2009/12/30

Everybody前進! ~Arashi~

ちょっとは分かってもらえる?好きな曲について。

ジャニーズ事務所のSMAPがブレイクしていた時もあんまりハマっていなかった私が、いきなり嵐のファンになってしまって早、数か月経過。

Everybody前進!

アルバム「Time」収録曲ですが、この曲が好き過ぎる!面白過ぎる!!

他にも好きな曲がたくさんあります。でもこの曲は、なんというか、気取って無くて、アイドル歌の王道感があふれている。わかりやす過ぎるメッセージ。それはただひたすら、

「前進あるのみ!」


ポジティブシンキング礼賛歌ですね。車運転しながら聴くのが気持ちいい!

嵐は全般的に「俺たちすごいだろ?アーティストだろ?」的な気どりがまったく無くて、親近感があり、単純に王道アイドルしていて好感持てます。

大野君の歌のうまさにカバーされていて、ずっと聴いてても耳が不快になりません。

あなたも今宵は、王道アイドルの上昇気運にあやかってみてはいかが?

昔、SMAP、キムタク大好き人間に囲まれていましたが、カラオケで歌いまくられていても、嫌いではないですがあんまりハマっていなかった私。

しかしいいまや嵐のCDを借りまくり、iTuneで自己ベストをリスト化して、パソコンでiTuneで車でも聴いています・・・

今のところ、自己ベストの曲達は以下の通りの曲順でリスト化しています。

(1)Believe…かっこいいっすね。

(2)Love so sweet…花男ですね。松潤ですね。

(3)A・RA・SHI…デビュー曲ですね。

(4)感謝カンゲキ雨嵐…分かりやすい嵐礼賛曲。あらしぃー♪

(5)風の向こうへ…めっちゃさわやかっすね。

(6)Everybody前進いまかなりツボってます。

(7)時計じかけのアンブレラ…意外な一面。物語チック。

(8)Step and Go…かっこいいパート2。

(9)マイガール…さわやかパート2。新作。

(10)Be with you…しっとり系。感動系。

(11)truth…かっこいいパート3。意外な低音にハッとする。

(12)Carry on…感動系パート2。大野君の歌声に涙。

(13)曇りのち、快晴…大野君ソロのさわやか曲。ドラマの役名で発売してますね。

(14)One Love…花男ですねパート2

(↓FINAL Remix feat.)
(15)WISH~Love so sweet~One Love…花男メドレーですね。私は類が好きでしたね。小栗旬が好きなのではなく、花沢類のキャラが好き。

最近はずっとこの曲順で延々と聴いています。カラオケ行ったらこれらは余裕で全曲制覇できそうな勢いですね(^。^;(でもラップは厳しい・・・)

いつも「何それ?」「誰それ?」的なCDを聴いていることが多い私も、嵐のおかげで世間一般にも通じる音楽の趣味を持つことができました(大袈裟ですが)

この爽やかさと、気取らなさ、明るさ、時々見せる渋さ、忘れ去っていたかと思われる(?)乙女心をくすぐられるような世界、単純なかっこよさ・・・。

世の中暗いニュースが多いせいか、知らずのうちにすさんでいた心の隙間に、アイドルグループの嵐の歌が入りこんできてしまったのでした。

2010年に向かって、Everybody前進ー!

2009/12/29

大好きなのにマイナー過ぎて話が出来ない~Blister~

イギリスのピアノDUO、ブリスター(Blister)が大好きです。
http://www.myspace.com/blisterduo

でも、「嵐が好きです」というのとは違って、遠く離れたイギリス、または時折アメリカで活躍しているマイナーな方達で、私自身、彼らのYouTubeのチャンネルを見てファンになったのですが、自分でもビックリするくらいファンになってしまいました。

YouTubeのコメントを見ても、みんな一様にそんな感動のコメントをしています。私も初めてYouTubeにドキドキしながらコメントしてしまったくらいです。poorなEnglishで・・・

好きだけど、話が出来ない、通じない、もどかしい。こんな気持ちになったことありますか?・・・というわけで(^。^;この方達のピアノが大好きだという話です。


'Blister' - The Funky Keyboard Duo sniper22b さんのチャンネル
http://www.youtube.com/user/sniper22b

この方達も、以前ブログで書いたレ・フレールと同じく、ブギウギを得意とする方達ですが、よりファンキーでポップなサウンドです。クラシックアレンジも得意みたいです。

Piano Lesson With A Difference (Part 2!!!)
http://www.youtube.com/watch?v=j6M8WqvD92Y

最初にこれを見た時聴いた時、「私の好きな世界はこれだ!」と頭の中で漫画みたいに電球が光りました。(初めて文字に色をつけてみました)

ショパンも好きだけど、やっぱりファンキーでポップで、乗りが良くて、でもノリだけじゃなく、心から楽しんで演奏している人の音楽は、純粋に人の心をひきつけます。

ジャズが苦手、という人も、この方達の演奏なら聴けるはず!

この方達のブギウギピアノは、かなりガンガン弾いているにもかかわらずあまりウルサクありません。グランド2台でのライブ映像も素敵でしたが、やっぱりブギウギには、箱型ピアノが丁度いいなぁと思いました。

アップロード済みの演奏は現在87個もあるので、是非、年末年始にこの方達の楽しくも高度な技術のブギピアノを楽しんでいただけたら嬉しいです♪

「Blister、いいよね」

なんて言っても誰にも通じないですが。

イギリス、ロンドン、アメリカ。実際に行って生のライブを聴きに行きたい!!



・・・なんでブログを始めたか?

それは単に思いつきで・・・。でもそれだけではなくて、自分自身にアンテナを立てることで情報発信というより、ただひたすら単純に中継点になりたいからかもしれません。

英語でブログ作れれば一番効果が高いけれど、日本語だけでも、どこからか来た人がたまたま目にして、たまたま知ったものがとても自分にとって有意義なものだったらとっても嬉しいのです。

あまり過去の自分を固定せず、四方八方に自分を解き放って、意外な検索ワードから入ったり、ありとあらゆる方向からブログやサイトを閲覧しているとたまにこういう出会いがあるので楽しいです。

”Blister”のピアノ、まさに偶然に出会って、そんな嬉しさの真骨頂を味わえました。ちなみに「blister」の意味は、主に皮膚にできるマメとかタコらしいです。

日本語で「俺たち、タコ!」って言っているようなもの。(笑)

話それますが、バンド名やユニット名っていろいろありますが、ラルクアンシエルとか、かっこいい名前だと思いきや、英語に訳すとRainbow。思いっきりカントリーバンドみたいじゃないですか!?

フランス語を既に知っていた私、ラルクを知った瞬間、一種のユーモアかと思っていたらマジビジュアル系でした・・・でもフランス語の響きは確かにかっこいい。

そういえば日本人ってあんまりミュージシャン自ら「タコ」みたいなネーミングつけないですね。イギリスのお国柄でしょうか。

2009/12/28

歩道橋から見た道路標識



真後ろから見るとけっこう大きいものです。

もう一つ☆お気に入りピアノ〜Honky tonk piano〜

まず最初にYouTubeからの動画をどうぞ。

Darryn's Honky Tonk Piano
http://www.youtube.com/watch?v=qtx7l9aVuA8

これはマジなホンキートンクなピアノですね!

ゴミのように打ち捨てられた、アスファルトの上のピアノです(笑)実は、調律の狂ったピアノも大好きなんです・・・。

ブギウギピアノも好きで、いわゆる酒場の熱気に対抗するかのごとく、チープなピアノでジャンジャカジャンジャカやってる音楽です。


ジャズでいうところのブルーススケールも、黒人の貧民街にあった調律の狂ったピアノから生まれた音階なのですが、そのジャズスケールのかっこよさとは裏腹に悲しい歴史があることを思うと、さらに、ブギウギピアノやホンキートンクのピアノの音色の世界に吸い込まれてしまいます・・・。

ブルーススケールとは・・・それもとりあえずyoutubeからおひとつどうぞ。

Blues piano Lesson - The Blues Scale {Beginner}
http://www.youtube.com/watch?v=aqLXxfqXZlw

とまぁこんな風に、古風なアメリカの風景が浮かぶようなピアノなわけです。

ブギウギピアノといえば、一昔前日本でも、「兄弟」という意味のフランス語で「レ・フレール」という兄弟のピアノユニットがブレイクしました。

Les Freres 公式web
http://lesfreres.jp/top.php

このユニットがブレイクする前、実はとってもローカルな場所で、間近でこの兄弟のピアノを聴いたことがあります。兄弟が昔アルバイトしていたという神奈川県逗子市のサンマルク、というピアノのある洋食レストラン兼パン屋さんです。

このこぢんまりとしたレストランで、すぐ目の前にあるグランドピアノで聴いた兄弟のブギウギピアノは、それはもうすごい迫力で、終始おっかけ気味(?)なファン達による手拍子が鳴りやむことはありませんでした。

良かったです・・・・・良かったですが・・・・・私個人的に、ちょっと調子が狂ってしまいました。というのは、ブギウギピアノって、静まり返った会場で、音の大きなグランドピアノで弾くと、けっこうウルサイ・・・んです・・・。(ファンの方、誤解しないでくださいね・・・)

なぜウルサイかというと、先ほども書いた通り、もともとは、酒場にある安っぽい音の小さなピアノから生まれた音楽だからです。

酔っぱらったおじちゃんたちが、ギャンギャン騒いでいる中、それに対抗するかのごとくジャカジャカやってきた音楽だからです。

当然、よく調整されたグランドピアノで、静まり返った中で聴いたら、その"ジャンジャカ"だけが表面に出てしまうため、かなーりウルサイんです。

なので、音楽はいいのに、どうもそのウルササに気を取られて凹んでしまうのです。大きい音ばかり聴いていると凹んでしまうのです。とはいえ私は普通のロックもハードロックも激しいジャズもいつも聴いてるんですが。

レ・フレール自体は好きなんですが、この、どうにもシックリこない感じは、車の中でCDで大音量で聴いた時も払拭出来ませんでした。どうにも音が大きすぎます。

最初にYouTubeで挙げた、ゴミのように打ち捨てられた、愛くるしくも懐かしいFunnyな音色のホンキートンクピアノ。(このYouTubeの動画の場合はさらにゴージャスなことにグランドピアノです)弦も緩みまくっていて大きな音が出ません。調律も狂ってます。けれど、そういうピアノで聴くからいい、ということもあると思います。

悲しい歴史を持ったブルーススケールジャズと同じく、ある音楽には、その音楽に適した環境と楽器も込みで花開いた歴史があると思うのです。

素晴らしすぎる大きなグランドピアノで酒場の音楽を聴く・・・このどうにもしっくりこない感じ。

ブギウギピアノは、環境が整い過ぎているきれいな場所で聴くとどうにもウルサく、聴いている間ずっと手拍子を打つのも疲れてしまいます。

レ・フレールのライブ。行きたい!と思いつつも、足が自然と遠のいてしまいました・・・。好きなんだけどなぁ、惜しいなぁ・・・。

「いや、実に惜しいですなぁ!」・・・おやじみたいな台詞がつい出てしまいます。

全くの個人的な意見ですので、これから聞きに行ってみたいという方は是非行ってみてください。楽しいですし損はないです。充実感があり眠くなってしまうようなクラシックのコンサートよりはお勧めできます。(変な意味ではありません。誤解なきよう)

クラシックもブギウギもホンキートンクも、それぞれに味があって好きですが、「その世界のもの」は「その世界」で聴くのが一番いい、ということですね。

ホンキートンクは青空のもとで、ブギウギは外国の乾燥した地域のパブで、クラシックはコンサートホールやサロンや部屋で。

そんな感じで、いろいろなピアノを、最適な場所で弾けたり聴いたりできたら、それが至上最高だな、と思います。

2009/12/27

旅先で弾いたお気に入りピアノ~Boston piano~

一時期、札幌を中心に、北海道ばかりに旅行にいっていました。

出先でアコースティックピアノを弾くのが好きな私は、当然のごとく、旅先で時間が取れそうな時は、どこかでピアノの練習室を安く借りれないか、NETでいろいろ調べたのです。

