2011/07/10

ラフマニノフ、本番。

以前、初見演奏日記ムービーをupしました。その後、ラフマニノフのこの曲を、レッスンしてもらうことになり、ついでに、今日開催予定だったピアノ発表会(小規模の、いわゆる”おさらい会”)で弾いてきたので、弾きたてホヤホヤ音声を使い、字幕日記をupです。

上記リンク(ラフマニノフ&モシュコフスキー)より初見演奏(初めて見た知らない曲をいきなり弾くこと)の感じをチラッと聴いてみてから、下記YouTubeをご覧いただくと、いっそう、「レッスン後」の変貌ぶりが伺えると思います。

音楽の演奏は基本、限りなく自由ではあるけれど、クラシックの場合では、いかに自己の勝手な判断が、曲の本来の姿を伝えるのに支障があるか、ということを痛感する日々です。

では、あおみどりの「初・ラフマニノフ」の本番演奏を、よろしければ、どうぞ☆

※ピアノはアコースティックのグランドピアノ(蓋全開)です。
※録音機材はしょぼいボイスレコーダー(オリンパス)です。

ラフマニノフ~プレリュード5番(作品32)~レッスン、その後。
http://www.youtube.com/watch?v=9f36dRVnnys



本番!

ピアニストだけじゃなく、音楽に携わる者なら必ずと言っていいほど通る道。

たとえ、観客が独りだけだとしても、いくつになっても緊張の渦から逃れられない日々。いかに、その緊張の中で、練習の成果、とやらを発揮するか?永遠の課題でもあります。

練習って何?何の為に?

やはりそれは。

本番。

そのものの為に、という気持ちが大半を占めます。

そして、そのほとんどが、魔の手によってあえなく崩され、「だめだった・・・(泣)」と後悔ばかりにさいなまされます。ほんとはだめなんかじゃないんだけども。

その場で、その場の人たちと、アンプのないアナログな世界で、生(なま)の音を共有する、この幸せ。録音機材などに頼らない、本番、という名の、一期一会の世界。

泣いても笑っても、それ一度きり。

そんな音楽もいいものです。たとえ失敗してしまったところがあったとしても。時間が経つと、全てが思い出に変わるのだ。ラジオ体操のライブ演奏みたいに・・・。

20年とか、30年とか。人によってはもう50年とか弾いてたりします。

そのながーい時の中で、一度きりの音楽の祭り!楽しまなきゃ、損損!

とはいえ、”楽しめる”ようになるまでには、それなりの時間がかかっちゃうけど。まぁ、いいや!

50年経っても緊張するんだ!

とはいえ緊張ってかなりのやっかいもの。上手く緊張と付き合える上級技を、速く習得したいです。

そんなこんなのラフマニノフでした。

(ショパンも弾いたけど今回はムービーにはしませんっ)

はふ~。久しぶりに緊張した日曜日なのでした。

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