Windowsなら、標準ソフトのMediaプレイヤーで動画が再生されます。映像込みの音が聴けます。ケータイでも聞けるようです。
▼マイクロムービーズ 大願成就の鐘の音
http://micromovies.cplaza.ne.jp/contents/taigan/index.html
▼マイクロムービーズ 幸せの鐘が鳴る~教会の鐘~
http://micromovies.cplaza.ne.jp/contents/kyoukai/index.html
倍音に凝り始めてしまいました(^。^)鐘の音って、倍音があからさまに聴こえてくるので、とっても癒されます。
日本のお寺の鐘の音は、一度、心の奥底にズドーーンと沈んでいき、その後緩い浮力で、ふわふわ~っと飛んでいくような音ですが、教会の鐘の音は、音を限りなく遠くに飛ばすがごとく、連打して鳴り響かせることで、天空の世界へいざなう、といった感じで、その違いが、聴いているととても楽しかったです。
日本のお寺の鐘の音バージョンでは、上記ページの最後のお寺の動画が、雨の音まじりの深い音で気に入りました。しかし、中には、クリスタルボウルの音にも似た響きの鐘もありました。
動画の優劣に限らず、単純に音の違いを楽しめました!!
そこで、ピアノに限らず、レッスンで先生から聞いたあることを思い出しました。
ドビュッシーかラヴェルの曲をレッスン中の時、フランス音楽は云々・・・という話がありました。
西洋音楽の中でも、特に、フランス音楽の場合、音を遠くに飛ばすように弾くとよい、との話です。
キリスト教などの教会の鐘の音は、まさに西洋の音楽を象徴するかのような響きです。
音を遠くに飛ばす。
これが、西洋音楽の基本中の基本のような気がします。
また、その昔、打楽器を習っていた時、マリンバの前に、スネアドラムを中心に習っていましたが、私の音が、和太鼓みたいになってるぜ、と指摘を受けました。(関係ないけど、先生は男性でした)
和太鼓は「音を打ち込む」ものです。しかし西洋の打楽器「スネアドラム」は「音を飛ばす」楽器なんです。だから、和太鼓みたいに、スティックを太鼓の皮に打ち込んではいけないそうです。
スネアに限らず、ピアノに関しても、特に欧米で発達した音楽を演奏する場合は、音を、地球の裏側にまで飛ばすがごとくの気持ちでもって弾かないとなりませんが、「音を打ち込む」「音に魂をこめる」という日本人の血が、ど~もいろいろなところで邪魔(?)をしてしまいます。
自分では音を飛ばそう!(魂を飛ばそう!)としているつもりですが、なぜか、「音に魂を込める」系演奏になりがちです。いいか悪いかはさておき、日本人が西洋で発達した音楽を演奏する場合、その根本的な音に対する考え方、感じ方がいろいろな面で邪魔をするようです。
邪魔・・・というのは、ある意味極論ですが。
血は、逆らえない。(やっぱ大和魂でしょ!みたいな)
血は、水よりも、濃い。(これはちょっと違う意味ですが)
鐘の音を聴いていて、まさに、そんなことを思い出してしまった日曜日の朝・・・
(^。^)お寺か教会に行って、生の鐘の音を浴びに行きたくなりました~!
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