「ライズミュージックスクール」です。
http://rise5.com/

中でも、札幌を拠点とした旅の途中でも通いやすい「東急ストアー円山教室」http://rise5.com/maruyama_rentaru.html

こちらでは30分500円からグランドピアノを弾くことができます。


音楽院の生徒でもなく、飛び入りで利用できる場合、関東圏の相場からすると、かなりお得な料金です。ここへは2~3回弾きに行きました。

本当は、市民センターや区民センターなどで借りれるピアノのある会議室のほうが、大体3時間1枠で1000円前後なので、一番安くてお得ですが、営利企業の民間施設ではピアノの質もメンテナンスも上がるため、1時間1000円なら是非借りるべしです。

というわけで、通常家では電子ピアノを弾いており、グランドピアノの鍵盤のタッチが時折恋しくなるため、最低でも月に2回はグランドピアノを弾いているわけです。

日本ではヤマハが有名です。ヤマハのあらゆるグレードのピアノを弾いてきました。最高級のコンサートグランドピアノから、普通の家庭にもありがちなアップライトピアノ、今私が使っているのも、ヤマハの電子ピアノ、クラビノーバです。

貫禄のあるスタンダードの魅力があり、壊れることも飽きることも少ない日本の車のような安心感があります。(あくまで個人的な意見です)

けれど札幌に行って、旅のついでとはいえわざわざ2~3回くらい弾きに行ってたピアノは、ボストンピアノといって、日本人が設計したピアノではありませんでした。

ホストンピアノのページ
http://www.steinway.co.jp/piano/boston/index.html

私のピアノの先生曰く、調律師さん泣かせなので、あまりおすすめできないとの話を聞きました。会社はアメリカで、日本のメーカーのカワイが製造しており、純然たる国産ピアノでありながら、設計は老舗メーカーのスタインウェイとか。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ボストンピアノ

他にも、とあるピアノ屋さんで、プロの調律師さんとお話しても、日本で使用するなら、日本と同じく高温多湿の国で作った東洋産のピアノか、ヤマハやカワイを勧められます。

ただ、個人的な趣味は、ヤマハの音色とはちょっと違ったもののようで、多々出会ってきたピアノの中でもボストンピアノが一番自分の好みに合っていたので、仕方ありません。たぶん一生買うことはないでしょうが、どこが好きか、自分なりにまとめてみました。

・グランドの全グレードに黒い色だけどテカリのない「半艶」タイプがある
・クリア過ぎない、だけどシャープな感じもあり。
・弾いているうちに、とてつもない迫力が(響き易いのか?)
・貫禄あるけどどっしりし過ぎない軽やかさあり(近現代曲に合っている?)
・あまり日本では見かけない物珍しさ(外では滅多に弾けない)
・メイドインジャパンである(どこか安心感)
・少量生産である(量産型ピアノとはいえ限定版の魅力に通ずるものがある)
・No1よりNo2!(いわゆる第2ブランドの魅力?)
・天下のトヨタよりスバルやマツダが好き、みたいな(単なる趣味)
・またはクラウン買う位なら、カスタマイズしたプジョーが欲しい、みたいな(本当に単なる趣味)
・値段はそれなりに高いが、高すぎるということもない(良心的価格)

などなど。メンテナンスと調律が大変そうではあるものの、よく昔、家族が話して盛り上がっていた「もし宝くじがあたったら」で現実的な夢をとりあえずひとつかなえるとすれば、部屋を空調・エアコン完備の防音室にリフォームし、ボストンのグランドピアノをババーンと部屋に置きたいくらい、気にいっているのです。(でも近場にはなかなか気軽に弾けるところがない・・・)

グランドピアノで弾く、ということは、常に耳を研ぎ澄まし音を作らなければならない、ということでもあります。日々、季節ごと、音色が変わっていく楽器なのです。またそれだけ細やかな音色を出すことができるのが最大の特徴でしょうか。

ちょっと癖がある、調律が乱れやすい(?)、などなど、お構いなし。もともと、調律が多少狂ってきているピアノの音色も実は大好きだったりします。

電子ピアノで弾いたときに出てくる音は、サンプリングされた音であり、常に同じ音しか出てきません。自分で作った音ではありません。アップライトのピアノには、グレードにもよりますが、あっけらかんとしていてグランドピアノ程の深さが出しにくいです。家で練習するには良いのですが、舞台で弾くには物足りないですね。

やっぱりいきつくところは、ピアノの場合は、グランドピアノが一番だなぁと思います。いつでも変化している音色と付き合っていくのも楽しいものです。

「あれ?久し振りに来たら、今日のこのピアノ、ずんぐりもっくりしてるなぁ」「をを!なんだか調律したばっかりで生き生きしてるなぁ」と感じるのも、常に一定ではないピアノの生っぽさを感じるので、そういうところを含めて好きなのです。

もちろん最高級グレードのヤマハのアップライトピアノを試弾しに行って感動したこともありますが・・・アップライトに200万払うなら、その分ボストンのグランドに払いたいな~と思ってしまいます。

(とはいえヤマハの200万アップライトは素晴らしかったです。お金持ちならグランドピアノと一緒に買いたいくらいでした)

上を見るときりがないですが、値段より、自分の好みに忠実に、自分に合ったピアノを見つけに行くのも楽しいものです。

2009/12/26

売っていないものを買ってみる

一時期、食器に目がなかった私は、かつて2度ほど、食事に出てきた食器が欲しくなり、交渉して安く譲ってもらったことがあります。

今にして思えば、なんて厚かましいのでしょうか。でも食器大好き道をつっぱしっていたこの時期は善悪の区別が若干薄れていたことは否めません・・・。

けれど、手に入れるのが難しいようなすごい食器ではありません。お惣菜や、水を入れるだけの、何気ない食器たちです。その時その場の直感で、「コレいい!」と思った瞬間に、たまたま手に入れたい情熱の炎の元に火がついただけなのです。

一度目は、会社の人たちとの飲み屋での歓送迎会にて。真っ青な色が印象的な小鉢から目が離せなくなり、酔っていたこともあってますます厚かましくなっていたのでしょうか。相当酔っ払っていたこの客(=私)は、食べ終わった後のこの小鉢を手に持ってレジ近くの店員さんを呼びつけました。


「この小鉢、使用済みので構わないので売ってくれませんか?」

真っ赤な顔して頼んでしまいました。一度目は、「申し訳ありませんが、売り物ではありませんので・・・」と断られたような気がします。このお店は、器にこだわりがあったようで、実際、ちょっと離れたところに、作家さんの写真とコメント付きで手作りの器が売られていたのです。

けれど、この時欲しかった器は、その作家さんの器ではありませんでした。このお店が独自に使っていた非売品の器だったのです。でも、血走った眼をしたこの酔っぱらいはあきらめませんでした。

「そこを何とか・・・。この525円で!!!」

そうです。確かこの日、そうとう気が緩んでいた私は、小銭525円(+数円)くらいしか持っていなかったのです。私にとってこの525円は、この日その場で最低限支払えるなけなしのお金でした。

(職場では月会費制で飲み会代はそこから払うため、この日お金持ってなくても飲めたのだ)

それでもまた2度目、店員に断られます。

「しかしお客様・・・この器自体、新品でも3千円以上致しますので・・・」

記憶をたどると、たしかこんな風に言われて断られたような気がします。けれどお酒の力で厚かましくなり果てていた私は、さらにめげずに堂々と交渉を続けます。

「何回も使用していて、何度も洗って使っている古いもので構いません!」

この酔っ払いを相手にするのに疲れたのか、店員も少し折れて、「店長に確認して参ります。少々お待ちください・・・」と言い残し、手のひらに525円の乗せた酔っ払いの私を待たせること5分10分。

「分かりましたお客様!525円でお売りいたします!!」

新品3千円以上の青い小鉢、525円で見事ゲット!!
(きっと千円札を手に持ってたら1050円でgetしていたに違いない。)

このときの私の、青い小鉢に対する異常な熱意は、後にも先にもこれが最初で最後と思われました・・・が、数ヶ月後、しばらくして、今度は遠く離れた札幌の旅先で出てきた、水を入れてくれる何気ない透明のガラスのコップが欲しくてたまらなくなりました。

場所は札幌郊外の温泉街、定山渓の翠蝶館(すいちょうかん)。
http://www.jyozankei-daiichi.co.jp/suichokan/

総訪問数にして10回くらいは行っているかもしれない常連の宿でしたが、泊まったのは1回のみ。主に日帰りプラン、というプランで、岩盤浴とランチと温泉のセットに、札幌へ行くたび、札幌在住の友人と通いました。(一時期北海道ばっかり年に3回くらい行っていたのだ)

すると何回目からか、いつの日からか、水を入れてくれる透明なガラスのコップが変わったのです。このコップに今度は火がついてしまいました。

でもこのとき私はお酒を飲んでいませんでした。なので慎重に交渉に入ることになりました。加えて、訪れれば「いつもありがとうございます」とのお言葉を頂き、ほぼ常連客としての風格(?)を備えつつあったため、交渉に踏み切れたということも若干あるかもしれません。

「すみません。折り入ってお願いがあるのですが・・・」と交渉の第一段階に入ります。

「このガラスのコップを売っていただけませんか?」はい早速本題に突入です。

最初は少しびっくりなさっていた宿の方も、「少々お待ち下さい・・・」と席を外されました。案の定、「売り物ではございませんので、申し訳ありませんが、」と、一度目は断られてしまいました。

私はここで残念コールを続けます。ほんとうに残念で、残念で、自然と台詞が出てきてしまうので仕方なかったのです。

「ああ、とっても残念です。飲み口が厚くて、水を飲んだ時に、とても口当たりが優しくて良いですよね。・・・嗚呼・・・」

ため息交じりに語る客。きっと、変な人が来たもんだと宿の方を困らせてしまったことでしょう。

しかし、どうしても欲しかったため、せめて、どこのメーカーのものか、通販で買えるのか、など今度は質問攻めのコーナーに突入してしまう有様となりました。

きっと同伴していた友人はあっけにとられていたことでしょう。一人は地元の友人、一人は札幌に住んでいる友人。確か3人で訪れていたのです。

ガラスのコップがこんなに欲しくなるなんて。

この時期の私はどうかしていたのだと思います。一旦諦め、食事も終わり、さて温泉でもはいってくつろごうか、としていたその時!

「お客さま。こちらを。」

なんとガラスのコップを包んで下さり、ご丁寧にも紙の箱に入った状態で持ってきてくださったのです。1個1500円で譲って下さるとのこと。おお!それならば2つ頂きたいのですが、と、さらに交渉、3000円で2つgetです!

その場ではすぐに交渉できなくて落ち込んでいた所へ、まさかの提案。喜びは通常の買い物の2倍以上でした。

しかし、この年は、青い小鉢を無理やり手にいれたりと、少々血走っていた私です。今では絶対出来ないような、言えないような事を言ってしまいました。

「今後ももしかしたら、食器に目をつけたお客さんが欲しいと思われるかもしれないですね。食器をいくつかお売りになったら如何でしょう?」

おいおい、私は、何様のつもりなのですか?今の私なら、過去の私にガツンと言ってやりたいくらいです。しかし、言ってしまったものは仕方ない。このときの私は異常に食器万歳精神で成り立っていたのですから。

しかしその後、またその宿に行ったら、同じガラスのコップではありませんでしたが、宿の刻印のある陶器のマグカップなどが売られていました。この宿の熱烈ファンだった私は、なんだかちょこっと貢献できたような気がして嬉しかったのを覚えています。私のこのエピソードは全く関係ないにしても。

☆翠蝶館さま。この時は、ほんとうに無理を聞き入れて下さり、ありがとうございました。m(_ _)m☆

この宿のどこが素晴らしいか。一度だけ泊まった時、出てきた朝食をかつてケータイに収めた時の画像がこれです。


ジュースや牛乳の入ったガラスのコップ、まるで試験管みたいですね。けれど、食器だけでなく、食事の内容そのものもとても美味しく、盛り付けなどが、なんともオシャレで胸キュン度はかなりもの。

また日帰りプランで出てくるランチもこんな盛り付けで出てきます。


う~ん。和洋折衷でありながら、全体的にはアジアンテイストで、おしゃれな空間が広がった隠れ宿、といった感じでしょうか。男性だけのグループだと泊まれないルールがあり、女性同伴なら男性でも泊まれる、完全に女性向きの宿ですね。

また、無理言って売っていただいたガラスのコップはこちら。



画像で見ると、なんの変哲もないガラスのコップですが、飲み口に厚みがあるので、飲んでいてとても口に優しいのです。(この写真は中に水が入ってます。照明暗くて写りが悪い・・・ほんとはもっと素敵なコップです!)

