2010/05/30

指慣らしに弾くピアノ

▼「スーパースタッカート」の手書き適当楽譜をupしました(5/30;2回目更新)

日記ムービー化しました。ピアノレッスンにて録音。どうぞご覧ください。

<紹介している指慣らし>
「ちょうちょ」「スーパースタッカート」「ロシアン風」の3つです。



「ロシアン風」については、以下に画像で説明します。「ちょうちょ」「スーパースタッカート」についてもご要望があれば、全て手書きの楽譜でupしたいと思います。



▼ロシアン風(右手)
ド→ド#→レ→レ#→ミ→ファ#→ソ#→ラ#→ミ→ファ→ソ→ラ→シ・・・


▼ロシアン風(左手)
ミ→ミ♭→レ→レ♭→ド→シ♭→ラ♭→ソ♭→ド→シ→ラ→ソ→ファ・・・



音だけだと分かりにくいと思い、また、楽譜は手書きよりも、鍵盤の絵の方が分かりやすいかと思いましたが、どうでしょうか?これを真ん中からスタートさせて、限りなく、ピアノの鍵盤を全て鳴らすように上昇&下降して弾きます。音と指と体全体のバランスを考えて弾くように。慣れると簡単です。

ロシアン風は、速く弾けるようになるとカッコイイです。

▼スーパースタッカート適当楽譜(C major)こんな感じ。左手も同様。他の調性でもやりましょう。


手書き適当よれよれ楽譜&ケータイ撮影でスイマセン。

2010/05/29

「革命をガンガン弾いてみた」右手編

ピアノ練習日記ムービー第?回「革命をガンガン弾いてみた」右手編。このムービーを視聴するに当たっては、以下のことにご注意下さい。

・私はアマチュアです。すごい上手な人でもありません。普通のレベルの人です。
・全10回シリーズ化するため、これからも続きます。
・練習日記です。未完成状態から、完成させるのが目的です。
・「右手をガンガン弾く」を念頭にぶっつけ録音しております。
・録音していることを意識せず、がモットーです。
・このムービーは、ネタであり、練習でもあり、なんでもあり。
・録音環境は時に寄って変わります。基本はアコースティックピアノです。
・最終的には、完成度の高い、音楽的な演奏を目指します。
・「どうすればクリアできるか?」の実験でもあります。

左手ガンガン、の次は、右手ガンガンの巻。しかし右手だけでは良い練習にならないと思い、左手も付いております。では、どうぞ!

2010/05/27

どんな風に弾きたい?

ピアノ小話。

ピアノの先生と、よくピアノの話をするようになってはや数年・・・

留学ショックの話も度々聞いておりますが、なかでも向こうでは「あなたはどんな風に弾きたいの?」と聞かれることが多いという話が耳に残っております。

レッスンを受ける際に、先生からの指示を待ってばかり・・・という姿勢ではレッスンの最中にいろいろと困ることになるのだとか。

「これでいいのかなぁ?」と言うと「あなたがそう弾きたいのなら、そう弾いたらいい。私はこうやって弾く方が好きだけどね」と返ってきたりする。日本人的な発想だと、「じゃぁ、私はどうやって弾けばいいの・・・」となってしまいますね(^。^;

ますます不安になってきたりするのですが・・・それが留学ショックというヤツなのでしょうか?


学校でも、日本の学校は特に、生徒に回答を求める授業なんてのは少ないから、突然「あなたの回答は何?」と言われるとビックリします。

実際、私も、とある外国の先生のレッスンを受けたことが2回ほどございます。

するとやっぱり来ましたよ!この手の質問。「(例えば先生が、AとBの2種類の弾き方を披露した後)・・・私はBのスタイルで弾いた方が好きなんだけど、あなたはどっちが好き?」と。これまた生徒側に回答を持たせるスタイルのレッスンでございます。

この時私は、日本の先生からは、昔からAのスタイルで教えられてきていたので、「Aです」と思わず言うと、先生は「それはまたとてもトラディッショナルね」と返ってきました。しかし、あとで両方のスタイルでもって弾いてみると、先生が好きだと言っていた方の、伝統的ではないスタイルの、Bの方の弾き方の方が気にいりました。

伝統的Aの弾き方だったのを、新しい解釈のBの弾き方に変えると、いきなり演奏に説得力が増したのです。先生もそこら辺を分かりやすく説明してくださっておりました。

それ以来、その曲の、その部分は、こっそりと演奏方法を変更してしまったのですが・・・(^。^;いいのかな?こんな優柔不断で!?と逆に、自分の頭のなさ、自分のポリシーの無さに愕然としたのを覚えています。

