2011/10/04

山登りすると変わること。

いきなりプチコラム。そんなこともあります。写真を差し込みつつダラリと語ろうと思います。

毎日のように激しい運動している人には分からないことかもしれませんが、なんとなく気になったので書き出してみました。山登りの行程を書くことより、なぜかこっちが気になる!っていう話題をネタに、だらりと語ってみようと思います。

<変わることその1>
お腹がすく。どんどん空く!

(><)これは困った話です。もうどんどんお腹がすいてくるので、変な時間にも食べたくなってくる始末です。

山登りって、平常の生活とはかけ離れた世界に、わざわざ時間をかけて出向いて、まるで冒険でもするかのような時空間で行う異次元(?)的な運動なので、下山後は、すぐにそんなこたぁ忘れてしまう訳です。

けれども、もう、とにかくお腹が空きます。それで「あ、そうか。山登ってきたんだ。これは、来るな・・・空腹地獄が!」と思います。

どのくらいかというと、それはもう、夜更かしなんかしてると、気持ちが悪くなってくるくらいお腹が空きます。普段はあんまり動物性たんぱく質を取りたいという欲求が少ないですが、お肉やお魚がめっちゃ食べたくなります。そりゃぁもう、食欲が成長期の中学生みたいになります。

これって、基礎代謝が上がった、ということだと思いますが、山登りの時のこの症状は、普通とはちょっと違うように思います。

その昔、学生料金が割引料金で安かったということもあり、スポーツクラブに通っていたことがありますが、その時の疲れは、もうただただグッタリで、疲れで食べれなくなることもしばしばでした。食事がおいしくなることはなります。けれど慣れてくれば、そんなに山登り後ほどはお腹がすくことも無く、普通の生活が出来ますです。

山登りって、科学的なことは知りませんが、基礎代謝が上がる以上の何かがある気がしてました。体って、脳と同じで、使わないところはどんどん衰える代わりに、使えば使うほどどんどん成長していきます。筋肉見てれば一目瞭然ですね。

山登りは、山に行くことから始まります。ただ運動する訳じゃないんですね。その山を取り巻く大自然の中で、新鮮な空気満載の中呼吸し続ける、ということが、おそらく普通の街に住んでる人の体にとっては、かなり異例なことなんです。

新鮮すぎる酸素とか、大自然や樹木などから発されている何かを、常に長時間体に取り込んでは、老廃物を排出し続ける。これが何時間も続くわけです。

常に変化する環境に適応してきた人間様ですから、そりゃぁもう、数時間でも、何かが変わってくるに違いありません。しかし、異常にお腹が空く原因がとても知りたいですが、科学者ではないので分かりませんが、まぁ、そんなことがあるということで。

<変わることその2>
妙に心が「無」になる!妙に動物の気持ちが分かる?

普通の生活だけを延々としているだけだと、この感覚はなかなかつかめないと思います。

旅行に行ってくるだけでもそんな気分になりますが、山登りから帰ってきたあとは、それを凌駕するごとくのレベルで異様に脳がスッキリしています。

きっと新鮮すぎる酸素を吸い過ぎたせいかと思うのですが、異様に頭がスッキリしてきて、そして「無」になっているというか。しかも異様にお腹も空いているので、水を飲むだけでもめっちゃ美味しくなっていますし。飼っているワンコの気持ちも手に取るように分かってきたり。しかも、人間って言うより、動物として(?)としか言いようのない感覚で。

両手両足をフルに使って岩登りとかしたせいでしょうか?脳からは体の隅々にまで神経が届いているから、普段はほとんど退化しかかっていたはずの脳や神経に、久しぶりにスイッチ入って、異様な感覚がよみがえってくる、そんな変な感覚です。

「異様な感覚って何だ?」と思われるかもしれませんが、至って普通の人として単純にそう思うだけで、自分でもよく分かりません。。。

風向きや方向感覚が異様に研ぎ澄まされてるとか、体に不足しているのはどんな栄養なのか、と言ったことも、自分の体に聞けばすぐ分かる。そんな医者いらずの動物的な感覚に磨きがかかってくるような、変な感じ!

ワンコがお腹すいた、って思っているのもすぐにキャッチできるので、絶妙なタイミングでおやつを与えることもできます(?)なんて変な感覚!?

