2010/07/12

マクロビオテック・サウンド~「倍音浴」

▼倍音浴
http://crystalian.com/Shop/CD_Echo_of_silence.html

▼Amazon購入ページ
http://www.amazon.co.jp/dp/B000BDJ24Q/

グランドピアノの倍音音楽をご紹介したついでに、「倍音浴」なるCDを発見したのでご紹介します!

上記サイトで試聴も出来ました。まるで、禅寺で瞑想しているかのような気分になります。CDの注意書きを読んでも、「聴いた後に車を運転しないでください」とか、びっくりするようなことが書いてあります(笑)

それを聴いて、そういえば・・・!と、あることを思い出しました。



ヘンデル作曲「調子のよい鍛冶屋」を、CASIOのキーボードのいろいろな音色を使って弾いて、どれが一番気に入ったか、を試す実験をした時のことです。

確か、NHKの歌番組の「のど自慢」で、判定に使われている鐘の音が気に入ったのです。この「倍音浴」で使われている鐘の響きにちょっと似てますね。

そのほかでも、最後の方のチャンネルで出てきた、これまた金属的な鐘の音がけっこう気に入ってました。おもちゃ楽器の精度が低いサウンドなのですが、ピアノなどの音よりも、ずっと倍音を意識したサウンドに仕上がっていたからだと思われます。

いわゆるピアノの音のようなはっきりした音階名を感じるような音とは全然違う音でしたが、なぜか心地よかったのです。その心地よさの原因は、おそらく、鐘のような金属がもつ倍音の高周波的な何かだったのではないか?と思われます。

モーツアルトの音楽が胎教や脳にいいとかいう話も、きっとそういう意味での「高周波」に生物(動物&植物)を癒す効果があるからだと勝手に想像しました。(^。^;(確か、トマトが甘く育つとか、植物にも効果があるんですよね・・・)

電子楽器ではあったけれど、ピアノの音よりも、鐘の音の方がずっと心地よい感じがしました。

鐘の音に代表されるような、「一つの音」の中に、「いくつもの音」が含まれている、あの感じがたまらなく好きなのです。

実際、生のグランドピアノを弾くと、倍音そのものをしっかりと聴くことはありませんが、おそらく、無意識に倍音成分を大量に浴びるがごとく聴いていると思われます。

グランドピアノで、ペダルだけのレッスンを何回か受けたこともありまして、それもいわゆる倍音による音の濁りを如何に少なくするか、といった聴覚との戦いがあったと思われます。(ほんと、戦いといっても過言じゃないくらい大変な汗だくレッスンでした・・・)

擬音で表すなら、「ムワ~ン」とした感じ。

文学的に表現するなら、地球にまだ生命が誕生していなかった時の、生命が生まれる寸前の状態の海水のような味がする世界。もうすぐ生命が生まれちゃいますよ!的な、ある意味飽和状態の海水のような音です。

(ワインのソムリエみたいな表現の世界ですね(^。^;)

ピンポンの音も気に入っていて、それだけの為に「Wii Sports Resoprt」をプレイしたりすることもしばしば。

どうも、倍音が心地よく体に響いてくる種類の音が好きみたいです。

植物だってよく育つというくらいのものですから、人にとって心地いいのは当たり前といえば当たり前。

普段は意識することはありませんが、音楽を「倍音」という世界から眺めてみると、違った裏世界が見えてきて面白いですね。

まるで、ゲームの世界の「裏ルート」的ステージの持つ魅惑的な感じです。(ってどんな?)

しかし、このCD・・・欲しくなってきちゃったですよ~(笑)

CDになってしまうと、おそらく技術的に不可能と思われる倍音の世界ですが、なんとか頑張った(?)そうです。

ほんとうは、例えば禅寺にいくなり、本物のパイプオルガンが設置されているヨーロッパの生の教会で、賛美歌を聴くとか、そういう経験を実際にするのが良いのですが、CDでも気軽に倍音が浴びれるのであれば、是非浴びてみたいっす。

本当は、何をかくそう、音マニア、声マニアなわたくしです。ボイスレコーダーが大好きで、今持っているのは3台目。

常日頃から持ち歩き、いろいろな場所で、いろいろな音声を録音&清聴してますし、ウォークマンよりも重宝しており、いつも電車の中などでは、ウォークマンを聴いているフリをして、実はボイスレコーダーの生録音の音声を聴いてたりします・・・。

なぜか、マイクスタンドとマイクも持っております(笑)歌手でもないのに・・・?

いえ、実は、昔、音楽サークルで頻繁に、鍵盤ハーモニカなどを野外演奏していた名残で、マイク一式は強制購入だったのです(^。^;

今度、せっかくだからマイクとマイクスタンド、コンポに別売りマイク端子などを取り付けて生ピアノ生録音の実験をする予定です。記録媒体は、MDかカセットテープが可能ですが、あえてローカル技を試すため、カセットテープでチャレンジしたいと思います。(今のところ、夏休みの計画の中に入れてます)

カセットをどうやってデジタル化するかは、いまのところ、考え中・・・。ボイスレコーダー直録音との違いを試す実験をする予定です。

音楽以前の音そのもの、声そのものをじっくり聞く、ということが小さいころからの趣味なのです。暇さえあれば、人の声をず~~~っと黙って聴いて楽しんでいました。

そういえば、この話、去年、ブログでも話題にしておりました。

●過去記事:声を聴くのが好き
http://lala-film.blogspot.com/2009/12/blog-post_16.html

いっそのこと、音マニアのブログ、として生まれ変わってもいいくらい、この手の話は尽きません。なんってったって、2~3歳くらいから、そういう趣味があるのです。「音や声、そのものをじっくり聴く」という、あんまりお金のかからない趣味が、私にとっては、きっと一番長~く続いている趣味です。

残念ながらピアノは4歳からなので、趣味の長さで競えば、僅差で次点です(笑)

っというわけで、倍音浴。

ある意味音マニアな私にとって、このCDは、その存在自体がかなりオモロいです。

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