これは富士山など高い山などに登った時、早朝のご来光を見たい場合には真夜中の登山をするのに必須アイテムなヘッドランプです。
ピンキリですが、スポーツオーソリティで買ったコレは1500円以内で買えたような記憶があります。
私の持っているものはコレです。LEDタイプで電池長持ち。Amazonでも安く手に入ったんですね~。
種類もいろいろあると思われますが、登山用品だと基本、防水加工されており、軽量化&小型化競争に拍車かかってるので、よりおすすめ出来ます。
ピンキリなので、登山用ヘッドランプ売り場で自分なりに吟味してみるのもよいでしょう。
それを防水性スタッフバッグにいれておくようにします。登山用品は命にかかわることが前提。機能性、防水性、縫製などがしっかりしている為、100均で失敗するよりちゃんとしたものを持っていたほうが良いです。
こういう袋は登山用品店に行けば必ず売っています。普通のビニール袋には通気性がなく蒸れるのでおすすめしません。登山用がベスト巾着だと思います。
なぜ防水性の袋に入れるかというと、登山では持ち物に防水対策を施すのが必須だからです。雨に降られてもヘッドランプみたいな機械が壊れて使えなくならないように、また着る洋服が濡れないためなどに、持ち物全てに防水対策を施すのです。
雨などで体や荷物が濡れることは命取りになる危険があるからです。
まぁ、巾着袋などの話はまた今度に致しましょう。
富士山で初めて使ったのですが、これが意外に日常生活にも役に立つので、ご紹介いたします。
まず、ライトですので、光を照らします。思った以上に光ります。当然電池が必要になります。
ヘッドランプなので頭に装着可能ですが、頭につけなくても、単に非常用ライトとして使用できます。私は普段もカバンに入れて持ち歩いていますし、寝るときは、いつも枕元に置いて寝ます(笑)
登山を始めるようになってから、生活習慣も若干変わってしまいました。
1泊2日の登山中などでは山小屋に泊まるのですが、その際、小さく折りたためて、広げれば立派に背負えるセカンドザック(これも便利グッズの一つです)か、音のしないビニール製の袋などに、必要最低限のものを入れて仮眠します。
(音のするビニール袋をカシャカシャやると、山小屋では密集して寝てるため周りに迷惑がかかるからです)
ヘッドランプはもちろん、ミネラルウォーター、貴重品、などなど。常に枕元に置いておくのですが、それがある意味クセになってしまって、普段もイザという時のために持ち出せる最低限グッズとともに、枕元に非常用グッズを置いて寝ております。(笑)
大体、普通の登山に必要なものはすべて揃えてしまったので、積雪期でない時期の富士登山に突然行こうと思ったら、食糧品以外はすぐに用意できてしまうまでになりました。(成長したなぁ・・・自分)
登山グッズというのは、非常用グッズにも似たグッズが多いので、普通家庭でも大いに役に立つことが多いです。
今回のヘッドランプ。これは優れものですよ~。かなり明るいです。照明のひかりかた、照明の色も2種類あったり、点滅機能もあったりします。一家、いや、1人に1個もっててもいいんじゃないか?と思えるくらいのシロモノです。
山以外に役に立った例を挙げましょう。
夜、車の中で、モノを落っことしてしまった時。すかさずランプをかざしまくって、見つからないストレスとは無縁でした。
ヘッドランプの光方も尋常じゃないくらい明るいので、けっこうすぐに見つかるものです。
家の中で、洗面所でうっかりコンタクトレンズを落っことしてしまいました。しかも、私はハードレンズだったので、ソフトと違って飛びやすく、大きさも小さめです。
慎重に身辺を見渡し、自分の体にもないことを確認してから、すかさず枕元にあったヘッドランプを持ち出し、泣くしたであろう場所を照らしました。
するとものの見事に、ピカーン!・・・とレンズの方からこっちを向いてくれました(笑)「やっほ~ここだよ~」ってなノリで、ストレスなく探すことができました。コレ、マジ、本当。
