単に合格だけしたい人、早急に履歴書に書きたい人とかには、部首問題は「捨て」問題かなぁと思いますが、自分の場合、あえて脳トレのために部首に取り組んで、はや数日。
脳を鍛えるには「サプライズ」感、「慣れていない」感、「苦手」感、「知らないことを知る」などの感覚を刺激するといいらしいのです。
知らない町に行って、知らない人とのコミュニケーション、知らない市町村名に出会うだけでも、脳が活性化されるとか。
何事も、マンネリ化は脳の退化に向かって一直線だとか。そういうわけで、今日の部首、まいりまーす。
さて「魔」の話ですが、怪しくも魅惑的なこの漢字の部首はなんと「鬼」。
てっきり、「広」「庶」「庭」とかと一緒の「まだれ(麻垂れ)」かな~と思ったのに~。
魅力の「魅」の部首は「鬼」で分かりやすいけど。「魔」の場合は、知らないと「まだれ」と回答しちゃいそう。
満点への道を閉ざす恐るべき問題、部首・・・。
調べてみたら、偏(へん)や旁(つくり)の部首は、その漢字を2つ3つに分断した際に、より漢字の意味が強い方を部首としているらしいです。
ポイントは漢字を、おおまかに分解することですね。
「魔」の場合は、まだれ「麻」と、「鬼」に分かれ、意味合い的に鬼としての分類になるから、まだれではなく、鬼つくり、となるようです。
そういう意味で、畜産の「畜」も、部首は上の「なべぶた」ではなく下にある「田」の旁(つくり)になるようです。
「畜」の字は「玄」と「田」に分類され、「田」=畑仕事の意味合いが強いから?部首って魔物だなぁ。
ちなみに、「魔」も「畜」も3級の問題でした。3級は「中学2年修了までに習う漢字」を扱っているとか。
しかも常用漢字でなければいけません。
社会人になると、「廃止」の「廃」は「まだれ」だけ書いたり、回るは「廻る」とかシャレた漢字、略字を書くことが増えてて、余計な漢字の知識が邪魔しそうで怖いです。
また、お習字のように「止め」「ハネ」を意識した書きとりをしないと減点の対象になるとか。
頭の中を中学生にして(笑)純粋な漢字の世界に没頭しないと満点は難しそう。
漢字だけの問題をまんべんなく作ろうと思ったら仕方ないこととはいえ、日常生活には全く関係ない部首の問題に、なぜかクローズアップしてしまいました。
「んなもん知るかっ!」と思いつつ、いろいろ調べて見ると「漢字の起源」に行きついたりして、文字の歴史、という意味では「へぇ~」と納得したりして。
漢字の魅力にハマってる人は世界中にいますね。
フランスに行った時は漢字がブームだったらしく、漢字のネックレス、読解不能漢字入りジャージ(笑)、デパートには意味不明の漢字スタンプがありました。
「漢字」を大発明アートととらえると魅力も増して、漢字が(部首も?)好きになりそうです。
部首の話題はこの辺で。次回はもっと「へぇ~」ポイントが高い漢字ネタがあれば挙げていこうと思います。
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