さすがは先生、影響力、大!でございます。強いポリシーに負けました・・・

常に自分の感性、自分の演奏のスタイル、というものを持ってレッスンに臨むのが、外国の、特にマスタークラスのようなレッスンの場合は当然のごとくの基本のようです。

言われてみれば当たり前ですね。「あなたは何を考えてここを弾いていたの?」「ここはどうしてそうやって弾くの?」「指示ばかり仰いでいないで自分でも考えなさい?」と言われているようなものです。私の先生も、よく留学先では言われてたそうです・・・。

「自分はどう弾きたいのか?」「何故ここをこうやって弾いたのか?」と思いつつ演奏してみると、これまたピアノのペダルのレッスンを受けた時のように、ドッと疲れが(^。^;

慣れると何でもないことですが、「常に先生からの指示を仰いでいてはだめ。自己主張ははっきりと!」という姿勢は或る意味とても大事ですね。

また、日本の先生はこう指示することが多いけど、実際、ヨーロッパの本場でその通りに弾いていると、あんまり評判が良くなかったりしてびっくりすることも多いとか。それはバッハなどのバロック音楽に顕著だそうです。

日本の先生はバロック音楽を「ノンレガート気味」で「ペダルも極力使わないで」と指示します。

けれど外国でそうやって演奏する人は少なく、人前で弾くと評判が良くないらしいです。逆に今のピアノで弾くと不自然だと捉えられたりするのだそうで。チェンバロの時代に作られた曲でも、実際は「今のピアノで弾く」のだから、今のピアノにあった弾き方をした方が良い、とのこと。

そこで、わざわざチェンバロ風に弾く必要はないとか、否か・・・さて、正解はどっち!?

結局は、この話も、「私はこう弾く方が好きだけど、あなたはそうやって弾くほうが好きなのね?」で終わってしまう危険もあります。

バッハのようなバロック音楽を弾く際でも「自分はどんな風に弾きたいか?」と思って弾いてみるのもいいかもしれません。

結局は全て、プレイヤーの腕と頭次第なのです。一人のプレイヤーとして、自分はどうなのか?自分のスタイルとは何か?わがままに弾いてみるのもいいのかも!?

Wii日記~世界のプレイヤー動画

Wiiプレイヤー動画は面白いっす!プレイ動画ではなく、ゲームしているプレイヤー達を撮影している動画です。

他のゲームにはない面白さがあって、それがあまりに面白いのでリンク致します。落ち込んだ時などには、これらの動画を数分見てみて下さい!バカ受けして、声に出して笑ってしまいます・・・悩みも吹っ飛びます!ゲーム画面はほとんど写っておりません。主に外国の方々のムービーです。まず、Wiiの初期スポーツゲーム「Wii Sports」ボクシングのプレイヤー映像からどうぞ。

▼床にまったりと寝そべっている猫との温度差が堪らない。面白過ぎる!




▼終始笑いっぱなしのお父さんたち。私もつられて笑ってしまいました。


▼最年少!?22か月赤ちゃんのWiiテニス。ちゃんとゲームしていて凄い!


▼おじぃちゃんとおばぁちゃんのWiiプレイ。ピンクのおばぁちゃんかわいい!


▼最後にWiiアクシデント動画集。アイタタタ。気をつけねば!


如何でしたか?私も着ぐるみ着て自分を撮影してみたくなりました(笑)

それにしても、ピアノ演奏動画と同じく、外国の方のムービーはやけに気軽で、力が入っていなくて、フランクなものが多いので面白い。国民性の違い!?やたらあっけらかんとしております。

Wiiの初期のスポーツゲームのボクシングが見ていて一番面白いです。初期の「Wii sports」がますます欲しくなりました~。

2010/05/25

NEWマリオ日記ムービー

G線上のアリアのBGMでNEWマリオ語りました。




しかし結局、ムービー上では編集のミスに加え、前後左右思いつきで文章を書いていたため、以下に結果論をまとめます。(^。^;)ムービーの意味が・・・

・WORLD2-1は難しかったです。100回以上トライしてます。
・今回はWORLD3-3クリアしたので嬉しくてムービー日記しました。
・SDカードセーブ法により、以前よりずっとプレイし易くなりました。
・Wii本体→SDカードコピー→プレイ→SDカード削除→Wii本体→SDカードコピーの繰り返し。これで私も難所をクリアできる希望が出て参りました。Thanxメモリー!
・WORLD2-3の増殖UPで99個マリオ増幅プレイ実行中。
・今後はWORLD3-4以降トライします。
・WORLD2は全てをクリアしていません。今後コンプリート目指します!

う~ん。すっかりNEWマリオにハマってしまってます。ほんとはバイオ4やりたいのに~!(^。^;

2010/05/23

Wii日記~やれば出来る?

