からいろいろなものを投げ捨てるシーンで泣きそうになり、理由を聞いたら「あんなに乱暴にモノを捨てたらダメ」ということだったらしいです。
いつもそうですが、我が長男の泣きのツボがわかりません。
>Majamさん
返信削除ども!コメントありがとうございます。長男君のコメント面白いですね(^。^)小さい子は、大人には想像もできないような感想を持ってたりするものですね。面白い!
この映画はかなり出来が良い上、大人向けに見えない大人向けの映画だと思います。DVDで観ること、おすすめです!