ワンコは何も教えられてないのに、体の調子が悪くなると、散歩中に勝手に草を食べます。しかも、2~3種類くらいあって、それらをちゃんと選んで、より分けて食べてます。「なんでそれを食べると体にいいって分かるの?」と思いますが、山登りした後、なんとなくその気持ちが分かるようになります。「だよね。」って。あ、日本人的なこれまたあいまいな表現。いけないなぁ。。。

<酸素に原因が!?>

別に酸素信者ではないのですが、新鮮な酸素を大量に吸い込む、ということが体に変化をもたらす、としか言いようがありません。だからといって、酸素バーにいけば同等の効果を得られるのかと言えば、それは違うと思いますが。

けれど、吸わないよりは吸った方がちょっとは変化があるかもしれないし!?分かりません。

水とかごはんとか。ほんとに異様に美味しくなるし、常にお腹が空いている感覚に襲われるので、3度のご飯がめっちゃ楽しみな行事に思えてきます。

めんどくさそ~に食べている人とか、「太っちゃう~」とか言いながら食べている人に殺意が湧くほどです。まるで自分が常に飢餓状態を恐れている野生動物になったかのようになります。ええ、これは本当ですとも・・・。しばらくすると、忘れますが。

動物のせつなる思いとは。常に「お腹すいた」・・・まずはコレなのであります!人間様になってしまうと、これをつい忘れてしまいますね。でも、これってとても幸せなことかもしれません。

山登りって、気軽に出来るまさに、サバイバル!?一歩間違えば、確実にあの世行き!そんな世界で数時間生き続けるだけで、この有様。(><)

今回の山行は、往復のドライブを除くと、朝7時過ぎ~夕方5時過ぎくらいで、約10時間かかりました。休憩も多く、撮影もしていたせいもありますが、約10キロ強の行程で、約10時間かかった計算になります。1時間、1キロ、の超・超・スローペースな山登りでしたが、その分、たくさんの酸素を吸ってきたことになります。





人は酸素で、ハイになる!?


酸素を吸うと、お腹がすく!?


今回、久しぶりに本格的に山に登ったら、「脳と酸素の関係」みたいな本読んで勉強したくなりました。

NET検索でも、ダントツで「酸素と脳」とか入力してます。(笑)いろいろ知ることは、楽しいですね!

さて。

よくわけわかりませんが、1か月も山の中で山菜取りや水くみや狩りをしながら生活したとしたら、下山後は確実に体も頭も生まれ変わってそうですね。

そんな生まれ変わり感を味わいたくて、登りたくなるのかな?

経験しないと分からない、この感覚。癖になります。あまり登りにいけないけれど。。。

山頂でお湯を沸かす時の、この幸せ感!


あ~。おなか空いた!(><)


喉乾いた!!水くれ!水!!


そんな単純過ぎる世界にどっぷりと、長時間浸かっている時のこの動物的な感覚!


もう文法だの、情報とかもどうでもよくなって、詩人にでもなって、アフリカとか行って、その日ぐらしとかしたくなってしまいます。危険だ・・・。

どうしようもないプチコラムでした。m(_  _)m読んで下さりありがとうございました。

来月は、山梨県の大菩薩嶺(だいぼさつれい)の辺りに登りに行く予定です☆

憧れの、未知なる大菩薩峠!早く行きたい!

2 件のコメント:

  1. こんにちは!

    山登り。紅葉がこれから奇麗な季節ですね。帰ってくればそんなに変化があるんですか?すごいことですね。近所を散歩して外の空気を吸うだけでもすっきりしてお腹もすくのですから、相当効果があるのでしょう。(いかに普段運動していないか・・かもですが^^;)

    やはり癒し効果というのは「酸素」に大きな原因があるのでしょうか。不思議な能力や、感覚が得られる効果。人間の本来の姿の様ですね。人間もカテゴリーでは動物ですし。

    科学的なことはよくわかりませんが、限りなく「神に近づく」というのはどうでしょうか?^^

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  2. 初コメです。yukiさんのブログでもお世話になっておりますswgnです。

    コメントは初めてですが、以前からこちらのブログにはちょこちょこお邪魔させていただいてました。
    ペプシマンシリーズ大好きでした!

    実は私も山好きで、近所の低山を中心に一家で山登り(というよりハイキング)を楽しんでおります。
    大菩薩峠には去年登ったのですが、その時に秋の大菩薩峠の隠された魅力を発見してしまったので、あおみどりさんにもお知らせせねば!と思いコメントした次第です。

    秋の大菩薩峠の魅力…それはバイオ4の村にそっくりだという事です。
    大菩薩峠~福ちゃん荘の間だったと思いますが、もう使われてない山小屋があり、その周辺の雰囲気がそっくりなのですよ!
    枯葉の積もった山道、不気味な山小屋、そして屋根の上のカラス…。
    もう気分はレオンです!

    是非あおみどりさんもレオン気分を味わってみてくださいませ。
    好天に恵まれることをお祈りしています。

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