Wiiといえば、NEWスーパーマリオブラザーズで、もう絶対不可能と思われていたWORLD1をついにクリアしました!あまりに嬉しくて声に出して喜んでしまいました。

しかし、何度トライしたことか・・・何度お手本プレイが出現したことか・・・。(「お手本プレイ」とは、何回も死んでばかりいると出てくる基本的な攻略プレイムービーです)

「私にも出来る!」と妙な自信が出てきました。リモコン&ヌンチャクの両手プレイも、だんだん板についてきました。

しかし、Wiiって、プレイ動画よりも、プレイヤー動画の方が見てて面白そうです。思わずリモコンを振りすぎて手が頭より上の方まで延びてたり、座ってプレイしているのがもどかしく、思わず立ち上がったり。意味のない無駄な動作も、初心者の典型かもしれません。


そういえば、困っている事があります。NEWマリオで「何かをつかんで離す」という動作の時、右手に持っているリモコンの、裏のボタンを押しっぱなしにしている人差し指がツリそうになります(笑)これがけっこう厳しく、しかも多用する技の為、ピアノとは違う指の筋肉がつくまではけっこう苦しむことになりそうです。(^。^;

NEWマリオの日記を書いていらっしゃる人のブログなどを読むと、「NEWマリオは簡単すぎて」とか「9-7は難しいから詰まっています」とか「コントローラが良くない」とか書いていて、まずはWORLD9まであることにショックを覚えつつ、気長~に楽しんでいこうかと思います。

コントローラーはWiiにしか慣れていないから特に問題ありません。快調です。が、しかし・・・

NEWマリオ、コンティニューとか、セーブの限界があって厳しいです。ある程度進めていないと、また同一WORLDの最初の方からトライしなくてはいけません。これが私みたいな下手なプレイヤーには厳しすぎて、なかなか先にすすめません。

WORLD1をクリアできたのは偶然としか思えません。

マリオって、過敏すぎるですよ!大きくなっていない普通の状態のマリオだと、ちょっとでも敵と思わしき対象とかすっただけで死亡です。(いや、死亡じゃないか。リタイヤ?もしくは続行不可能状態)

・・・バイオのレオンを見習いなさい!と。(笑)敵に抱擁されてもエルボ~や蹴り一発で蹴散らし、自力で植物や卵を食べながら回復してるですよ・・・マリオも、大きくなるとか、炎や氷出すとかいう猶予状態以前に、基本的な体力ゲージが或る程度欲しいです。

落下ダメージは即死ってのは仕方ないですが、敵とほんのちょこっとかすったくらいで「Oh,NO~!」と言いながら画面から消える。もしくはシャボン玉の中に入る(笑)。どんだけ過敏症なんですか、マリオおじさん。

即死対象物が多すぎるマリオはほんとに大変。子供みたいにプレイ時間を確保できない人用に、セーブし放題のEASYモードとか作ってほしかったですなぁ・・・。

只今、WORDL2-1を攻略中。そしてもうこんな最初のところで、だいぶ難しさを感じております。これが簡単すぎて・・・と思う人って、きっと私とは神経の回路が全然違うんだと思いました。

好きなシーンは、WORDL1-3。敵も植物も果物も何でも食べちゃうヨッシーに乗ってプレイするのが楽しいです。

バイオ4は・・・いまだチャプター1-1「村中央」で基本操作を練習中。やっぱり基本操作ですよ。歩く、走る、上る、降りる、切る、蹴る、打つ。コレをいい加減どうにかしないと。

画面に酔うことも含めて、もはや、攻略以前の問題です。もう、こういうのは慣れていくしかないですね。

今までずっと、近場に優秀なゲーマーさんがいた為、ずっと長い間、傍観者&観戦者でした。ゲームを最後までプレイしてクリアした経験は一度もありません。人生初の試みです。

もはや生まれる前から、どんなゲームであってもチャプター1から抜け出れない運命にあるような気がしておりますが、それでもあこがれのバイオ4とは、気楽に、気長~に付き合っていくつもりでございます。

人は人、自分は自分ー!

2010/05/22

日記ムービー~鍵盤楽器あれこれ

日記ムービー第?弾。みなさんは、アンデスや鍵盤ハーモニカなどの、プラスティック楽器をご存知でしょうか?

▽アンデス25F
http://www.suzuki-music.co.jp/special/andes25f.htm

▽メロディオンM-37C
http://www.suzuki-music.co.jp/search/A_000002.html

以上の楽器の音を使って日記ムービーしてみました。BGMは運動会などでもお馴染み「トランペット吹きの休日」です。途中で何故か散弾銃のことなども写真と動画付きで語っております。どうぞお楽しみください。




鍵盤ハーモニカ。略してケンハモ。吹奏楽器なのに、鍵盤楽器。ピアノ弾きにとって、これほど興味そそられる楽器はありません。プラスティック楽器なので、手入れも楽ちん。高価なものを買ったとしても数万円。とはいえ、鍵盤数が一番多いものでも数千円から手に入ります。

