
写真は、金時山下山時の、最終的な風景。
国道に出るまで、なだらかな斜面の、こ~んな樹林帯を通過するのですが、あちこちにある木々の根っこが見えまくりの風景は、見方によってはちょっとホラーで、けれど森の木霊を感じるような不思議な空気感につつまれながら「はい、これにて金時山登山は終わり~」となります。
金時山の最後のコースは、肉体は疲労しながらも、ネイキッドでヌーディーな木々に囲まれ、木霊たちによって癒されるものでした。
そうそう。山歩きの疲労を軽減させるに良い方法を思い出しました。
足元ばかり見ていないで、木々や植物や風景を見ることです。当たり前のようですが、懸命に登ってるとつい忘れがちです。
実に効果的でお手軽な疲労回復法で、NHKの登山番組でも、田部井淳子さんはよく、「この花を見てくださーい」と言って、植物に見とれていました。
森林帯を歩く時、そんな和み系のゆる登山が出来て癒されるので、荒涼とした3000m級の高山より個人的には超☆おすすめ!(もちろん高山には高山の良いところもあります
前回、金時山に登った時は、登りは違うコースで、下山も、知らず知らずのうちに違うコースに逸れてしまい、今回の標準コースとは全然違う場所へ降り立ってしまいました。
なので、今日の写真でみた風景が一番印象に残り、写真も若干大きめで掲載致します。
金時山といえば、金太郎伝説。昔懐かし金太郎。
大人になってみると、もはや、金太郎飴と、まさかり担いで熊に乗ってる典型的な金太郎像しか思い出せませんが、本屋で、金太郎の絵本を改めて手にして見て見るといいかもしれないと思い、今日は夜に本屋に行こうと思います(笑)
まさしくもののけ姫の世界ですね。
返信削除コメントありがとうございます。まさしくもののけが充満している山でした。1000年以上も前、金太郎が野山をかけめぐって動物たちを従えていたのも分かるような気がした風景でした。
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