売っていないものを買う。

・・・それには熱意と交渉が必要ですが、みなさまも、一度、チャレンジしてみてはいかが?

欲しいと思う非売品を交渉して購入する・・・。思わずしてしまった私の赤っ恥体験ではありましたが、意外に、買い物の原点を感じることができました。

値段が表示されたものをただ無言で買うのに慣れている現代人にとっては、値引き合戦以上に刺激的なことこの上なし。「交渉する」っていうところに原始的な何かを感じます。(原始的な何かって、何だろう。)

そんな私ですが、今は、食器よりプチ冒険に興味があるので、どこか、入れないところに交渉して入ってみたいなぁと思う、今日この頃です。(入れないところって、どこだろう。)

連続ドラマの最終回

数あるドラマの中でも「これは凄い!」と思う最終回には滅多にお目にかかれません。

特に海外ドラマには、推理小説でいうところの「犯人は誰だ!?」的な期待を絶対に持ってはいけないということを、多くのドラマから学んできました。

こういう面だけは、日本のドラマのほうがよくまとめてるな、と思うほど。日本人の場合は途中はどうあれ、”有終の美”を大切にする傾向があるように思う。さすがは、旅館での過剰サービス、商品を過剰包装するお国柄。

アメリカ人は経過を楽しむ傾向が強すぎる。そして最後で裏切られる。さすがはコスコみたいな倉庫型スーパーマーケット発祥の地だ。商品入庫そのまま山高く積み上げます!袋なし、過剰サービスなし、そのまんま持ってけ~ぃってなもんです。

あなたは日本旅館型?日本型百貨店型?それとも、ビジホ型?コスコ型?


私はどっちかというと、気軽に買い物できるコスコ型、気軽に泊まれるビジホ型。包装なんていらない。フランスで見た、長~いフランスパンサンドウィッチをそのまま手に持って帰っても構わない派。過剰サービスなんて勿論必要なし派です。構われるより、ほっとかれた方が幸せ派です。

それでも今回だけは、地味~に好きだったドラマの最終回がとても残念な結果に終わってしまったのがどうにも悲しく、うなだれてしまったのです。

こんなに視聴者ほっぽらかしにされても良いものか?ちょっと日本旅館の風情を懐かしく思う心境になりました。やっぱり日本の温泉旅館にもちょっとばかり泊まらせておくんなまし、と思いました。

それは、Dead Zone(デッド・ゾーン)という海外ドラマ。

主人公は、サイキック(いわゆるエスパー)の血筋をもともと引いていて、小さい頃から予想当てごっこなどをしていたが、大人になって交通事故に遭い6年間昏睡状態に陥ってしまう。主人公は、アメリカ人にとっては、とってもあちがちな名前「ジョン・スミス」。(「田中一郎」みたいなものか)

ジョンには婚約者がいたが、その婚約者は妊娠していて困り果てていた結果、ジョンが入院する病院内で親しくなった人と結婚してしまう。目覚めると全てを失っていたジョンは、自分の能力が今まで以上に開花してしまったのを知り、そのせいで今度は自分の超能力を使って人助けして生きていくことを決心する・・・。(ジョンの家系はとってもお金持ちで、生活には全然困らない設定なのだ)

軸になるストーリーと、なにより軸話とはあんまり関係ないような、脚本家のお遊び的、1話~数話で完結するストーリーが1本の映画並みの脚本で秀逸だったこのドラマ。とうとう「打ち切り」によって最終回を迎えてしまったのです。

魅力的で、主役級に活躍する脇役陣が、ず~っと主人公を取り巻いていたにも関わらず、最終シーズンでいきなりいなくなってしまう上、肝心な軸となっていたストーリーも解決しないまま終わってしまいました。推理小説でいうところの「犯人」が誰なのか、結末を匂わせておいて、パタッと終了。あっけない幕切れ。

本当、アメリカのドラマって残酷です。今までが良かっただけに、長年見てきたこの思いはどこへ行ったらよいものか。過去のシーズンの秀逸エピソードでも見て気を紛らわすしかないのかなー。

ストーリーには最低限の”終わり方”ってもんがあるだろうっ!とちょっと憤慨気味。

「Dead Zone」に限っては、有名な「24」みたいに人をむやみに殺し過ぎないし、むしろ死にそうな人を次々と救っていくドラマで、途中でストーリーがぐだぐだになっている感じもあまりなく、地味だけど良い脚本に恵まれていたドラマだったように感じていたので、期待していただけに、この残念感がたまらない。

結局言いたかったことは、好きだったドラマがこんな風にいそいそと退場するような終わり方になってしまって精神的消化不良に陥ってしまったということです。そうです、ただの愚痴です。

まだ何も終わっちゃいない最終回・・・って。んなアホな。(泣)

2009/12/24

階段、登ってみませんか?

(写真はケータイに入っていた札幌・大倉山のスキージャンプ台。ブログ文面とあんまり関係ありません)

あなたは、「階段」について、どんな思いがありますか?

山登りにはシーズンというものがあり、また天気予報に左右され、せっかく登ろうとしていても思うように登りに行くことができなかったりする。そこでハマったのが街中の疑似トレッキング。

大都会のド真ん中で出来る疑似トレッキング。それは階段!


ビルディング・デパート・駅・歩道橋・ショピングモール・マンション・自宅。いろいろなところに階段はある。

山はいつでもそこにある、というのと同じで、階段は、いつでもそこにある。けれどかなりの確率、嫌われている。なぜなら、疲れるから・・・。

なるべくなら登りたくない都会の山道。それが階段。

けれど、町中でちょっと目線を上にしてみると分かるように、階段とは、いつもそこにあるものであり、天気が悪くても、普段着でも、普通の靴でも、いつでも気軽に登れる山道みたいなものなのだ。

こんなにおいしい話はない。

そこで、街を歩く際にはなるべく階段を昇り降りするように気をつけて歩いてみたことがある。けっこうな確率、階段道はガラガラだ。待ち時間も全くない。

建物はたくさんあるけれど、この土地、このビル。維持費だけでも月いくらくらいかかってるんだろう、そう思うと、都会の山は、かなりなセレブ山といえる。

セレブ山にこっそり敷かれている完全なるフリーウェイ。Free・・・それは無料ということ。
(注:この場合本当の意味は無料ではなく「自由」らしいですね)

たとえ1Fから8Fまでだろうと、一度登って、そして買い物や物色後、こっそり裏道フリーウェイへ入り、階段を降りてみてはいかがでしょう。

建物によっては、ものすごくオシャレな階段もあり、階段脇には、通いなれたデパートの一角に、見たこともない空間やお店があったりする。また、都会であればある程、階段伝いに、いわゆるビルディング間縦走、なるものもできるところがある。屋上に出れれば、建物毎に違った都会の景色を見ることができる。

自分だけの都会のセレブ山の、自分だけの階段フリーウェイ、自分だけの登山コースを大都会の中で設定してみては如何だろう。気軽にできて、ショッピングしながら足腰も鍛えられるのだ。

階段だけではなく、坂道なども加えることにより、身近な自分だけの疑似トレッキングが楽しめる。

維持費に相当のお金をかけていると思われるセレブ山を見つけてセレブ階段を制覇してみるのも、モチベーションを高めるにはいいかもしれない。

繰り返しますが、見なれた建物、通いなれたデパートにも、けっこうな確率、階段脇には意外なものがあります。また、何もなくても、居心地のいい空間がぽっかりとあいていたり、割と空いていておしゃれなトイレがあったり、ベンチがあったりする。そんな癒しスポットを発見するのも面白い。

寒くなってきて、そうそう山にも登れなくなってきたので、見なれた町、住み慣れた町中で、自分だけの疑似トレッキングコースを見つけるのが最近のちょっとしたマイブームなのだ。

さぁ、みなさん!階段、登ってみませんか?

2009/12/20

レコードの音

一時期、映画のレイトショーによく行っていた時期がありました。

レイトショーはほぼ23時以降に終わることが多く、0時過ぎることもしばしば。そこで、たまたま車のなかで、とある地方局のFMをかけることが多く、そこでまた、たまたま0時になると、地方局らしく、DJ不在の音楽だけのコーナーが始まるのでした。

最初は無意識に聴いていて、同行している友人とも、「これ何気に面白いねー」と、何気にハマっていることに気が付きました。レイトショーの帰りに車の中で聴く、普段はあまり耳にしたことのない、不思議な音楽・・・。文章だけでこの面白さをどうやって表現すればよいのでしょうか。

「うわ~このメロディの歌いっぷり!トランペットのお兄ちゃん、いい仕事してますなあ。」


「こ・・・これは。この世界は・・・何だっ!?この歌ってる兄ちゃん、何者だっ!?」

「これが言わずと知れた、あの、サタデーナイトフィーバーの世界ってヤツですかっ!?」

「まるでおとぎの国にいるようだ・・・」

「ゆりかごにいるみたい」

「コレ、マジ、ヤバイ、超カッケー!」(訳:これ本当にいいよねとってもカッコイイね!)

「セピア色の世界だね」
「これは鮮やかなオレンジ色かな」

「いかにも、新進気鋭、世に出たばかりのシンセサイザー使ってまっせ!の世界だよ」

(馬鹿にしているわけじゃありません!)

こんな会話が数知れず飛び出るような、レトロで、なおかつ新鮮な、ノージャンル的、音楽の世界。

CDなどの、ステレオでかつコンピュターで制御され作られたダイレクトでクリアな音ばかり聴いていると、これらの夜中のFMラジオから聞こえてくる音というのは、いかにもモノラル感漂う、復刻感漂うレコードの音のような、その場の空気までもが録音されているかのような、ライブ感さえ漂う濃厚な音で、聴いていると、「なになに?今の何?もっと聴かせて」という不思議な気分になるのです。

これは、私だけでなく、同行している友人さえもが、私と同じ反応でした。(類は友を呼ぶ!?)

「レトロだ」と言ってバカにしているわけではありません。断じてありません!