アンデスは生産中止で手に入らなかったのですが、数年前にやっとこ復刻された貴重な楽器。鍵盤楽器なのに、吹奏楽器、しかも、音はリコーダーのーような笛の音。

いづれにしても、孤独になりがちなピアノ弾きにとっては、アンサンブル出来る数少ない鍵盤楽器なので、是非是非仲間たちとユニット組んで楽しんでみて下さい。

全然関係ありませんが、家族がクレー射撃をしております。

BGMに使った「トランペット吹きの休日」なる音楽を聴いていたら、なんとなく銃の音とマッチング。思い切ってムービーに取り込んでみました。銃の音って運動会にも使われているので、愛称はバッチリでございますね。

2010/05/18

練習曲って・・・パート2

ピアノ雑記。NOTムービー版。文字だけで語ります。小さいころからどうしても弾く気持ちになれなかった練習曲。

「うん、私も小さいころ、練習曲嫌いだった。苦痛だった」という人に捧げます・・・!(捧げる、なんてほどのものじゃないけど)

だいたい、普通の町のピアノ教室に通うと、ツェルニー、ブルグミュラー、ハノン、ソナチネなどをやらされるのですが、私はそれらすべてが全滅状態。「全てが嫌い、肌に合わない」という壊滅的な状態でした。

或る時、どうしても弾く気になれなかった為、楽譜を家に置いてきてしまい、先生に飽きられておりました。もう今ではあんまり覚えておりませんが、よっぽど嫌だったんだと思います。けれど「ツェルニー、ブルグミュラー、ハノン、ソナチネ」の時点で辞める生徒も多いとか。私だけではなかったのね!(安心)

(ここから先は興味がある人だけご覧ください。ちょっと長い話になっております。最後に、とっても気になる良い記事をご紹介しています。それだけ見てみても良いと思います。)



ソナチネは兎も角、「ツェルニー、ブルグミュラー、ハノン」これらの音楽家(?)の方たちは、はっきりいって一流の音楽家とは言えない!?方たちとお見受けいたします。(勝手に、偉そうに語っております、すみません。)

それなりにセンスは一応ある、とは思うけれど(いや、ないかもしれん、いや、あるかもしれん。わかりません)。昔のヨーロッパの、お金持ちのお子様たち向けであり、おぼっちゃまやお嬢ちゃまに教える先生、としては教材としては気楽でいいのかもしれませんが・・・もう今や21世紀。世の中に大量にあふれている刺激的な音楽は、「ツェルニー、ブルグミュラー、ハノン」とは逸脱した世界。

音楽を生業とする人たちだけではなく、趣味として、たしなみとしてピアノを弾いている人が急増して、産業革命を経てからもう100年以上は経っておりますでしょうか?

でも、ピアノだけは相変わらず18~19世紀の価値観の中で埋もれていた「便利材料」としての教材を与え続けております。「教える側」が楽をするための恰好の材料だと思います。

特に、独学の方が「みんながやっているし、有名だから」という理由で楽譜を購入し、取り組んでいることも多いみたいです。「ツェルニー、ブルグミュラー、ハノン」これらはすべて「練習曲」のお題目が掲げられております。ピアノを始める人に、まずは練習曲しか与えない、というこの事実。

世の中にはこんなにも魅力的な音楽があふれているというのに!!!

それをいきなりプレイすることは、レッスンではご法度、「練習曲をやりたくないなら辞めなさい」という現実。「あこがれの曲」迄の、嫌になるくらいの遠い道のり。

最近はいろいろな教授法が編み出されていて、時代の最先端で生きている経験豊富な先生についた人は、もうただラッキーとしかいえません。

けれど多くの人が経験している現実は、練習曲が与えられ、1番から順番にやっていき、「はい、よくできました~」といって丸をもらう。そしてまた次の練習曲へ。

はっきりいってダサいコード進行ばかりのこれらの練習曲は、指に変な筋肉しかつけさせません。今を生きる人にとっては、今の時代の音楽に対する応用が全くきかないものです。

ただ機械的に指だけは動くようになるだけ。小さいころは、普通の庶民としては、右も左も分からないものだから、この相当つまらない練習メニューは、ただただ拷問にしか感じられませんでした。ほんとうに、相当悩んでおりました。・・・が、なぜか辞めなかった自分。これも今の自分にはちょっと不思議です。

そんなに嫌なら辞めればいいじゃん、と大人たちは言います。けれど、違うのです。

つまらない曲たちが嫌いなのであって、ピアノが嫌いなわけではないんです。ここら辺の思いは、そういった練習曲を嫌がらずに続けてこられた先生方は、まったく理解できない世界のようです。

ゲームに例えてみましょう。2~3年の間、ずっと「練習ゲーム」だけをすることが出来ますか?難しいゲームをするにあたって、まずは単純労働的なつまらない練習ゲームをし続ける人はいないと思います。

