2009/12/19

「趣味」とは?

中毒患者より一転して、通常モード(?)に戻ります。病院カードやクレジットカード以外の、様々なカード類の処分が来年の目標。カード類8割カット!趣味も8割カット!海外ドラマも8割カット!もひとつおまけに、部屋のモノを半分カット!を目標にしたいと思います。

モノが半分なくなったら、さぞかし部屋も広くなるだろうなぁ。ベッドもソファーベッドにしようかなぁ。年末の大掃除はいつも以上に大変になる予定です。思いきって捨てることが重要になりそうです。

時間とお金がかかり過ぎる趣味より、”実”になることをもっとしたい。

たとえば掃除。家じゅうを掃除したりすることが楽しくなれば、部屋もピカピカ、なおかつ心も満たされる。みんなに感謝される。自分も嬉しく、人にも嬉しい素晴らしい趣味になりそうだ。


たとえば料理。速い・簡単・美味しいをモットーに、3分クッキングばかりに気を取られてきた私。じっくりつくる料理をして、人に食べてもらい喜んでもらえる。

(・・・でも実はドイツ製のかっこいいマイ包丁を持っている不思議な自分・・・いづれブログに書く予定)

生活や仕事に直結する楽しみも持つこと。

仕事が趣味のビジネスマン、家事が趣味の主婦、勉強が趣味の学生、研究が趣味の学者、お笑いが好きなお笑い芸人、などという方々は、分野を問わず、たとえのたれ死んだとしても、世界一の幸せ者だと思う。

私はほぼ別離しているので、スイッチON/OFFの切り替えを、日々とても大切にしています。趣味は熱が出るほどとっても楽しいけど、一方でとても不幸だと思ってしまうことも多々あります。

趣味について語っているホームページやブログを見ると、たいがい「仕事なんて」「生活なんて」というスタンスで書いている人が多いし、「趣味は仕事じゃないから楽しいんだ」と言ってますが、私の場合は真逆です。仕事と生活と趣味が直結していることこそ、かなり幸せなことだと思います。趣味が仕事になってしまった人も、これに同じです。

また、いくら趣味と仕事と生活が直結してなくても、仕事や生活を「そんなもの」なんて言いたくありません。人生はほとんど仕事と生活で費やされるのですから、その時間だって絶対に大切にしたいです。

職場や学校などでも、学ぶことはとっても多く、辛いけれども、その結果、良い人、良い先輩後輩、良い友人などに巡り合うことだってあります。実際、職場や学校で知り合った人と親しくなることが多いんです。

「趣味」についていろいろ検索してみると、「趣味がないなんて人じゃない」くらいの勢いで、「ここまでやらないと趣味とはいえない」を熱く語ったり、「自分が如何に趣味人で素晴らしいのか」を書いている人もいます。でも、そういう文章を読んでいると、その人の前に立ちはだかり、周りのみなさんに向かって

「すいませんねぇ・・・いつもうちのドラ息子が・・・失礼致します。お・・・おほほほほほほー・・・」

と言いながら、熱くなって顔真っ赤になったドラ息子と一緒に家の中へ退場したくなるくらいの気持ちになります。私まで、違った意味で顔真っ赤になってしまいます。(こういうブログを公開していることでも、私自身、既に半分顔真っ赤です。)

ここでいうドラ息子は、太宰治的に表現すればまさに「鉄面皮」です。

<参考web>衣食住に全く興味がない太宰治のエッセイ。なんだか私も、彼に失笑されそう。ええ、私は滑稽です・・・太宰さん。死ぬほど食器や包丁が大好きだし。でも、私はあなたみたいな人が自分の近くにいたら嬉しい派。自分が如何にアホなのかを再認識させてくれる貴重な人、太宰治。よく読んでます。

みなさんは、「趣味」というものについて、どう思われますか?

実になる趣味については、まったくないわけじゃないので、それについても書きたいですが、とりあえず、ドラマとか映画みたいな趣味なんて、ほんの子供のお遊びに過ぎないとクールに思える日が来るに違いないと信じています。

趣味万歳ブログと称して、実はブログで文章化することで”有言実行”力を高めたり、自分を見つめ直したいのだ。具体的に自分以外の所へ「宣言」することは、実行力を高めてくれる。

自分を固定させちゃいけない。フラフラしすぎるのもいけないけど、自分を石膏で固めちゃうのはもっと嫌。基本的にはフラット、ニュートラルでありたい。

登山を始めたのも、そんな思いが煮詰まっていたからかもしれません。

山の中で、単純に歩く、食べる、見る、そんな経験をしていると、自分がただの1匹の動物になったように感じ、頭の中もリセットされていく感覚がして、とっても最高-っに気持ちがいいのです。体だけじゃなく、心の不純物も定期的に排出したい。そんな気分になります。

そもそも仕事と人間関係の過剰なストレスから「ウォーキング」し始めたんです。今でも、山に登らなくても、頭にきているときや、ストレスで凹んだ時、オリに入れられたライオンのごとく(?)歩きまわっています。