とにかく、いろいろなジャンルの、聴いたことないような音楽を聴けるというのが、新鮮で、ほんとうに、ただ、とても楽しいのです。けっこうFunnyな音楽もたくさんありますので、つい調子に乗ってトンデモナイ感想を述べていますが、単純に楽しいからそう言っているだけです。

世の中に埋もれてしまったであろう、1930年代~1960年代までの、いわゆる、ビートルズが出現する前までの音楽というのは、マニアでない限りなかなか聴くことができません。

そしてまた、いわゆる、「ムード音楽全集」みたいなもので、10枚組セットとかで売っているCDとも全然違う世界なのです。

このブログの左側にも紹介してありますが、こういう音楽というのは、いわゆる、「ムード音楽」という名前で存在しているようです。ムード、という言葉から想像するに、いかにもムーディーな世界なのか、と思いがちですが、決してそうではありません。多種多様なジャンルがあります。このジャンルは、何ジャンル?と思うような、不思議な音楽、不思議な歌もたくさんあります。

ブログの左側で紹介しております、「ムード・ミュージックの楽しみ」さんのサイトでは、こういった、世の中に埋もれてしまって、レコードでしか聴けない、しかも、そのレコードさえも、手に入れることが難しい音源などから選ばれた素敵な音楽を、CDで聴けるようにして下さっています。

レイトショーの帰り、偶然耳にした真夜中のFMから始まり、そして、そこからやっとたどり着いた、ムード音楽という世界。レコードの音の世界・・・。すべてが、わたくし、あおみどりのツボにハマってしまいました。

「なんて素敵な・・・」
そんな、なんてことないセリフがつい口をついて出てしまうような、ほんとに、素敵で、かつ面白い音楽の世界です。

いろいろとご紹介したい音楽がございますが、それはまた今度です。

2009/12/19

気がついたら嵐のファンになっていました

たまにはどうでもいいことを軽く語りたいな、と。

あんまり地上波のテレビを見ない私ですが、それでも”ながら見”でふと目にすることは多いです。それで不覚にも、気がついたらジャニーズ事務所のアイドルグループ、”嵐”のファンになっていました。

中でも、リーダーの大野智君のファンになっていました。自分でも知らないうちに、無意識に何かを好きになったりしているものではありますが、私自身全然そういう「ジャニーズ大好き!」キャラじゃないから、自分で自分にびっくりしています(笑)。

アイドルグループ嵐の、リーダーこと大野君。何かをたくさん秘めている謎のアイドル。


オブジェや絵などが趣味なようで、「freestyle」という個展を開いたり、よーく聴くと歌がウマ過ぎだったり(嵐の中ではリードボーカル)、踊りもすごい上手、テレビで一見話下手のようですが、たまたま車で聞いてしまったFMラジオでは美声でシャキシャキとパーソナリティを務めていた。釣りのし過ぎで色が黒いらしく、一見アイドルぽくないけど、それでもジャニーズの王道アイドルなのだ。

謎だ!謎すぎる!気がついたらファンになっていました。近寄りがたく冷たいイケメン集団の感じがするNEWSとは違って、嵐は親しみやすいキャラが多く、なにより大野智君のキャラが謎すぎて気になって仕方ありません。

なんでこんなに気になるんだろう。彼は一体何者!?

◇おまけ~wiki

「趣味」とは?

中毒患者より一転して、通常モード(?)に戻ります。病院カードやクレジットカード以外の、様々なカード類の処分が来年の目標。カード類8割カット!趣味も8割カット!海外ドラマも8割カット!もひとつおまけに、部屋のモノを半分カット!を目標にしたいと思います。

モノが半分なくなったら、さぞかし部屋も広くなるだろうなぁ。ベッドもソファーベッドにしようかなぁ。年末の大掃除はいつも以上に大変になる予定です。思いきって捨てることが重要になりそうです。

時間とお金がかかり過ぎる趣味より、”実”になることをもっとしたい。

たとえば掃除。家じゅうを掃除したりすることが楽しくなれば、部屋もピカピカ、なおかつ心も満たされる。みんなに感謝される。自分も嬉しく、人にも嬉しい素晴らしい趣味になりそうだ。


たとえば料理。速い・簡単・美味しいをモットーに、3分クッキングばかりに気を取られてきた私。じっくりつくる料理をして、人に食べてもらい喜んでもらえる。

(・・・でも実はドイツ製のかっこいいマイ包丁を持っている不思議な自分・・・いづれブログに書く予定)

生活や仕事に直結する楽しみも持つこと。

仕事が趣味のビジネスマン、家事が趣味の主婦、勉強が趣味の学生、研究が趣味の学者、お笑いが好きなお笑い芸人、などという方々は、分野を問わず、たとえのたれ死んだとしても、世界一の幸せ者だと思う。

私はほぼ別離しているので、スイッチON/OFFの切り替えを、日々とても大切にしています。趣味は熱が出るほどとっても楽しいけど、一方でとても不幸だと思ってしまうことも多々あります。

趣味について語っているホームページやブログを見ると、たいがい「仕事なんて」「生活なんて」というスタンスで書いている人が多いし、「趣味は仕事じゃないから楽しいんだ」と言ってますが、私の場合は真逆です。仕事と生活と趣味が直結していることこそ、かなり幸せなことだと思います。趣味が仕事になってしまった人も、これに同じです。

また、いくら趣味と仕事と生活が直結してなくても、仕事や生活を「そんなもの」なんて言いたくありません。人生はほとんど仕事と生活で費やされるのですから、その時間だって絶対に大切にしたいです。

職場や学校などでも、学ぶことはとっても多く、辛いけれども、その結果、良い人、良い先輩後輩、良い友人などに巡り合うことだってあります。実際、職場や学校で知り合った人と親しくなることが多いんです。

「趣味」についていろいろ検索してみると、「趣味がないなんて人じゃない」くらいの勢いで、「ここまでやらないと趣味とはいえない」を熱く語ったり、「自分が如何に趣味人で素晴らしいのか」を書いている人もいます。でも、そういう文章を読んでいると、その人の前に立ちはだかり、周りのみなさんに向かって

「すいませんねぇ・・・いつもうちのドラ息子が・・・失礼致します。お・・・おほほほほほほー・・・」

と言いながら、熱くなって顔真っ赤になったドラ息子と一緒に家の中へ退場したくなるくらいの気持ちになります。私まで、違った意味で顔真っ赤になってしまいます。(こういうブログを公開していることでも、私自身、既に半分顔真っ赤です。)

ここでいうドラ息子は、太宰治的に表現すればまさに「鉄面皮」です。

<参考web>衣食住に全く興味がない太宰治のエッセイ。なんだか私も、彼に失笑されそう。ええ、私は滑稽です・・・太宰さん。死ぬほど食器や包丁が大好きだし。でも、私はあなたみたいな人が自分の近くにいたら嬉しい派。自分が如何にアホなのかを再認識させてくれる貴重な人、太宰治。よく読んでます。

みなさんは、「趣味」というものについて、どう思われますか?

実になる趣味については、まったくないわけじゃないので、それについても書きたいですが、とりあえず、ドラマとか映画みたいな趣味なんて、ほんの子供のお遊びに過ぎないとクールに思える日が来るに違いないと信じています。

趣味万歳ブログと称して、実はブログで文章化することで”有言実行”力を高めたり、自分を見つめ直したいのだ。具体的に自分以外の所へ「宣言」することは、実行力を高めてくれる。

自分を固定させちゃいけない。フラフラしすぎるのもいけないけど、自分を石膏で固めちゃうのはもっと嫌。基本的にはフラット、ニュートラルでありたい。

登山を始めたのも、そんな思いが煮詰まっていたからかもしれません。

山の中で、単純に歩く、食べる、見る、そんな経験をしていると、自分がただの1匹の動物になったように感じ、頭の中もリセットされていく感覚がして、とっても最高-っに気持ちがいいのです。体だけじゃなく、心の不純物も定期的に排出したい。そんな気分になります。

そもそも仕事と人間関係の過剰なストレスから「ウォーキング」し始めたんです。今でも、山に登らなくても、頭にきているときや、ストレスで凹んだ時、オリに入れられたライオンのごとく(?)歩きまわっています。

かなりの距離も歩きます。一人では1km~15kmくらいの幅で長短問わず。最長は、地元から横浜駅まで25~6km歩きました。街中を、友人誘って、普通の格好+普通の運動靴で。(一緒に歩いてくれた友人に感謝!)100kmトレランみたいな過酷な歩きは一生しないかもしれませんが・・・興味はあります。

気軽にできる疑似トレッキング(?)としては、駅構内や駅ビル、デパートなど、一切エレベーターやエスカレーターを使わず、階段だけ使用して、ヘトヘトに疲れて「ああ、今日もよく登ったなぁ~」などと満足しています。(太宰治に失笑されそう)

実は山登り以上に、”歩くこと”が大好きなんです。友人になる人も、なぜか、歩くのが苦じゃない人、ウォーキングが好きな人が自然と多い。

山登りといえば”中高年ブーム”という言葉を昔からよく聞いてましたが、最近では、”おしゃれ「山女子」急増!”といったニュースをよく見かけます。なんでも今、カラフルな山ブランドファッションが流行りらしく、20~30代の女性の山登りがブームらしい。肉食系女子の次は山女子ですか・・・。

”山スカート”が流行りだとか。私自身、そんなつもりは全然なかったけれど、確かに山に登り始めてから、アウトドア的ウェアが増えたせいか、普段もちょいアウトなウェアを着るようになっていました。

機能性が抜群だから、普段着てても、いろいろな面で快適さが桁違いなんです。特に夏など汗をかく季節は、速乾&透湿素材の山ウェアは最高です。
「違うんだー!流行に乗りたいわけじゃないんだぁー!」と言いたいところですが、どうみても見た目、山女子ブームに乗っかってる人になってます。ブランドとか全然興味ないし、狙ってもいないのに、ほんとに偶然・・・。たまたまブームに乗ってると変な気分。

そういえば、「のだめカンタービレ」がブレイクして久しいですが、ピアノに関しても、これまた、たまたまずっと前からやってる訳で、たとえばあるクラシックの曲をこれもたまたま弾いてるだけなのに、漫画やドラマの中で、これまた、たまたまのだめが弾いてて、微妙な気分になり・・・「違うんだー!のだめが弾いてたから弾いてるわけじゃないんだぁ~!」と声を大にして言いたかったりして。(笑)

そんなこんなで、山だらけの国に住んでる日本人としては、気軽に登りやすい山が充実してて、ほんと、助かります。定年後、老後のお楽しみとして、隠居したような気持ちでするのではなく、バリバリ働きガリガリ学んでいる、「今を生きてる」人こそにお勧めしたい趣味のような気もします。(あ、また勧めてしまった。悪魔の誘惑・・・)

「映海山p」を、できれば「山p」だけにしたいなぁ。ヤマピー。ゴロがいいけど、山pのブログ、にしたら誤解招くな。(繰り返しますがジャニーズのNEWS、山pのファンじゃありません!)

2009/12/18

ある海外ドラマ中毒患者の手記

無趣味になりたい多趣味な私も、海外ドラマのことを語り出すと、ある種の自己嫌悪に陥ってしまう。というのは、どんだけのお金と時間と頭を費やしてきたかを思うと、かなり情けなくなってしまうから。

それはまるで心の底では「煙草やめたい」と思っている人が、煙草のことをブログで「いかに好きか」をあんまり語りたくないのと、たぶん一緒。どちらかというともっと、気軽に、普通に、薄~く楽しんでいたいのですが、廃人のごとくドツボにはまって、はや”ん”年が経過・・・。

でも今回、”ある決意”をしたので、恥をさらして文章化し、自分に言い聞かせるためにもネタにしました。

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(非常警告音!ブーッブーッブーッ)
★ここから先は中毒患者による中毒的な濃い長い文章が主に続きます。悪魔の誘惑あり。読んでいて訳分からない言葉もあり。以下、読む人はご注意下さい。立ち去るなら今です。
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まず前置きとして、私の海外ドラマ視聴方法は、購入したDVD、レンタル、有料サイト、無料広告収入サイト、AXNなど有料放送から焼いてもらったDVD、の5つです。地上波などのリアルタイム放送で視聴することはまずほとんどありません。自分にとっては「見たい時にいつでも見れる」ことが重要で、「放送時間」や「録画設定」なるものに縛られたくない為です。基本は、英語音声&日本語字幕、英語音声&英語字幕です。韓流なら、韓国語音声&日本語字幕。まぁだいたい、みんなこんなものでしょう。

そんな私も韓流ブームには完全に乗り遅れていました。世間でヨン様ブームの時、私は、アメリカのドラマの「LOST」「24」「Heroes」「デッド・ゾーン」「4400」等にハマっていたから、これ以上見ていくのが完全に時間が足りず不可能だったのです。(「プリズンブレイク」は、最初の数話で挫折。なぜかハマりませんでした。)

そう。「SmallVille」を知った時は既に「LOST」にもハマっていました。とはいえまだシーズンは続いていて、アメリカでは最終シーズン6が来年の2月から始まってしまいます。ああ、魔の誘惑がもうすぐやってくる・・・。

「LOST」のロケ地はハワイで、ハワイに行っても滅多に見ることができない、ジャングルみたいな山の奥地の映像がたくさん出てきます。まずその映像美にハマり、これもアメリカ版DVD-BOXでシーズン4まで買ってしまったのだ。(現在シーズン5まで視聴可能)

もちろんリージョンが違うので、リージョンフリープレイヤーと、パソコンでも見れるように、外付けハード再生機を買い、ほぼアメリカ版DVD再生専用で使っています。

アメリカ版DVD-BOXの価格、日本版の3分の1か、時期を遅らせ中古で買えばそれ以下。とっても安くて、コンパクトサイズで、場所も取りません。

けれど問題は、言葉の壁。自分で翻訳するか、参考サイトを参考にしないとついていけません。英語音声と英語字幕で、気になったシーンはとことん再生→英語字幕をパソコンの中でタイピング→翻訳。特に英語が大好きというわけではなく、単純に、何言ってるのか知りたいだけのために、こんなことを・・・。

それもこれも、海外ドラマは日本に入ってくるのが遅いんです!もしくは入ってこないものもあるんです!(中毒患者の言い訳?)