仕事に例えてみます。2~3年の間は新人だから、ずっと仕事の練習をしていなさい、とばかりに変な単純労働だけを課すことなんてしないと思います。

仕事だって、ゲームだって、実践があってこその研修であり、練習だと思います。

では、音楽の実践とはなんでしょう?ようするに人前で「プレイ」すること、音楽すること、バンドすること、曲つくること、好きな曲を弾くこと、などですね。

人前で練習曲を披露する人はめったにいません。聴かされている方も苦痛なだけです。

ここで、いきなりですが、ショパンのエチュードの話に飛びたいと思います。

ショパンのエチュードは、文字通りエチュードです。しかも、ショパンが自分の弟子たちのために作った練習曲です。ショパンのピアノコンチェルトが弾けるようになるために、との思いが込められております。

なので、ショパンのエチュードとはいえ、やっぱり練習曲なのです。目的ではなく、手段です。

けれど、いまや、ショパンのエチュードそのものを完成させるべく、それを目的としたひとがわんさかいらっしゃいます。もちろん、まともに弾けない私がこんなことをいうのはとっても変なのですが。

プロだって、音楽院の教授だって、ショパンのエチュードを弾くのは大変なんだそうです(当たり前か)。いま付いている先生からも、留学先のヨーロッパでの、こういった類の話を良く聴きます。

先生は、日本からヨーロッパにわたって、まずは教授に「何か弾いてみて」と言われたときに、意気込んでショパンのエチュードを弾いたそうです。でも帰ってきた言葉は

「うん。それで?」だったそうです。

「・・・・それで?」

といわれても、ただただポカーンとするしかありません。実際、向こうでは、もうそういった難しい曲を弾ける技術をもっているからといっても、さして珍しいことでもなく、「だから何なんだ?」という感想をもたれるとか、もたれないとか、どうなんだか・・・?

そういう留学ショックの話を聞くと、もはやピアノ業界も、相当飽和状態にあって、「手が動きます」というだけでは「ふーん、それで?」な世界になってきております。

やっぱり、音楽の世界は、自分の演奏ができてなんぼ、作曲ができてなんぼ、の世界なんだなぁ、と思います。

けれど、思うように指が動かないこの現実。理想と現実の間でもがいたあげく、やっぱり練習曲という産物に頼ることになるのですね。

でもつまらないから続かないのも現実です。やっぱり人間だから、無意味的な、機械的な単純労働を延々と続けることは不可能なのです。

それでも、ショパンのエチュードは、曲として楽しめる芸術性が高く、同時に難しいからこそ、弾くことによって、その過程の中で、技術力をupさせる魔法の力があると思います。

だから、長い間、普通に弾きたい曲を使って「練習曲」のように利用して弾いてきましたが、やっと重い腰を挙げて、弾けもしないくせに、「取り組んでみよう」という気になりました。

長いピアノ人生の中で初の試みです。

そうなったきっかけは、やっぱり先生の一言でした。「完成させなくてもいいんだよ?全部を弾かなくてもいい、部分だけでもいい。特にショパンのエチュードは、向こうの偉い教授だって、難しいからって弾きたがらないんだから!ただ、苦手だなと思う、弾けないと思うところをさらえばいい」このセリフが効いたのか、やっと自分の中で納得しました。

でも、弾いてて思います。「やっぱりこりゃ相当な拷問だよ!」って・・・。

完成させるのは一生無理かもしれないけど、「取り組むその過程が大事だから、完成させなくてもいい」という先生の言葉は、いつまでも私の心に響くものでございました。

「革命の左手だけをガンガン弾いてみる」企画も、「弾けないから」こそ異議がある!楽に弾けるんなら、既に弾く必要もないから!!

みなさんは、エチュードが好きですか?もし、練習曲は嫌いだし、苦手だな、と思うなら、先生の言葉を私からも差し上げたいと思います。

「弾けないからこそ、弾くんであって、弾けるなら弾かなくてもいい。完成させなくてもいい。苦手なところだけをやればいい。嫌ならやらなくたっていい。人に聴かせるわけじゃないんだから、もっと気楽にやればいい。どんどん曲を弾けばいい。下手だっていい。審査されるわけじゃないんだから。好きでわざわざやっているんだから、楽しめなくちゃ、損、損!」

せっかくの楽しい世界。ピアノは、始める人も多いけど、途中で辞める人もすごく多い楽器。理由は「練習(または練習曲)が苦痛だから」

けれど、ピアノのレッスンという世界が、もっともっと今の時代にふさわしいものになって、少しでも、拷問ではなく「とっても楽しくて仕方ない世界」になりますように!

「なんとかかんとか練習曲を何番までやりました」うん・・・だから何!?「先生から丸をもらいました」うん・・・それで?

辛いけど指は動く、楽しいけど指動かない、その2択なら、下手でも楽しい方を選択したほうが勝ちだと思います!ポジティブでありたいですね!