かなりの距離も歩きます。一人では1km~15kmくらいの幅で長短問わず。最長は、地元から横浜駅まで25~6km歩きました。街中を、友人誘って、普通の格好+普通の運動靴で。(一緒に歩いてくれた友人に感謝!)100kmトレランみたいな過酷な歩きは一生しないかもしれませんが・・・興味はあります。

気軽にできる疑似トレッキング(?)としては、駅構内や駅ビル、デパートなど、一切エレベーターやエスカレーターを使わず、階段だけ使用して、ヘトヘトに疲れて「ああ、今日もよく登ったなぁ~」などと満足しています。(太宰治に失笑されそう)

実は山登り以上に、”歩くこと”が大好きなんです。友人になる人も、なぜか、歩くのが苦じゃない人、ウォーキングが好きな人が自然と多い。

山登りといえば”中高年ブーム”という言葉を昔からよく聞いてましたが、最近では、”おしゃれ「山女子」急増!”といったニュースをよく見かけます。なんでも今、カラフルな山ブランドファッションが流行りらしく、20~30代の女性の山登りがブームらしい。肉食系女子の次は山女子ですか・・・。

”山スカート”が流行りだとか。私自身、そんなつもりは全然なかったけれど、確かに山に登り始めてから、アウトドア的ウェアが増えたせいか、普段もちょいアウトなウェアを着るようになっていました。

機能性が抜群だから、普段着てても、いろいろな面で快適さが桁違いなんです。特に夏など汗をかく季節は、速乾&透湿素材の山ウェアは最高です。
「違うんだー!流行に乗りたいわけじゃないんだぁー!」と言いたいところですが、どうみても見た目、山女子ブームに乗っかってる人になってます。ブランドとか全然興味ないし、狙ってもいないのに、ほんとに偶然・・・。たまたまブームに乗ってると変な気分。

そういえば、「のだめカンタービレ」がブレイクして久しいですが、ピアノに関しても、これまた、たまたまずっと前からやってる訳で、たとえばあるクラシックの曲をこれもたまたま弾いてるだけなのに、漫画やドラマの中で、これまた、たまたまのだめが弾いてて、微妙な気分になり・・・「違うんだー!のだめが弾いてたから弾いてるわけじゃないんだぁ~!」と声を大にして言いたかったりして。(笑)

そんなこんなで、山だらけの国に住んでる日本人としては、気軽に登りやすい山が充実してて、ほんと、助かります。定年後、老後のお楽しみとして、隠居したような気持ちでするのではなく、バリバリ働きガリガリ学んでいる、「今を生きてる」人こそにお勧めしたい趣味のような気もします。(あ、また勧めてしまった。悪魔の誘惑・・・)

「映海山p」を、できれば「山p」だけにしたいなぁ。ヤマピー。ゴロがいいけど、山pのブログ、にしたら誤解招くな。(繰り返しますがジャニーズのNEWS、山pのファンじゃありません!)

4 件のコメント:

  1. あおみどりさん

    一言・・・おもしろい・・・

    昔は「腹の立つ事」ばかりに焦点あわせて「グチ」だらけの人生でしたが、今は「たのしい事」に焦点を合わせて生きてます。

    「グチ」は減り、しんどい事も嬉しく感じるしワクワクします。仕事をあれほどいやいやしていたのですが、いつのまにか今は調律が趣味という領域に突入ているじゃありませんか??

    う〜ん、これってかなり幸せってことなんですね〜〜

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  2. あおみどり12/19/2009

    >ピアノトオトさん
    コメントありがとうございます。そうです!ブログの画像を見ていると悪戦苦闘されていらっしゃることも多々あるかと存じますが、それでも私から見ると雲の上のような世界に感じます。お幸せなことだと思いますよ~。

    愚痴って吐いたら吐いたで何故か自分に跳ね返ってきて、あとで二重に凹むことが多いので結局、倍疲れるんですよね。私の場合はそれで尚かつウオーキング中毒とドラマ中毒重症患者になってしまいました・・・ただいま更生中です(^。^;

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  3. ウォーキングは会社を辞めたときに、毎日40分くらいは歩いて自分を見つめ直していました。歩かないと落ち着かず気持ちが悪くなりますね。

    メタボ防止にも最適ですけど、今はさぼっています。寒くなるといいわけにして、ますますさぼります、、、

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  4. あおみどり12/20/2009

    そうでしたか。そう、確かに、歩くとイライラやムカムカが徐々に消えて行って、頭真っ白けになるんです。それが気持よくて中毒になるんですよね・・・。動物園の中で、ライオンなどの猛獣がウロウロ動き回っていることが多いですけど、これって動物的な反応なんだろうなぁと思います。人間は猛獣なんですね(笑)

    朝、確かに寒くて起きるのも大変です!着替えるのも。でも朝の散歩は、夜と違って変な人もあんまりうろついてないし気持ちがよくて好きですね~。

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