利点としては、生きた英語の中でいろいろなシャレた言い回しや、単語をたくさん知ることができます。英語力も知らずのうちに上がっていることでしょう。けれど、ただ、それだけです。英語が好きで、勉強もしてて、資格試験も受けてて、仕事にも多用してて、というのとはちょっと違います。ヒヤリング力は驚くほど上がりますが、かといって、どうなんでしょう。(?)

ですから、視聴にはだいぶ時間がかかっています。昔のドラマになると、海外版DVDには、英語字幕がついていなくて、話が半分しか分からずガックリしたこともありました。たとえば「LOIS&CLARK」のDVDがそうでした。
<参考web>http://www.warnervideo.com/loisandclarkdvd/

まぁ、とにかく、それほど海外ドラマが好きで視聴していたのですが、最近は、だいぶ気持ちも落ち着いてきて、かなりの度合い、睡眠導入剤として、寝る前に見ているような状態になってきました。英語だと、気を抜いてるとだんだん聞き取れなくなってきて、念仏にしか聞こえなくなってくるため眠りやすいからです。

でもこれって、逆にいえば、「この1本見ないと眠れない」という欠乏症と表裏一体。ああ、情けないったらありゃしない。けれどストレス過多で死にそうだった時、ドラマを見てわんわん泣くとけっこうすっきりするのを知ってたから、わんわん泣きたいがためにドラマ見たりしていたこともありました。

ストレス負荷→ドラマで泣く→ストレス解消!・・・の悪循環から逃れられなくなっていたのだ。

韓流ドラマに至っては、母が「チャングムの誓い」にハマったらしく、DVDBOXを買ってたので、母から借りてみた「チャングム」を皮切りに、2007年の夏に初めて「冬のソナタ」を最初から最後までDVDを借りて見て、これもまたすごく泣けるし、楽しかったのでものすごくハマっていました。

私のまわりでは、「ヨン様苦手~」とか「最初の1話で挫折した」という人がチラホラいましたが、人の意見など聞いてはいられないほど海外ドラマ欠乏症に苦しんでいたため、迷わず視聴。一気に最後まで見てしまいました。

その後、韓流ドラマを観まくりました。「ホジュン」「私の名前はキムサムスン」「パリの恋人」「コーヒープリンス1号店」「18・29~妻が突然18歳?」「宮~Love in Palace」「花より男子」そして最近観終わった「チュモン」。うわぁー・・・ちょっと思いだして書いただけでもこれだけのものがスラスラと出てくるなんて・・・。

どれもとっても面白かったです。特に、男性の方には、「建国」という壮大なロマンを描いた「チュモン」は、かなりおすすめできます。どんな難題にぶつかっても、問題だらけの四面楚歌状態でも、たくましく生きていく高句麗の建国者チュモンは、かなりカッコイイです。まわりの協力者たちも、悪役たちも魅力的。韓国版スターウォーズというのも頷ける。
(あ、勧めてしまった。これぞ、悪魔の誘惑→チュモン公式サイト

でも、これだけを見た時間とお金はもう帰ってきません・・・。(泣)

幸いにも、アメリカのドラマみたいに、シーズン8とか、シーズン9とかないから良かったです。韓流ドラマは、話数は多くても、そんなに長くは続かないので、観終わってしまったらそれで終わり。まだまだ健康的なドラマ視聴生活といえます。韓国語も、英語に比べたら分からない度が高いので、日本語字幕だけでしか見てないから、負担も軽く、観ていてとても楽です。

しかし、繰り返しますが、だから何?と言われればそれでおしまい。ええ、何にもありません。何にもなりません。これがそのまんまの私です。等身大です。アホなやつだと思って笑ってやって下さい。

時間とお金はもう返ってこない・・・。反省しつつも、今年も終わろうとしているさなか、ひとつの決意をしました。とある有料ドラマサイトの退会です。(S?ow?ime?です)

ドラマサイトとの決別・・・先ほど完了しました。〆日があるので、タイミングが重要です。でも早めがいいでしょう、こういうことは。善は急げということで、とりあえず1つの目標達成です!

2009/12/16

声を聴くのが好き

突然ですが、万国共通的な名前がつけられない趣味があります。

それは改まって「声」を聴くこと。いうなれば、清聴?ならぬ「声聴」?

無趣味になりたいとかいろいろ言っておきながら、やっぱり趣味が尽きることがないんだなぁ。

これは、どうやって表現したらいいんだろう。物心ついたときからの、2~3歳ころからの、たぶん一番長く続いている趣味なのです。

「声」そのものを聴くのです。そうするとあら不思議。その人が何を言っているのか分からなくなります。日本語なのにもかかわらず。人間の声が一番面白くて好きですが、動物の鳴き声も、単純に物音も含めて、「音」という音を「改めてよ~く聴く」というのが好きなんです。

「ああ、この人の声ってこんな声なんだなぁ・・・」と、その人の発する”声質”というか、その人の”体”という楽器から発せられた”声”を、楽器の音色のように聴くんです。


言葉そのものは分からない感覚で、妙に気を抜きつつ、心と頭を解放し、真っ白にして、声だけを聴くんです。

もし、相手の声をちゃんと聴いてるのに、具体的には何を言ってるのかわからなくなってることがあったら、まさにその感じ、としか言いようがありません。説明が難しいー・・・。(笑)

これはほんとうに小さいころからのマイブーム。癖ではありません。なぜなら、「あえて」聴くからです。姿勢的にはいたってまじめです。適当に聴くんじゃなく、かなり一生懸命聴くんです。

かつて、気軽に録音できるカセットテープレコーダーがあり、2~3歳の頃から、10歳頃まで、その機械が壊れるまで、「声を録音して再生して聴く」という遊びを、延々と懲りずにやっていました。

親曰く、「すぐ眠るし、起きてれば一人で勝手に遊んでたね。」だそうです。確かに、かなり小さいころから一人遊びが得意だったようで、朝から晩まで、自分の声録音→再生で大爆笑、をやっていたそうです。小学生くらいの記憶は時々ありましたが、それより小さくなってくると、親に言われるまでは信じられませんでした。

これはどこでもいつでもできる、数少ないお金のかからない趣味です。

これにはまると、「外国語」というものがなくなります。どこの地方でも、どこの国でも、人種も関係なく、この世でたった一つのその人の「体」から発せられる「声」そのものをじっくり聴いて、”声質”のようなものを感じることがたまらなく好きなんです。

ただ、気ごころ知れた人とかと、気を抜いてる時に、たま~に、その趣味がオートマティックに発動してしまい、「ごめん、もう一度おねがい・・・」と、相手の話を聞き直さなくてはならなくなるので注意が必要です。

あとひとつ、好きだけど困ってしまう声があります。それは、ナレーションやアナウンサーの声です。

旅先でよく出くわします。何とかシアターみたいな、薄暗い部屋や、ブースの中に入って、その街の映像をみたりします。そのナレーションの声が、どうにもこうにも強烈な眠気を誘います。NHK番組的、BS放送的なナレーションってなんであんなに眠くなるんでしょうか?

館内アナウンスとか、会社に電話した時などに出る、ものすごいプロフェッショナルな声質で応対している、湿度と温度がちょ~どよく調整された人の声も、たま~に聞くと、その人が何言ってるか分からなくなるほど、一瞬ぽーっとなっちゃいます。こういう声は決して嫌いじゃないですが、好きと言えば好きかなぁ。

ええ、嫌いじゃないんです。思いっきり心地よいのです・・・。旅先だと、なるべく活動しているときは起きていたいんですよ。でも、ナレーションの声の威力はすごすぎて抵抗できません。特に、普段からマイクロ睡眠している私としては、「あ、コレ来たか・・・」と、条件反射的に一瞬で確実に寝れてしまいます。

この性質のせいで、旅に同行している友人を何度も困らせてしまうので困ります。寝てる人を起こすのって気が引けますよね・・・。(ごめんよ・・・。)

個人的な趣味を語ると、わたしは「低い声」というものがたまらなく大好きです。低すぎるのもちょっと怖いですが、大人の男性のお腹から発されている低い声、女性でも低めの声の人が好き。

喉からしか出ていない大人の甲高い声、苦手。あ、でも時の人、マイケルジャクソンの雄たけび(ポ~ゥ!シュクチュク!)、歌、ともに大好きです。マイケルの声は高めだけど、お腹から声が出ていて、こぶしも効いてるし、音域が広いんだな。「This is it」2回観に行きました・・・。子供の声は全般的に録音したいくらい大好き。

ここを偶然でも読んでしまったみなさん。何て言ったらいいか表現に困る、名前のない趣味ありますか?

2009/12/15

無趣味になりたい多趣味な私

Amazon.co.jp:
読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー (ムックセレクト) アレン・カー, 阪本 章子 本

山pがどうしたとか趣味万歳ブログだと言っているブログを開設しているのに、なぜかこういう本が大好きです。しかもこの本は禁煙の本なのに私は非喫煙者。

でも誤解しないでください。私はタバコを否定している人ではありません。タバコが大好きな人は、どうぞどうぞ遠慮なさらずに吸いながら読んでください。しかも、禁煙を勧めているわけでもありません。タバコに対して、自分の立場がどう、ということが言いたいのではありません。ちなみに私の母は愛煙家です。

この本はこんなことを問いかけています。「なぜタバコを吸うのか、理由が答えられますか?」と。


そもそも、昔、弟に「これ読んでみなよ」って貸してくれたのがきっかけでした。私はタバコを吸わないのになぜ貸してくれたのか、今だに不明です(笑)。弟は、これを読んでたばこを自然にやめたそうで、きっと、そんな自分に驚いたから、思わず貸してくれたのでしょうか?最近ちょっと気になって、また、最近滅多に話をしなくなった弟に、ケータイメールで頼んで、弟の職場に置いてあったらしいのですが、わざわざ持ってきてもらい、貸してもらいました。

なので今回読むのは2度目になります。

なぜ読みたくなったのか。プロフィールにも書いておりますが、私ははっきりいって、多趣味です。家族全員が多趣味なので、きっと血筋なのだと諦めていました。私は、もういい加減に趣味を減らしたかったのです。趣味なんてなくていいとさえ思ったことも数知れず。特に「海外ドラマ中毒」を克服したくてずいぶん悩んでいたのです。

海外ドラマはやばいです。地上波をあんまり見ない私にとっては金食い虫ですし、日本ではなかなか放送してくれなくて、早く次が見たい!とか、余計な飢餓感に襲われ、ついついリージョンフリープレイヤーとか、アメリカ版のDVD-BOXを買ってしまい(安いんだなコレが!)英語でしか見れないのに一生懸命視聴してしまうのです。最近のDVDは英語字幕が標準で付いているので助かります。英語のヒヤリング力と、単語やいいまわしの知識は増えるので、それはよいのですが、いい加減にしないと体がもちません。

もう海外ドラマなんて見たくない・・・そう思えば思うほど、「その1回」が次の2回目へ、最終回へ、次シーズンへと向かわせてしまうのです。

これはまるで、禁煙に苦労する喫煙者みたいだな、と思ったんです。それでこの本が読みたくなりました。

この本はこんなことを問いかけています。「なぜタバコを吸うのか、理由が答えられますか?」
これをドラマに言い換えます。
「なぜ海外ドラマを見るのか、理由が答えられますか?」→答えられません。ただ見たいだけです(撃沈)