楽しくなれれば、技術なんて黙ってても後からどんどん付いてくる。そう思います。

※注意:スケールやコードの知識などは「練習曲」の話とは関係ありません。

最後に、気になった記事をご紹介。

ピアノを弾く身体
http://www.musenet.co.jp/lpo/2.3/2-56.html

う~ん、なかなか、とってもいい記事だ。「本来どう弾いたっていいはず。」の言葉にに励まされます。

「「きちんと」弾けるようになって、そのあとに身振りを加えたらいい演奏になる、というわけでは絶対にない」

最初から演奏は表現であるべきだ、という話に、なるほど、納得!!

ピアノ雑記~練習曲って何?

日記ムービー第2弾。画質を落としてテスト的にupです。練習曲って何なんだ!?小学生のころからの疑問を、ポエムチックに語りました。いや、語ってないかもしれません。(どっちなんだ)

ドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」ぶっつけ本番で。年末年始はずっとこれを練習していたので、なんとか様にはなりました。が、タッチや音量の調節ができず、普段弾いている電子ピアノの弊害が出ているのを感じました。クラシックは、アコースティックでもっと弾き込まないとダメですね。

2010/05/17

思いつき企画~日記ムービー

日曜日、偶然弾いた、体育館のピアノ。1時間100円で借りれる気軽さはありつつ、体育館ではいろんなスポーツを楽しむ人たちがいらっしゃいます。そんな中、ピンポンの音を聴きながら弾いたピアノをもう一度。併せて、Wii Sports Resortのゲームの1つ「ピンポン」についても語っております。気の抜けた日記ムービーです。お気軽にどうぞ。


2010/05/16

ピアノ練習日記ムービー第1回

▼動画を少し修正し再度upしました。(5/17)
なんとなく最初と最後にドビュッシーエチュードの一部をテーマ音楽として挟みました。


「革命をガンガン弾いてみた」

このムービーを視聴するに当たっては、以下のことにご注意下さい。

・私はアマチュアです。すごい上手な人でもありません。普通のレベルの人です。
・全10回シリーズ化するため、これからも続きます。
・練習日記です。未完成状態から、完成させるのが目的です。
・「左手だけをガンガン弾く」を念頭にぶっつけ録音しております。
・録音していることを意識せず、がモットーです。
・1回目はダメなところを洗い出すため、あえて練習なしで録音しております。
・2回目以降は、難所のみ、またはゆっくり目でトライしたりします。
・このムービーは、ネタであり、練習でもあり、なんでもあり。
・録音環境は時に寄って変わります。基本はアコースティックピアノです。
・最終的には、完成度の高い、音楽的な演奏を目指します。
・「どうすればクリアできるか?」の実験でもあります。



ふぅ・・・兎に角、疲れました。練習時間は3時間を確保しておりましたが、革命以外の練習を2時間45分くらいしてからの録音でした。

「革命ネタをやろう!」としていたものの、すっかり忘れて、違う曲をずっと弾いておりました。が、やはりせっかくなので、生っぽく、ライブ感あふれる、等身大のぶっつけ演奏をしてみよう!と思いたち、録音しております。

う~ん。間違ってばかりですよ。最初は勢いよく始まっておりますが、途中からの難所、最後の方グタグタです。持久力も試されますね。

革命・・・実はそんなに好きな曲ではありません。が、しかし、左手をウォーミングupさせるには良い曲だな、と思っております。なので、この左手ガンガン演奏が普通に弾けるようになるまで、全10回の連続ものでチャレンジしたいと思います。

なにせ、弾いたのはちょっと久しぶり。(言い訳)

しかもそんなに好きじゃない、いわゆる練習曲の類です。(言い訳パート2)

練習曲とは何か?また、難所克服方法とは?

先生にも相談しつつ、自分でも試行錯誤しながら、自分自身を実験台にして取り組んでいきたいと思います。

2010/05/15

バイオ4~酔い止め服用プレイその2

もう一度、懲りずにバイオ4に挑戦。

以前は30分くらい前に酔い止め薬を飲んでやりましたが,、吐き気と頭痛がしたので、今回は2~3時間前くらいに飲んで、バイオの前に30分位、NEWスーパーマリオをプレイしてから始めました。(そのマリオもゲームオーバーしまくりでしたが、両手持ちプレイもだいぶ慣れてきました)

NEWゲームから始め、30分くらい何度もリトライしてみました。・・・酔いませんでした~!(祝!)

