なぜかというと、具体例を書き出すと、一冊の本になってしまう量になりそうだったからです(笑)
加えて、気をつけないと単なる愚痴にもなりやすく、書いている方も読んでいる方も不快になるものです。
それでいったんは削除してしまったけれど、今回はちょこっと例を紹介しながら、最強人物さんを例にして考えた、コミュニケーション上役に立つ方法を書きたいと思います。(笑)
完璧な人間なんてほとんど誰もいないと思います。
自分だって不完全すぎる人間です。
もし自分が「完璧だ」と思っていたら、その人に現状以上の成長はないと思います。
誰だって得手不得手があるものだし、仙人レベル(?)になれる人はごく少数。
だからといって、仙人と友達になりたい人はそうはいないと思います。
魅力があれば好きになるし、欠点も長所でカバーしていくのが人間らしいと思います。
あいつは、ああいう駄目なところがあるけど、こんないい面もあっていいやつだ、みたいなことです。
そんな中で、一緒にいて自分の為になる人、楽しい人、気楽な人、面白い人を自然とチョイスしているものだと思うのです。類は友を呼ぶように。
最強人物Aさんには、結果論としてはとても自分の為になりましたが、一緒にいても楽しくない、気楽でない、面白くない、ダメなところばかりが目について、いいところを探そうと思ってもなかなか探せない、というないないづくしな気分になってしまった結果、残念ながら、ついに「苦手な人」になってしまった訳です。
仕事上ではどんなに苦手でも付き合わないといけません。だから普通は、気を使って生きている人が多いのです。
気を遣いすぎて逆にぎくしゃくしてしまうのも問題ですが、世の中には、不思議と「全く気を使わない人」がいるのです。
気を使った結果、一番楽な事なかれ主義に陥っても、人としては冷たく、人間的な魅力も薄くてどうかな?と思いますが、全く気を使わない人は、人には自分に対して最大限の気を遣わせているのが現状です。
けれど、100発100中、言いたいことをそのまま気を使わずに言って生きている人は、人が言いたいことを言えば必ず反論してきます。
「うん、そうだね」と相槌すら打てないのです。
必ずといっていいほど「だって」「でも」「違う」と否定形で応対してきます。
ここである会話を例として挙げてみようと思います。
私「曇ってますね」→Aさん「でも午後からは晴れるらしいよ」
こんな何気ない会話ですが、Aさんの会話の特徴としては必ず、最初に否定形を持ってくる、という法則がありました。
もし私なら、「曇ってますね」と言われたら「そうだね」とまず肯定します。
実際に今時点で曇ってるわけなのですから。その上で「ただ、天気予報見たら、午後からは晴れるみたいだね!」と持っていきます。
Aさんはまず人の言うことを一発目に否定することでしか会話ができない人でした。
話しかけても、ほとんど「いや、~」「でも、~」「違う、~」で応対されるわけです。これが朝から晩まで続いていると、その人に話しかけることが怖くなってくるくらいです。
私はこのAさんの特徴を早くから察知していたので、いつも、話しかける際には気を使っていました。
否定できないような話を振ってみても、内容を否定するわけじゃないけれど「いや、」とまず言ったあと、無言になったりしていました。
無言です・・・・。絶対に「そうだね」って言えない人なのです(笑)
Aさんにとっては「いや、」と、まず一声が出てしまうのは、どうも癖みたいでした。けれど、内容的に否定できることではなかったので、無言になってしまうというわけです。
けれどAさんの批判はもとより、自分自身への言い聞かせ、として、人の言うことはまず肯定すること(または一旦受け入れること)が、コミュニケーションを円滑にする方法だと思うに至りました。
自分だって無意識にAさんみたいになっているかもしれません。
ですから、自分に対しては、絶対に慢心しないのが一番です。もしやってしまったな、と思ったらすぐに自分に気づけるかどうかがポイントでしょうか?
神経質にならない程度に気にしていると、職場のコミュニケーションがうまくなってくると思います。
会話はキャッチボールだ、と昔から聞いてはいましたが、会話のボールを投げたら、まずは一旦キャッチしないと次のボールは投げれません。
間違ってもいきなりバットで打ち返して、相手の体に当たってしまうようなことをしてはいけないな、と思います。
野球のキャッチボールをイメージしていると、自然と自分の気持ちも優しくなってくるものですね。相手が取りやすいようなボールを投げようとするからです。
YESマンになれというわけではなく、否定する前にまずは受け入れる。これが大事だと痛感します。
どんな何気ない日常会話でも、人の言うことに対し、いきなり無意識に否定形の言葉で返していないかどうか、自分を常にチェックしてみることをお勧めします。
このAさんの、今となっては笑える話、として小説風に書いてみようかと思いましたが、常に人の言うことを否定する会話って、なかなか続かなくて断念しました(^。^;
でもいつか、Aさんと私の会話と題してネタとして書いてみたいな、とひそかに思っています。これって悪ノリ?私も性格悪いですね。
(つづく!?)
やはり会話の上手な人と言うのは、いったん相手の話をきちんと受け止めてくれますよね。そしてそれを否定する場合でも、柔らかく否定してきますよね。
返信削除こういうことが無意識にできている人はすごいと思いますが、やはり意識しながら話さないとなかなかできることじゃないですよね。
そのためにも、ゆっくりとした口調でしゃべるというのは良いことのようです。早口だとしゃべることでいっぱいいっぱいになってしまい、他のことを考える余裕がなくなるかららしいです。
まだまだ色々勉強しないといけないですね。
>majamさん
返信削除最近すぐ寝てしまってnet久しぶりになってしまいました。m(_ _)m
ほんと、おっしゃる通りです。
そして、実はこの手の話題は今までは避けようとしてきたのですが、ついに書いてしまいました。という感じです。
ゆっくり話す、これもいつも意識していたいことかもしれないですね。とはいっても普段そんなに早くしゃべれない体質なんですが!(^^;
ゆっくり話すタイプからすると、テキパキシャキシャキ話すタイプが羨ましかったりするんですが、ゆっくり話してても頭の中ではテキパキしなきゃいけないのは難しいですね。
一時期、話し方教室に興味がありました。今でも話し方レッスンとボイストレーニング、両方興味ありますが、ピアノも習ってるので、これ以上習い事すると共倒れしそうなので避けてます。通ってみたいです。