本の中からの一節を引用します。

<引用>喫煙者は「タバコはおいしい、リラックスできる、元気づけになる」と信じてタバコを吸いますが、これは単なる思い込みである。

そしてまたこの本は、タバコに関する様々な幻想をリストアップして語ってくれます。

<引用>・ストレスを和らげるという幻想・退屈を紛らわすという幻想・集中力を高めるという幻想・リラックスさせてくれるという幻想

うわぁ・・・海外テレビって怖い!と、テレビはタバコじゃないのにビビってしまいました。私は、むしろ、タバコより、海外ドラマなんかにはまってしまっている自分に対して自己嫌悪に陥っているのです。

しかし、日本のテレビをほとんど見なくなってしまったのは不幸中の幸いだったと思いますが、海外ドラマは一度その味を覚えてハマってしまうと、どうしても最後まで見たくてたまりません。お酒も(時々飲みますが)煙草もギャンブルもすすんではしないし、宝くじさえ買わない私も、海外ドラマだけは譲れない。「これだけは!私から奪わないでくれ!!」・・・完全にジャンキーではありませんか。

大好きな「SmallVille」に至っては、もうアメリカではシーズン10くらいまでいってしまうんじゃないだろうかという勢いです。日本ではまだシーズン6止まりですが。どうしてくれるんだヤングスーパーマンさん・・・。罪な人です。

AXN - 海外ドラマチャンネル|ヤング・スーパーマン

正直言って、テレビ見てたら人は何にもできません。大げさにいうと、見れば見るほど限りなく無能の人になってしまいます。良い作品は感性を育てて下さいますが、残念ながらそういう作品映像は稀です。素晴らしい人生を送りたかったら、適度に切り上げるのが正解だと思ってます。できることなら海外ドラマを見ている時間を、もっと別のことに使いたい。睡眠不足の原因になっていることもしばしばです。全然いいことありません。ただ、観ている間は、「すごく楽しい、癒される」・・・これは幻想?巧妙に仕掛けられた罠?

「禁煙セラピー」の本を読んでいると、自分に当てはまることが多すぎてほんとうに驚かされます。少なからず、人って、なんらかの中毒になっているものですが、一度中毒になると、そこから抜け出すのは至難の技。

山登りとピアノは良しとしても(ほんとかな)テレビだけは出来ることなら見るのをやめたい(これはほんと)。ニュースと天気番組だけでいいのでは?と思ってしまう。(←子供のころはアニメが大好きだったのに・・・なんて暴言)

そう思いながら、海外ドラマってやつは、どうしても次が気になって見てしまう。映画なら数時間で終わるからよいのですが、ジーズン6とか、7とか、8とか、ほんとうにやめて!続け過ぎです、SmallVille!

本つながりで、太宰治のプチエッセイを思い出しました。「無趣味」というエッセイがあるのですが、そこで太宰はこう言っています。衣食住にこだわるなんてくだらない、と。太宰らしいといえば、らしいのですが、テレビは衣食住ではないけれど、私も、一回無趣味な人になりたい。ニュートラルでいたいし、定期的に脳内リセットしたいです。

海外ドラマなんかに振り回されず、無趣味になって生活してみたい。「がばいばぁちゃん」みたいな生活したい。

<参考web>島田洋七オフィシャルサイト(がばいようちゃんどっとこむ)

「禁煙セラピー」の本の結末は、買うなり借りるなりして読んでみてください。最近はずっと、この本をことあるごとに読んでます。タバコ吸わないけど、吸うひとの気持ち、よくわかるんだよなぁ。吸ってみたいとさえ思っていたくらいなんです。

今日は用事があって休みでついでにブログをたくさん更新してしまった。ケータイからも写真付きで更新できるようになりました。海外ドラマ中毒治したい、海外ドラマ大好きなあおみどりでした。

ピアノの泣ける和音~モーリス・ラヴェルの「Miroirs(鏡)」

音楽では一時期すっかり他のジャンルに没頭し離れてしまってはいたものの、大人になってから改めてクラシック音楽を習いながら弾いてみると、時々、「泣ける和音」に出会います。

胸がキューンとなって、その和音や、お気に入りの小節ばかり音を鳴らしたくなる、泣ける和音。ジャズのコード進行にも、「泣ける進行」がありますが、クラシックピアノではひさびさの感動体験だったのでネタにしました。

画像は、モーリス・ラヴェルの「Miroirs(鏡)」という曲集の中の、最後の曲「鐘の谷 "La vallée des cloches"」の最後の2小節。デジカメで撮るのが面倒なので、ケータイで撮影しました。


ちなみにこの部分、ピアノだと両手で弾きますが、、音域は低音部、弾ける人は<ヘ音記号>をつけ、すべての音にシャープ<#>付けた上で弾いてください。

「鏡」の中では唯一、私にも、「とりあえず弾ける!(これはイケる!)」と感じた曲で、練習中でもありますが、まだこの曲ではレッスンを受けていないし、私は素人だし、まだ弾きこんでもいないので、詳しいことはここでは省きます。

ざっと楽譜を見ながら弾いていたところ、最後の最後が、こんな和音で終わるとは・・・。

フランス人、モーリス・ラヴェルは、日本人以上に日本人の感性をもってるな~と驚かされます。おもいっきりアジアンビューティーな和音なんです。

最も、フランス近代の音楽人や美術家は、時代的にも国中で日本の芸術が流行っていたこともあり、少なからずみんなこんな傾向がありますが・・・。

音をお伝えできないのがとても残念です。

しいて言うなら、邪馬台国や大和朝廷などの時代の神社仏閣や、京都の町並みが脳裏に浮かぶような古風なサウンドです。決してノートルダム寺院的雰囲気ではありません。

けれど中国でも韓国でもないんです。

どう感じてみても、大和朝廷時代の日本です。平安時代の十二単というよりも、聖徳太子が来ていたような礼服とか、あまりよく知らないけどヒミコとかが、脳裏に浮かびます。あえて時代を上っても、鳴くよウグイス平安京かな~といった感じ。

この和音が気になって気になって、何度も何度も最後の2小節を弾いてしまうほどお気に入り和音。日本人としての先祖から受け継いできた遺伝子が、「これ、超懐かすぃ~☆」って言ってる感じ。

「鐘の谷 "La vallée des cloches"」では、最初っから、アジアンビューティーサウンドが炸裂していて、これはどこの国の、何の「鐘」だろう?と気にせずにはいられない。

何の鐘なの?ねぇ、モーリスラヴェルすわん。

2009/12/14

イントゥ・ザ・ワイルド

「Into The Wild」公式サイト
http://intothewild.jp/top.html

ちょっとマイナーな映画の話。詳細が気になる方は公式サイトをご覧ください。その昔、しっかりと映画館に観に行ってしまいました。とある映画を見た時の予告で見て「これだ!」と思って日本での公開をずっと気にしてたのが懐かしい。

それと、ちょっと趣向を変えて、この映画のこと書こう!と思ったら、こんなページも私のお気に入りに入っていたので紹介します。

その1.Alone in the Wild Yukon Survival Saga
http://www.darkroastedblend.com/2009/08/alone-in-wild-yukon-survival-saga.html

その2.Unusual and Marvelous Maps
http://www.darkroastedblend.com/2009/08/unusual-and-marvelous-maps.html

その3.The Most Alien-Looking Place on Earth
http://www.darkroastedblend.com/2008/09/most-alien-looking-place-on-earth.html

どれも「darkroastedblend.com」よりのリンクですが、ちょっとワイルドで危険な香りがして、異国情緒と冒険心を満たしてくれる面白いページです。英語サイトですが、写真だけでもお楽しみ頂けると思います。


映画の「Into The Wild」は実話を元にして作られたものですが、物資不足の「Alone in the Wild」はかなり過酷だったようで、映画の主人公の末路は決してハッピーなものではありませんでしたが、こういった類の話に異様にひきつられてしまうのも性なのでしょうか。

「羨ましい!」というのが第一の感想でした。

この映画を見て、初めてショーン・ペンという俳優&監督のファンになってしまいました。こういう映画、撮ろうと思っても、なかなかこうはうまく撮れないだろうな、と思います。

変にセンチメンタルになり過ぎず、また変にドラマティックにもなり過ぎない自然な映像が、逆に感動を増します。アメリカの地方紙で、この映画の元になった人の記事が出て話題沸騰したというのも頷ける。

映画の中のとある男性は、突然、クレッジットカード含むカード全てにハサミを入れて処分してしまいます。たった一人で、必要最低限のものだけ持って、というよりはかなり物資不足の状態で家を出て、アラスカを目指します。いづれは家に帰るのか、それとも・・・?

結末はここでは書きませんが、冒険心を存分に発揮してくれる主人公に思わず共感。と同時に、何も捨てるものがない人間って何するか分からなくて面白いと同時に怖い!と思いました。

昔ほど、こういう状況にならざるを得ない人が多かったからこそ、奇人変人偉人が輩出しまくりだったんだろうなぁ~と思います。捨てるものが何もない人は、本当の意味での厳しい自由を味わえますが、一方で意外に不自由にもなります。

何も捨てれない人は、それはそれで維持するのにかなりのパワーを使うので不自由だけれど、安心感のある保険付きの自由を味わえる。「さぁ、あなたならどっちを選ぶ!?」と言われているような気がしました。

この映画を見た後、クレジットカード含むカード類をざっと並べてみましたが、おそろしい量になっていました。家出しなくても、バッサリと8割カットしてみたいなぁ~と思いましたが、今だカット出来ず、増えるばかりで放置しているカードもちらほら。

さて。怖いつながりで、その3.で紹介したページは、イエメン共和国の「ソコトラ島」を紹介したページです。場所はNetで検索すればすぐ地図が出てきますので、興味があれば検索してみてください。地図と言えば、その2.でリンクしたページは地図のページ。面白い地図がいろいろあって、昔の人の世界観を見ているようで面白いです。

さて、その3.のサイトの写真をご覧ください。ここは地球なのでしょうか?どこかの惑星に不時着してしまったような怖さと面白さが同居しています。

地球の風景なのに、地球じゃないみたいな植物と住居の風景。お金と時間がたくさんあったら、まずエジプトに行ってピラミッドを見て、次にソコトラ島行きたいな。(ミステリーツアーだなぁ)

でも、こんな島で「Alone in the Wild」になってしまったら、と思うと失神しそう。テントもなく、野営したとします。夜に月明かりだけで照らされる、あんな植物や、こんな植物。

あまりの恐怖に日本語も忘れ、何か変な言葉を発したりして、一夜明けたら昨日とは全く違う別人になってそうで怖いです。

金時山~Part2


写真は、金時山下山時の、最終的な風景。


国道に出るまで、なだらかな斜面の、こ~んな樹林帯を通過するのですが、あちこちにある木々の根っこが見えまくりの風景は、見方によってはちょっとホラーで、けれど森の木霊を感じるような不思議な空気感につつまれながら「はい、これにて金時山登山は終わり~」となります。

金時山の最後のコースは、肉体は疲労しながらも、ネイキッドでヌーディーな木々に囲まれ、木霊たちによって癒されるものでした。

そうそう。山歩きの疲労を軽減させるに良い方法を思い出しました。

足元ばかり見ていないで、木々や植物や風景を見ることです。当たり前のようですが、懸命に登ってるとつい忘れがちです。

実に効果的でお手軽な疲労回復法で、NHKの登山番組でも、田部井淳子さんはよく、「この花を見てくださーい」と言って、植物に見とれていました。

森林帯を歩く時、そんな和み系のゆる登山が出来て癒されるので、荒涼とした3000m級の高山より個人的には超☆おすすめ!(もちろん高山には高山の良いところもあります
前回、金時山に登った時は、登りは違うコースで、下山も、知らず知らずのうちに違うコースに逸れてしまい、今回の標準コースとは全然違う場所へ降り立ってしまいました。

なので、今日の写真でみた風景が一番印象に残り、写真も若干大きめで掲載致します。

金時山といえば、金太郎伝説。昔懐かし金太郎。

大人になってみると、もはや、金太郎飴と、まさかり担いで熊に乗ってる典型的な金太郎像しか思い出せませんが、本屋で、金太郎の絵本を改めて手にして見て見るといいかもしれないと思い、今日は夜に本屋に行こうと思います(笑)