しかしゲームは先に進めず、コントローラ操作に慣れるため、4~5回ほど「村中央」に突入。なんとなく箇条書きにしてみようと思います。



(以下、バイオ4を知らない人には意味が分かりません)

1回目:一直線に、やぐら隣のイベントハウスへ。家の中で動き回れず2階に上がるのも時間がかかる。→結果:チェーンソー持った男(チェン男)にざっくりやられる。

2回目:村中央で、動き回りながら、ナイフ攻撃&蹴り&逃げ回り&銃攻撃で動き回る。チェン男に挑むため中止。

3回目:リトライ。チェン男イベントハウスへ。すぐに2階に行くも、やっぱり動き回れずチェン男にやられる。

4回目:村中央で、再び動き回る。戦っているうちに試合終了してしまう。疲れたのでとりあえず電源切る。

<前進した点>
・酔い止めを2~3時間前に飲んだ効果か、酔わなかった(目がクラクラしただけ)
・相手のフェイントは誘えないが(アマチュアモードの為)「敵の攻撃をかわす→攻撃&追撃」パターンを何度か実践できた。
・走って動き回るコツがなんとなくつかめた。
・戦いを楽しむ感じがなんとなくつかめてきた。

<問題点>
・「蹴り」攻撃をうまく発動&活用できない。偶然出た蹴りしか出来なかった。
・「ナイフ構え←→銃の構え」の素早い切り替えがうまくできない。
・敵が後ろに来てしまう。四方八方に囲まれてしまう。
・斧を投げられて当たってしまう。敵の声に反応し過ぎて慌ててしまう(怖くはないけど慌てちゃう)
・家の中でうまく動きまわれない。何気ない事が思うように出来ない。

<今後の目標>
・絶対にチェン男を倒してお宝ゲットする!

・・・っとまぁこんな感じでございました。

しばらくは、バイオでのWiiコントローラ操作に慣れるため「村中央」で攻撃&回避を練習したいと思います。

10年ぶりにゲームして(とはいえ、その10年前もまともにやっていないけど)いきなりのハードなゲームに困惑しつつも、やっぱり楽しい!「怖い&楽しい」のMIX加減がたまらない!

だから絶対諦めません。しばらく「村中央」にずっといたとしても、今後もずっとバイオ4をやっていこうと思います。

あぁ、酔わなくて、良かった!ちょっと目が回ったような気分になるだけで済みました。だんだん慣れていけば、きっと大丈夫。そう信じよう!

ピアノ演奏動画考

YouTubeでいろいろな人の演奏を見ていて、ふと考えてみました。演奏動画の種類についてです。

今は、ムービーカメラというものを持っておらず、しかもWiiやテレビなど高価な買い物をしてしまったため、しばらくは電化製品を買いたくありません。

なので、普段客観的に聞くために使っているボイスレコーダーと、何らかの写真、画面上に出せるコメントなどでムービーを作成することしか出来ません。

さて、ピアノ演奏動画にはいろいろな種類があります。

・普通に演奏している姿、全体像をピアノごと撮影(顔あり・顔なし・着ぐるみ着用)
・横からか、上からか、ピアノと手の動きにズームして撮影
・音声のみ&コメントまたは芸術的な画像や映像コラボ
・音声のみ

表面的にはこれくらいでしょうか?


あとは内容。これが一番悩みました。とりあえず気軽に何も考えずにupできるものとして、クラシック音楽と、即興演奏的なものが挙げられます。

・音声は別撮り(ボイスレコーダー)
・映像・画像も別撮り(デジカメでなんでもあり)
・クラシック音楽または即興演奏的なもの、企画的なもの

ピアノ演奏動画としては、以上の3つを踏まえて作成しようかと思っております。

けれど、「普通に演奏」の動画は、数え切れないほどあって、以前ネタにした「聴き比べ」的な要素でもない限り、食傷気味な一面がございます。

過去の記事:聴き比べ~Mendelssohn Scherzo in E Minor

プロの演奏でない限り、アマチュアの演奏は、ただ弾いているものを聴かされても、有名人や、演奏者の身内でない限り面白くない場合がございます。

まだ全然弾けていない状態の演奏、というものをあえてさらすことも考えましたが・・・聴いている方はやはり苦痛だろうと思われます。

なので、はやり「ネタ」として「ムービー」として作成しないと見ている人は楽しめないと思います。そこで、考えたのは、企画ものムービー。例えばひとつの曲を追及する企画。

たとえばブログでもネタにしたメンデルスゾーンの曲を使ったりして、

「いきなり練習なしで弾いてみた」
「同じ曲を練習してから弾いてみた」
「難所だけをいろいろな方法で練習してみた

または、

「(例えば)<革命>の左手だけをガンガン弾いてみた」
「(例えば)<子犬のワルツ>をゆっくり弾いて<子猫のお遊戯>にしてみた」

そしてまた普通に、

「ゆっくりの曲を速く弾いてみた(またはその逆)」
「とある曲の調性を変えてみた」「強弱記号を変えてみた」
「とある曲の楽譜から調号(#♭)を取り除き白鍵だけで弾いてみた」
「メトロノーム鳴らして一定のテンポで弾き切ってみた」
「バッハみたいに弾いてみた(ペダルは極力使わない)」

など「聴き比べ」的なネタを自分の演奏だけでやる企画。(上記実験は全てやったことがあるものです。楽曲の性格を洗い出すことが出来るので面白いです。)

