ピアノの先生と話をしていた時のこと。
「右手の小指が、私の親指くらいある先生がいたんだよ~」
と。小指が親指大・・・。さぞかし、革命の右手和音のTOPの音がよく聴こえてくる人なんだろうなぁ~と思いました。
相変わらず、右手小指が辛いです。
ショパンの曲は、全般的にそうなんですが・・・特に、私はポロネーズ1番2番5番10番が大好きで、よく弾きます。(5番だけは練習どまりで、なかなか思うようにいきませんが。巷で人気の3番6番はそんなに好きではないので弾きません。幻想ポロネーズは大曲過ぎて手がつけられません。)
やはり、右手和音を「パァァ~ン!」・・・と鳴らすことが多く(オクターブでパァ~ン!も多い)、その為にも、革命の右手和音を、いつもより増して「パァァァアアアア~~ンン!」と鳴らしている練習をしております。(革命は一応練習曲だしぃ~。。。)
革命に関しては、一部、その「パァァ~ン」が、他のワオンと比べても格別に、とっても辛い個所があります。弾きにくさワオンでいえば1位2位を争うくらいのワオンです。(今後和音のことを「ワオン」とカタカナで書きたいと思います。理由は特になし!)
先生にも相談しました。やはり、右手のワオンについては、
「そのうち鳴るようになると信じて、音が鳴っても鳴らなくても軽く添えておくのがいい」
とのアドバイスを受けましたです。
いま付いている先生の、そのまた先生は、手の小さい人のようで、手が小さい人用のテクニックを教わっていたそうです。(私の先生は指が長いからあんまり関係はなさそうですけどね)
本場欧州の音楽院の教授の重役クラスのおばぁちゃん先生が言うんだから、間違いない!そう信じて、今の先生についていくことにしました。
手が小さい人へ!
まずワオンに関しては、重要な音、たとえば右手小指(メロディ)、左手小指(ベース)などは外さないようにしながら、辛い場所の指は軽く添えるか、思い切って外して弾いてしまうのがよいとのこと。
手が小さくなくても、全部の音をペタッと同じように弾こうとしない方が、音にメリハリが出て、実際自分で聴いてても良い演奏になります。(今の私の革命は耳に痛い状態ですが)
レッスンでよく言われるのは、「大事な音と、そんなに大事じゃない音がある」という説明。大事な音だけは外さないように、あとは、気持ちを楽~にして弾くと良いです。
また、ショパンの曲のほとんどは「左手主導」のものが多く、真の主役は左手様だそうです。左手が強くないとショパンを弾きこなすことは出来ません。初心者用の曲がないのも辛いですね。
ショパンに入る前には、左手を右手同様強化できる、ポリフォニックな曲をやるといいようです。(ショパンはバッハ大好きっ子ですからね)
そんなこともありつつ、曲として弾く場合、特に革命やポロネーズなどの曲の場合は、右手の一番上の音が、絶対的にパァァ~ンと聴こえてこないといけないのですから堪りません。左手が辛いのに、右手もだなんて辛すぎます。
そこで、右手のワオンを、如何に、気持ち良く、素敵に鳴らすことが出来るのか。次回は、懲りずに、その課題に取り組む練習をし、(ついでに?)生音録音にもチャレンジしていきたいと思っています。
ポロネーズなどの曲の一部も使ったり、革命以外のショパンのエチュードも一部使ったりしながら、右手ワオンの研究ムービーを作りたいと思います。
1回目:左手だけをガンガン弾く練習
2回目:右手をガンガン弾くが、左手も添える練習
3回目:難所をガンガン弾くが、無理やり通す練習
そして4回目。右手ワオンの研究&生音録音実験。
さ~ってと。今週末も、ガンガン右手の小指を鍛えますか・・・
さすがに、先生の言っていた、「親指大の小指」にはなれそうもありませんが、ピアノ筋肉だけは或る程度ついているわたくしです。もっと柔軟性のある水かきになるべく、薬指と小指の間をグングン広げる練習をしようと思います。
指が広がれば、楽になる!の法則。
ショパン様の指は、まるで蛇のようにビヨ~ンと延びていたそうです。それを目指すのだ!
「蝶々」というネーミングのついているエチュードも、右手の指を広げる良い練習・・・(なのに今度は左手が、革命の右手みたいな辛さ爆発!)・・・なので、次回はこれと、ポロネーズの一部、エチュード10-4片手づつの音取りなどを、軽く弾きたいと思います。
今回、音声&ムービーはありません。ただのピアノ日記でした~(^。^)
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