2009/12/13

金時山(箱根)登りました


コースはいろいろありますが、今回は最もポピュラーに、

「金時神社」→「金時山頂上」→「長尾山頂上」→「乙女峠」→「乙女口バス停」→国道を歩いて「金時神社」へ戻るコース

で登山しました。夏に登った時は「金時山登山口」なるところからのスタートでしたが、今日は季節も落ち葉だらけの冬まっさかりの寒い中で、初めてのコースでの金時行脚となりました。


金時山まで75分・・・という看板がありましたが、いえいえ全然そんなものでは着きません。

2~3分の小休止をたくさん取り、グループ登山の方が後ろからわんさか来ていたら立ち止まり、流れが止まるまで道を譲り、写真を撮り、飲み物摂取、おかしを食べ・・・そんなことをしていたら75分では着くはずもありません。

楽しんで登るためには、頂上までは最低2時間、頂上で休憩後、下山にも2時間くらいの余裕を持って、合計4~5時間、自信がなければ5~6時間の登山と見て、朝は早めに家を出てください。

小休止、混雑時の思わぬロスタイム、駐車場やバス停や電車などの交通の不便さを考慮した上での所要時間と考えることが大事です。

箱根では最もポピュラーな山で、初心者の方でも登れますと紹介されていることが多いですが、実は初心者にはちょっとキツイ箇所もチラホラあるので、それなりの山装備が必要です。

山登りに最低限必要なものとは。ブログや公式サイト的なもの、書籍雑誌類で、これでもか!というくらい死ぬほどの情報量がNETで手に入りますが、たまたまここを読んでしまった人のためにも、あえて言いたい。

「山用ザック(リュック)」と「トレッキングシューズ」と「上下セパレートタイプの機能性素材の雨具」だけは買いましょう!

初心者向けの山とは言え、普段、犬の散歩やウォーキングレベルでも歩かない人、ハイヒールばかりはいている女性、メタボな方には、軽装だとけっこうキツイと思います。

金時山は、けっこう足場が悪いです。転びます。場所により気温の差があるため、思った以上に服を脱いだり着たりします。

今回は写真入りブログをするためけっこう写真を撮ったにも関わらず、googleさんのbloggerの、複数の写真を効果的に文章の合間に入れる方法がいまいち分からないためupできません(泣)
今日は登山したのでかなり疲労している為、次回に続く。

2009/12/12

好きな登山家と私の登山歴

<参考>公式WEBサイト
田部井淳子さん http://www.junko-tabei.jp/
佐々木大輔さん http://www.sasakidaisuke.com/

好きな登山家が2人います。一人は女性で初めてエベレストに登頂した田部井淳子さん。もう一人は、最近知った、プロスキーヤーでかつ登山家でもある佐々木大輔さんです。

田部井淳子さんは今年、NHKの番組にもたくさん出演されていましたが、そんな中でも特に「趣味悠々・登山入門」の番組が初心者向きで、なおかつtogetherしようぜでおなじみのルー大柴さんがパートナーであったこともあり、時折発されるルー語の数々に笑ってしまう、なごみ系の番組に仕上がっていて楽しかったです。


現在、水曜日の朝10時からやっている再々放送も終盤に差し掛かっているので、今後DVDが出れば購入して、きれいな映像と特典映像などを繰り返し観たいなぁと思う次第です。

田部井さんの登山履歴のすごいこと、WEBでも閲覧できるので是非一度目を通してみてください。登山に親しんでいない人が見ても、そのすごさをリストだけで実感できること請け合いです。

田部井淳子さんの海外の登山歴
http://www.junko-tabei.jp/overseas/index.html

対して私のトレッキング歴はまだまだ浅く、しかも日本しかありません。しかも何度も同じ山ばかり登ることが多いですし、レベルも中級止まり。

100名山を手当たり次第登ろうという気持は全くありませんし、高い山より気軽に日帰りで行ける、樹林限界区域を出ない範囲の低い山もけっこう好きなので、トレッキングというよりハイキングレベルであっても十分楽しんでいるお気軽なプチ登山愛好家です。


<あおみどりの登山歴> (標高昇順)

・近所の小山(山の名前不明/地元)100m以下
・鷹取山(逗子)139m
・大平山(鎌倉/天園ハイキングコース)159m
・金時山(箱根)1213m
・大山(伊勢原市)1252m
・長者ケ岳(富士宮)1336m
・石割山(山中湖村)1413m
・塔の岳(丹沢系)1491m
・木曽駒が岳(中央アルプス/千畳敷~頂上)2956m
・富士山(河口湖口/吉田口)3776m

えらそうに登山のことを語れるほどの経験がありません。

見てもお分かりの通り、神奈川県在住なので、どうしても周辺の山ばかり何度も行ってしまいます。

けれど、クライムつまり登山というより(ルー大柴みたい)トレッキングつまり山歩き、として考えると、これくらいの山を登れていれば、とりあえず中級者といえなくもありません。

明らかにひよっこの初心者向けとはいえない山道も多々経験しました。

日帰りできるのに意外にきついのが、神奈川県伊勢原市の大山(おおやま)です。私が初めて体験した”マジ登山”がこの大山でした。

普通、大山は、中腹までケーブルカーが出ているので、登り降りしなくても気楽に山を楽しめます。

けれど最初は富士登山のための練習登山だったため、初めてであるにも関わらず、ケーブルカーを一切使わず、市営駐車場からの正規ルートのスタートで女坂を経て山頂まで登り、また山頂から女坂を経て駐車場まで戻ってくるという”マジ登山”でした。

最初の大山登山の時は、杖もサポーターも使わないで、かなり軽装の”ゆる登山”のつもりだったためか、翌日は、朝起きてトイレに行くまで30分もかかってしまうという前代未聞の筋肉痛に襲われたのは今でも記憶に新しいです。一生忘れられない筋肉痛でした。

まず、朝、目が覚めても、体がまったく動かないのです。

ベッドから這い出すまでに20分以上かかりました。ほんとうはもっとかかったかもしれませんが。

それにこの筋肉痛の日は、とある資格試験を受けに行かねばならない日でした。

試験会場が割と近かったので良かったですが、一度体を動かしたら、そのまま動いていないと辛くて、一度座ろうものなら再び死ぬほどの苦痛を経ないと椅子から立ち上がるのも苦痛という、苦痛に苦痛を重ねるがごとくの苦痛地獄に陥ったのです。

階段なんてもっての他。街中ではエスカレーターやエレベーターや、バリアフリーの道を探しまくり。普通の歩道のちょっとした段差も苦しくて心臓バクバク。どうしても避けられないトイレも座ったり立ち上がったりが辛すぎる。

一度体を横にしたら、再び起き上がるのにまた10~20分以上かかるという具合です。

そこでいかに登山が辛いかを経験しただけに、その後、登山用品や登山ウェアをこれでもかというほど買い揃えていくことになるのですが、その話はまた次回。

とりあえず明日、既に登ったことのある山に再び登りに行くので、その感想も含め、好きな登山家については今後もっと書いていこうと思います。

ピアノを弾くという生活

4歳から始めたピアノ。17歳まで習い続けて途中中断、数年前から再び習い始めました。いわゆる「大人再開組」です。

山登りをDoor TO Door的考えで考えると、ピアノにも似ている面が多々あります。山登りとは、まず登山口まで行かねばなりません。紆余曲折を経て、また家に戻らなければなりません。

家に戻れなければそれは”遭難”です。

それほどまでにはならないにしても、長い長いピアノを弾くという生活を体験してみると、遭難していた時代がいかに長かったか、思いだすだけで感慨深いものがあります。


今はなんとか遭難せずに、コンパスと地図をもって天気図を確認しながら、目標に向かってピアノを弾くことを楽しんでいます。

プロを目指す人のような難曲を弾きこなそうとか、そういう高すぎる目標は全然ないのですが、単純に「弾きたいと思ったものを自分の手で弾きたい」という思いが異様に強く、そのためやめられないピアノ中毒患者のようになっています。

現在は特に、ショパンの「エチュード集」より、のだめも弾いてた有名な「10-4」あとは通称で「3度」「蝶々」「革命」を同時進行でエチュードとして練習しながら、ドビュッシーの「プレリュード集」より「亜麻色の髪の乙女」「パックの踊り」「霧」などを弾いています。

昔狂ったように練習していたショパンの「ポロネーズ集」より「1番」と「5番」、シューベルトの「即興曲集」より作品142-3、など、大人になってから再び習い始めてからは、主に技術の向上のため、クラシックを題材にしてピアノを弾くことが日課になりました。

気軽に弾けるポピュラーな曲もたくさん弾いてますがクラシックにはある種スポーツマンシップみたいなものを刺激される要素が多いのでハマります。

そんな中でも、上に挙げた、ショパンのエチュードとポロネーズ、ドビュッシーのプレリュード、シューベルトの即興曲、どれもが昔夢見ていた曲達ばかりで、練習にも熱が入ります。

もともと若いころに鉄を熱いうちに叩いていたのもあり、技術的にはなんとか上級レベル的な曲を選ぶことができましたが、大人になってから再開するのがどれだけ大変だったかを思うと、「継続は力なり」を改めて実感します。

ピアノと山登りには共通点がいろいろあることが分かりました。それは、昨日今日の付け刃では達成できないということと、持続力と根性が必要なことです。

ピアノも山登りも、頑張った先には、ある種の達成感が得られます。ピアノは時折達成感が得られないこともありますが、それでも、より標高の高い険しい山に挑戦するがごとくの気持ちで、クラシックでもより技術力と表現力が必要な、いわゆるレベルの高い曲を目指しています。

ショパンのエチュードはもうそれはそれは大変です。プロでも音大生でもなく、途中で中断していることもあるからなおさらです。けれども素敵な曲へのあこがれの気持ちは消えることがないので、山頂目指してがんばるのみです。

大げさに言って、そういう辛くて険しい芸の道をゆっくりでも歩んでいると、ちょっとした旅行でも、いわゆる「ツアー旅行」がおそろしくつまらないことにように思えてくるようになってしまいました。旅行も大好きでさんざんやってきましたが、たいがいは、個人で何もかも手配し計画する個人旅行がメインです。

たま~に、ツアー旅行や、ツアー登山に参加すると、どこか空しい気持ちに襲われてしまうのです。
これはあきらかに、あえて辛いことを好んでしまう病気にかかっているな、と途中で気づきました。

ピアノを弾くという生活は、楽しいことばかりじゃありません。

長く弾いていると楽しい割合が増えてきますが、どっちかというと、最初はとてもキツイ運動です。山登りにも同じことが言えます。自分の脳みそからの、快感を感じるようになるまでの麻薬が自然に抽出されるようになるまでには時間がかかりすぎるのです。そこを乗り切れるかどうかが問題です。

乗り越えてしまうと、普通なら辛いことはあえて避けるところを、あえて飛び込みたくなってしまいます。ピアノにしても、山登りにしても、普通の道じゃ面白くもなんともなくなってしまい、楽過ぎると逆につまらなくなってしまうのです。

ランナーズハイ中毒の人が、マラソンやジョギングをやめられないのにも似ています。

その昔、自分にはショパンのエチュードなんて無理、とばかりに、チョイスすることさえ避けていたのですが、再びピアノレッスンを受けるようになって、たまたまピアノの先生から勧められて「レッスンでやらなくたって、苦手な分野をどんどん弾いて~」と気楽に言われてから、目が覚めた気分でした。

そうです。山は無くなりません。いつでもそこにあるんです。自分が行くか行かないか、それだけなんです。ピアノ界のチョモランマに飛び込んでみると、ショパンのエチュードは意外に自分でも取り組めるものでした。

もちろんプロのようには弾けませんが、自分なりに形にしていけることを実感しています。

昔は、山頂なんて一生拝めないと思っていたのに。私には一生無理だと。

でも飛び込んでみるものですね。「・・・意外にイケる!」そう思い込んだら一直線にやるしかありません。アニメやゲームや映画の気軽な曲を弾いている時とは違って、ショパンのエチュードに代表されるようないわゆるクラシックの難しい曲は、かなりの度合いでスポーツマンシップを刺激されます。自分で自分の知らない一面を見た、という感じです。

