柔軟blogを立ち上げようかと思いましたが、気楽にここで考えをまとめつつ、だらりと語るのもいいのかも。というわけで。
ここ数カ月の間、頭では分かってはいても、心と体はなかなかしぶとく。
毎日のように大地が揺れていたせい?毎日軽い船酔い状態で、吐き気がしていたのでした。
出勤できないとか食べられない、というほどではなかったものの、いつも体が揺れている気がしていました。実際、気象庁のサイトを見てみると、体感出来ないレベルの微震は数多くあったようです。今でもそれは続いてますが。
そこで、体感できない微震のごとく、自分でも気付かないレベルで体も心もすっかりおびえてしまっていたようです。
まるで、いきなり「余命半年」と医者に告知されたかのような毎日でした。
っというわけで、ほとんど本能的にしていた柔軟体操の話ですが、もう少し語ってみたいと思います。
もし、私と同じように、ほとんど無意識レベルの恐怖からくる体と心のこわばりに悩んでいる人がいたら。そんなあなたに是非お勧めしたいのが、「創作柔軟ゆるゆる体操」であります。
基本的なコンセプトは既に述べました。
けれど、もう少し、具体的に述べてみたいと思います。
●天井は空。ふとんは大地なり!
そもそも、私の推奨する「ゆるゆる柔軟」の世界に、上から物申す的な、体操の先生のおっしゃるような「型」とか「やり方」なんていうものは、はなっからありません。やり方、なんていうものを述べることはしません。けれど、ちょっとしたコツがあるとすれば、まずはそんなこんなのイマジネーションの世界です。イメージトレーニングとでもいいましょうか。
家で、ふとんやベッドの上でゴロンゴロンしつつ、天井を見つめている時、自分は四角い箱のようなものの中にいると思ってしまうと、せっかくのゆるゆる感が台無しです。体を柔らかくする前に、心を柔らかくするため、「ここが部屋である」ということを忘れるのがポイントです。
●音楽は鳴らさない。自然の音を聴け!
ついつい音楽を鳴らしてしまいそうになりますが、天井は空。ベッドが大地なら、窓を開け、じっと耳をすまして自然に聞こえてくる音に耳を澄ます方が効果が高いと思います。テレビなどはもっての他。心をますますこわばらせるような情報などは、この際シャットアウトします。余計な電気を使わないのもコンセプトですから。
●動かしたいように動かす。ただこれだけ。でも・・・
最初はなかなかそんなこともままなりません。いわゆる私の場合は「震災ショック」のような状態だったので、すっかり体がこわばっておりました。かといって、ただ横になってても、仰向けになっても、心臓辺りが苦しくなってるので、なんとなく辛さが体から抜けていきませんでした。
そこで自然と、変な方向に手足を伸ばしたりするようになってました。
そこから「別に決まり切った動きなんてどうでもいい」と思うようになりました。
いきなりスポーツマンシップにのっとった正しい柔軟体操とか、スポーツクラブなどで教わるストレッチをしようにも、体が思うように動かないのでそれも辛くなってしまいます。
「ナンダ、コレハ!?」
岡本太郎の有名なこのセリフ。これがなんとなく脳裏によぎってました。たまたまこの時期、岡本太郎の特集番組などがやっていたからでしょうか?
芸術は、きれいであってはならない。
芸術は、ここちよくあってはならない。
しかし、ここは、是非とも心地よくなりたいもの・・・。あえて。「きれいであってはならない」のセリフにあやかってみることにしました。
「なんじゃこれは!」的なポーズをとります。いわば岡本太郎的な芸術ポーズです!
なんだこのポーズは・・・人が見たら、まさに、なんじゃこれは!といわれそうな、変な動き。変なポーズ。でも、これが、なかなか癒されるのです。スポーツマンシップなど捨てて、とにかく動きたいように動きます。それだけでも、だいぶ、こわばっている体がゆる~くなっていくのがわかります。
しかし。
「スポーツマンシップなど捨てて」などと言ってはみたものの。心の奥底に隠れたスポーツマンシップが時々発揮されてしまうもの。特に、柔軟やってると、ついつい「いつかきっと180度足を開脚してやるぜッ!」とか変な野望が出てきます。元気になってきた証拠でしょうか?
まぁ、それはそれ。ということで。
創作ゆるゆる柔軟生活日記でした。(まだまだ続く!?)
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