あとはベタに、停電時。ヘッドに装着して両手は自由。みんながうろたえている時でも一人で快適スローライフを送れました。
両手が空くって、けっこうストレスフリーで快適なのです。懐中電灯を手に持つと、非常時は特に片手がふさがってしまうストレスが半端じゃありません。このことは一度経験すれば分かります。
また、自転車に乗って出かけたとき。すっかり遅くなってしまって、自転車のライトだけでは前が見えず不安でした。でもヘッドランプには頭にはめるためのゴムがついているので、うまい具合に前を照らせるように自転車に装着。
白ランプの煌煌とした明るさと、赤ランプの点滅機能を使って自己主張(いま運転してるのは私ですよ~自転車野郎通りますですよ~という主張)しながら、暗闇の中でも安心して帰途に就くことができました。
車を運転する人にはわかると思いますが、暗闇の中の自転車ってすっごく怖いんです。
着ている服も黒っぽかったりすると、あわや大惨事も人ごとじゃありません。自転車ほど、交通ルール無視して斜め横切りするものもありませんので、真っ暗闇のなか運転する際は、ランプをもう一つ取り付けるか、白っぽいものを装着して下さい!!(切なる願い)
さて。ヘッドランプの最大の魅力とは。誰でも心の奥底にいつも潜んでいると思われる、暗闇に対する精神的な不安をも取り除いてくれることです。
そして、小さい・オシャレ・軽い・お気軽な感じ、などがなんとも言えません。私の持ってるものもほんとに軽くて、携帯にストレスありません。
明るいっていいな。
単純にそんな気持ちにさせてくれます。1500円程度で手に入る絶大な安心感です。
暗いって不便です。暗闇って怖いです。状況によっては涙チョチョギレます。
実際、中央アルプスの標高2500m以上ある山の上で、計らずもすっかり太陽が沈んでしまい、月明かりだけの真っ暗闇のなか、標高3000m近い場所にある山頂の山小屋を目指した経験があります。
幸い天気が良かったことと、ヘッドランプのおかげで転びもせず、迷わず着きましたが、山小屋の主に 「一歩間違えば遭難してたよ」 なんて言われてしまったことが・・・。
特に山登りは、時間的に計画通りにいかないことも計算して、いろいろなリスクを想定したうえで装備品を揃えたほうがいいなって実感しました。
もし夜中に地震が起こったら?停電になったら?
そんな時にもし、枕元にヘッドランプがあったなら。
砂漠にあるオアシス的効果と安心感が絶大過ぎて、想像以上に感動してしまうこと請け合いです。
また、冒険が好きな私の場合、ランプを頭に装着するっていう行為自体にワクワク感があって、単純に懐中電灯より好きだったりして。
山登り始めてから、余計大事に思うようになりました。とにかく、山登りには必須アイテムですので、トレッキングするなら絶対買ってください。
暗闇から一瞬であなたを救います!
テレビショッピングみたいなノリになっちゃった(^。^;
一種の、ドメスティック・リスクマネージメントだと思って、いろいろ家族で話し合ってみるのもよいと思います。いざとなったら自分の身を守るのは自分だけなのですから。
最後に、予備の電池も忘れずに。電池はランプの命です。登山用防水性巾着袋の中へランプと一緒に携帯しておきましょう~!
こういうの使って仕事で暗いところ照らしたいと思った事はありますが、お客さんに見られてしまったらと想像しただけで笑えてしまって出来ないです(笑)災害があった時の事を考えると便利そうですね〜〜
返信削除>ピアノトオトさん
返信削除確かに、山じゃなく、普通のところで装着してたら、笑われてしまいそうでちょっとドキドキしますね(笑)ただ、携帯性、便利性、という面では、懐中電灯よりおすすめできます。ランプは小さいものでも、口にくわえないと両手が空きませんから、頭につけれるのは非常時にはとっても便利だと思います。