そんなわけで、今日も弾くぞ~。これで”海外ドラマ”以外のブログネタを一通り書いたぞ~。明日は山に登るんだぞ~。山登り感想ブログ書くぞ~。

カールじいさんの空飛ぶ家

先週、映画館へ3D吹き替えバージョンで観に行きました。

最近のディズニーアニメはストーリーも立体映像も楽しめて素敵です。「ボルト」を見た時にも思いましたが、意外に大人向けな映画でした。この映画の醍醐味は10歳以下の子供には、なかなかわからないだろうなぁ~というのが第1の感想です。

カールじいさんは、なぜ家を飛ばしたのか。


その理由が分かるようになるには「家族構成」や「人間関係」や、人生そのものについて客観的に見れていないとなかなか分かり辛いものがあります。その昔、誰もが小さい頃、「サザエさん」の家族構成がよく分からなかったのと同じで。

この映画は、初めの数10分で、あるサプライズが起こるのですが、これがとてもせつなくて思わず泣いてしまいます。大人ほど胸がキューンとなるでしょう。

それで、最後の数10分でも、キューンとなり涙が出てしまいます。

これは大人を泣かせる映画です。

映画館の中でも、ポツンポツンと鼻をすする音が聞こえてきました。

子供にとっては単に、「家が飛んだ~、でかい鳥が来た~、犬がしゃべった~、戦った~、」という単純で表面的な部分しか味わえないことでしょう。

かつてのディズニーアニメの「ボルト」でも、ストーリー自体は、ひとひねりもふたひねりもしているので、子供にはなかなか本筋が分かり辛い構成になっていると思われました。

特にここ数年のディズニーアニメ、ピクサーという別会社の功績もあるのか、単に子供のために楽しい話をするのではなく、裏設定として、かなり成人向けの映画の作りになっているなと感じます。

「ウォーリー」然り、「ボルト」然り、「カールじいさんの空飛ぶ家」然り。最近では断トツでこの3つのディズニーアニメがお気に入りです。

私は大の映画好きですが、ディズニー映画だけ見ているわけではありません。

今回たまたま最近観たということで書いてみました。あなたも大人なら、是非大画面で、泣いて笑って堪能してみて下さい。

カールじいさんの空飛ぶ家、とっても楽しくて、それでいて泣けるアニメです。

ワンコと散歩と山登り

早朝ブログ開設後、早速ワンコと散歩に出かけました。ブログって、宣伝する前に、自己を紹介する文章をたくさん書きためておく必要がありますね。タイトルも詰めすぎたのでいづれ変更するかもしれません。

さて。1時間ほどワンコと散歩に行きました。最近は山登りすることが多くなり、そのことを多く語りたいところですが、それについて書く前に、ワンコとの散歩遍歴について書こうと思います。

私のワンコとの散歩歴はとても長く、それは小学生の時から始まりました。


最初は迷い犬だった雑種犬、次は個人ブリーダーの方から譲り受けたヨークシャーテリア、次は迷い犬らしくないけど迷い犬だったシベリアンハスキー、そして現在は個人ブリーダーの方譲りのトイプードル。中でもシベリアンハスキーは凄すぎました。それまでのワンコとは全然違いました。

雪の中を散歩していた時のこと、途中で滑って転んでしまったにもかかわらず、決して小柄ではないはずの、166cmもあるしっかりした体の私をそのままズリズリと引きずっていったのです。

さすがはシベリアンハスキー。そもそも迷い犬だったのですが、ある時、父と弟が海辺に行った時のこと。車の後ろのドアを開けっ放しにしていたところ、突然車内に乱入してきたそうです。

それもスゴイことですが、犬好きの家族ですので、里親探しを手伝うことにしていたところ、飼い主が見つからずそのまま飼うことになったのです。

またこの頃、シベリアンハスキーを皮切りに、犬を呼び寄せてしまう運命の星の下にあったのでしょうか。我が家には、玄関へ向かって立派な容貌の迷い犬が乱入してくることになりました。

シベリアンハスキーの次は、なんとダルメシアンが、次にビーグルが家の中に入ってきたのです。

ダルメシアンは飼い主を見つけることができましたが、ビーグルは見つからず、その代り里親をみつけることができました。しかし、何年も面倒をみてきたハスキー君は、とうとう逃げてしまいそのまま見つからなくなってしまったのです。

このハスキー君は脱走癖があり、どんなに強固につないでいても、ものすごい馬鹿力で鎖も杭も外してしまい、何度も逃げてはつかまえる、の繰り返しでした。

私の巨体も引きずって歩くくらいの馬鹿力をもっているのですから、脱走くらいわけないのかもしれません。

このハスキー君の散歩は半端な散歩では追いつかないため、父は趣味の単車を走らせながらかけ足散歩、または早朝に近所の小山に放して、自由散歩を存分にさせていました。(よく捕まえられたなぁと思いますが)

そんなわけで、現在はトイプードル君と散歩するのが日課となりましたが、家の中で放し飼い出来て、匂いも全然なく、毛も抜けず、小さくて馬力もなく、とても頭がよく、好奇心も旺盛で、遊ぶの大好き、という飼いやすく出来すぎたワンコなので、ハスキー君との格闘散歩がちょっと懐かしくなってしまいました。

そんなわけで、もともと歩くことが日課のようになっており、ウォーキングも好きだったので、たまたま友人から誘われて始めた山登りもかなりのツボに入ったまま長く続いている趣味のひとつになっていきました。

山登りはある意味ゲームに似ています。

「どこに足を置いて歩くのか」
「いつ水分や食事を取るのか」
「いつトイレに行くのか」

そんなことをひとつひとつクリアしていかないとゲームクリアできません・・・(そんなゲームがWii FITとかであればぜひやりたいなぁ)

・・・特に、「どこに足を置いて歩くのか」ということを、山登り程、いろいろ考えてすることはほとんどないと思います。

山の中を歩くことは、奇麗に舗装されたアスファルトの上を歩くこととは訳が違います。

その1.石ころだらけです
その2.岩だらけです
その3.砂だらけです
その4.湿っていて滑ります
その5.ずっと坂道ですorずっと階段です
その6.酸素が足りません(高い山の場合)
その7.暑過ぎますor寒過ぎます
その8.霧で前が見えません
・・・などなど

「単に歩く」だけでも、こんなにもバリエーション豊富な道に対応しなければならないということに気づいたら、もうあなたも山登りのとりこになることでしょう。

「ここはこうやって登ろう」とか「ここはどうやって降りればいいの?」とか「この道はなんじゃ~!?」とネイチャーショックを受けるのも、アスレチックや体感アトラクション、ゲーム感覚で、ひとつひとつ難所をクリアしていく、しかも人が作った場所ではなく、地球の自然が作った山の中という壮大な舞台の中でゲームが出来るのです。

楽しいことばかりじゃなく、辛いことも多いですが、山歩き・・・長くできる趣味としてはとても有意義でいいものだと痛感しているので、ぜひぜひおすすめしたいアウトドアスポーツです。

遅寝早起き生活

小さい頃は、毎日朝4時5時起きで、夜8時以降の記憶がほとんどないくらい、やたら早起きだった習慣が時折こんなことに役に立つのだなぁと思います。人生初のブログ開設だというのにまだ朝の5時前です。

20歳あたりからこれに「遅寝」の習慣が加わりました。それがきっかけで、「寝溜め」の習慣が時折必要になり、森のくまさんの冬眠のごとく爆睡することも多々あります。

これが足らなくなると、今度は、「マイクロ睡眠」の登場です。

この睡眠に関しては、検索すればすぐに分かるでしょう。たとえば、職場のトイレの中で2~3分完全に意識がなくなる、そんな瞬間睡眠です。(トイレの中の睡眠は男性には難しいですね)


ブログでは趣味について語るつもりが、ブログ書く練習に、と思い最初に書いたのは、睡眠のことになってしまいました。

睡眠は、人生を大きく左右するほど大事なもので、私の中では、寝る、起きる、というなんでもないことが1大イベントなのです。

「朝起きるのが辛くて・・・」というセリフもしょっちゅう耳にしますが、そういう人にひとこと言いたい。

「みんな辛いんですよ!いったいあなたは何年生きてきてるんですか!?」と。

なくとも20年以上”自我”の意識を持って生きていれば、寝る、起きる、こんなことくらい自分でどうにかしろ、と言いたいのです。

私だって辛いんです。よく「タフだね」って言われるけど。でも寝るにも起きるにも、今までそれなりの苦労を経てきました。特に、職場への通勤でかなり鍛えられたと言っても過言ではありません。

そんな中でひとつ分かったことがあります。それは、鉄分の大切さです。

20歳前後は、低血圧と比重不足で献血さえできなかった時期が実はありました。

その頃は朝起きるのがとても辛かったのです。鉄剤を飲むようになり、短い間スポーツジムへ通い、基礎代謝も上がり、もりもり食べました。そしたら朝起きるのがだいぶ楽になりました。

献血登録者、つまり血液ドナーとして、緊急時には献血来て下さい葉書が来るようになるまでに成長しました。

献血によって自分の体調と会話してみるのも手です。

もし現在比重不足、ということなら、今すぐ鉄剤買ってきて下さい。鉄分摂取(食事)と運動は血液を健康にします。睡眠を大きく左右する=人生を大きく左右するような気がします。

「朝起きるのがつらい」と悩んでばかりの人に言いたい。

みんな辛いんです。きっと鉄分が足らなすぎるんです。運動して基礎代謝を上げ、ちゃんと朝ごはんを食べて。朝日を浴びて。基本的に早寝早起きして。

これだけでだいぶ体が、睡眠コントロールできるようになります。
けれど、朝5時前にブログ開設して、夜12時まで起きていられるようになるには、さらなる訓練が必要になります。

それは、先ほども書いたとおり、「マイクロ睡眠」を取ることです。一瞬でいいので速やかに寝ることです。しかしこれも、慣れというか、ある種の精神統一、生まれ持った性質とセルフコントロールが必要になってきます。

私の場合は、生まれ持った性質によるところが大きいですが、集中力を要する仕事や趣味を持つことで、必然的に瞬間睡眠を否応なくとらざるを得ない状況になることができます。

だれでもうたた寝ができるように、うたた寝スイッチを作るのです。

うたたね寝スイッチ・・・。私の場合は、それは、「レ・ミゼラブル」の小説を思い出すことです。

かつてこれを読破しようと試みましたが、今だに1ページ以上読み進めることができないのです。「モンテ・クリスト伯」は文庫本にして5冊もある大作なのに、若いころ3~4回も読んだのにもかかわらず。

最近では、「レ・ミゼラブル」・・・こう脳裏に唱えるだけでマイクロ睡眠に突入できます。

まるで「開け、ゴマ!」の呪文の如く「来い、眠気!」です。

もちろん、気温やまわりの状況、体の疲労からマイクロ睡眠に入ることも多々ありますが、、「レ・ミゼラブル」、これは私専用マイクロ睡眠導入剤です。

ああ、いつかきっと読破したい。そう思いながら、、「レ・ミゼラブル」の独特な日本語翻訳は無性に眠気を誘うのです。

書いているだけでも眠くなってきてしまいました。せっかく起きたけどまたちょっと眠ろうかな。

趣味が多すぎて困ります

ブログをついに始めてしまいました。ああ、こんな感じなのね。googleアカウント取得からGmailやらblogやら。ここしばらく山と海と大地に親しんできた私が、急に21世紀新人類の仲間入りです。(もうだいぶ遅すぎましたが)

みくしぃも紹介されて開設したものの、私のケータイ、みくしぃには使えず、日記を書く習慣も日常をつづる趣味もないため、2~3年なにもせずほったらかしで全然続きませんでした。いや~みなさんごめんなさい。(みなさんって誰?)

さてこれから何を書いていきましょう。はい。映画と、海外ドラマと、山登りと、ピアノ。私の4大趣味について書いていきましょう。(3大趣味、のほうがゴロがよかったかな)