または、これはすぐにでもやろうと思っている企画ですが、既にチープな作成方法で、試作でupしている「Sounds&Colors」の本番バージョン

なぜか試作の段階で想像以上に再生されているのですが・・・検索にひっかかっちゃたかな?スイマセン。今度はちゃんとした場所で、グランドピアノで、綺麗な音の流れを作ってupします。

主に外国の方に受けてるみたいでしたが、これでは申し訳ないので早めにちゃんとした映像をupしたいです。これは全く自分の世界ですが、ひとえに「調性」と「色」のムービーです。

Cメジャーのサウンドはこう、Eメジャーはこう、メジャーからマイナーになったらこの色に変化してこんな感じ、といった実験的演奏と、色の画像で作る自作ムービー。

音楽以前の音楽ですね。いわば「ドミソ」とかいう和音、「ドレミファソラシド」といったスケール的なものを、いろいろ適当に弾いてみて、それに色を付ける企画。

曲にはなっていないけれど、調性を感じることそのものが目的、といった演奏。

小さいころから、調性を感じることが好きで、それそのものを音楽として楽しんでおりました(だってつまらな過ぎる練習曲は弾きたくなかったんだもん・・・泣)

ず~っとスケールを弾いている、とか、分散和音を鳴らし続ける、とか、1音だけ、いろいろな音を出して鳴らす、2音だけ鳴らす、など、ピアノを打楽器として捉えた遊びをしていました。

単にピアノの音をいろいろに鳴らして、それを聴いて楽しむ、という企画です。

「ピアノの音を本当に聴いていますか?」企画です。

ペダル実験企画もしたいですね。如何に音に影響しているかを証明するムービー。

いろんなピアノで、いろんな場所で録音できればよいなぁ、と思うので、とりあえず思い当たる場所に赴こうと思っております。

「ピアノの音ってやつを、じっくり聴いてみようではありませんか!」という企画です。

たとえば左手は自由にして、右手は「ド」や「ドレミ」しか弾かない企画とか、雰囲気だけ設定して、ダラダラ弾く企画とかも考え中です。

また「アーティキュレーション実験企画」もあります。

いわば音に、いろんな表情を付ける企画。 「f(フォルテ)」「p(ピアノ)」「アクセント」「レガート」「スタッカート」といろいろな技術を付けて弾き分ける、いわば表現力を試す企画。同じ音の中でも大分違って聞こえてくるのが面白いです。

これらは「作曲」というより「ピアノを使った音遊び」です。小さいころからのマイブームですね。周りで聴いている人は「何やってんだ?」という感じですが、動画にしたら楽しめそうです。

普通に曲を演奏しているムービーというのは、特に日本人の場合、既に練習済みで、顔は隠して手の動きを披露している状態のものがほとんどです。

または曲の解説付きだったり、ちょっとしたレッスン映像だったりします。国民性の違いでしょうか?ほんとに親切で、丁寧な映像が多いです。

ムービー撮影を本番、ととらえて演奏していますね。

当たり前といえば、当たり前なのですが・・・これは私がやらなくても、もっと上手な人の動画をリンクして紹介したほうが良さそうな企画です。

一方、外国の方々の演奏は、そうではなくて、途中経過的なもの、自分の姿丸写りで、あっけらかんとした即興演奏を気軽にupしている人が多いです。

例えば、「さぁ!これからピアノを弾くぞ~!」と言ったときに、最初に弾くものはなんでしょうか?

そこんところは、ピアノを弾かない人も、弾く人も気になるところ。

何も考えず、録音機械にだけスイッチを入れておいて、けれどそんなことは気にせず、普通に、気合の入っていない状態でのウォーミングup音声、とかいう気の抜けた企画も面白いかも?と思います。人に寄って差が出てくるところです。

ピアノの先生にも腕鳴らしに弾くピアノを弾いてもらって、ちゃっかり録音しようかな?なんて・・・

先生の腕鳴らしは、以前聴いたことがあります。とにかく、指の形に無理のない音の流れに沿って、体にとっての近場のポジションの全ての鍵盤に音を鳴らすだけなのですが、面白かったです。

私もたまに真似しております。なんか、プロのピアニストになったかのような腕鳴らし演奏に聞こえます。(実際、先生も留学先で知った方法らしいです)

先生がたま~に、留学先だった外国の母校に行って、恩師の方にレッスン受けているらしく、その音声を聴いたことがあります。こういうのを聴いているだけでも、けっこう面白いものですね。

ということは、レッスンってこんな感じだよ音声、ってのも需要があるのかな?これは声も入っちゃうし、先生に承諾を得ないとだめですね。

・・・っと、いろいろ考えてはいるのですが、いずれ、突然にupしようと思います。

2010/05/14

雁ヶ腹摺山登りました~その2

急きょ日曜日に山登りに行き、ブログupしたものの、情報が少なすぎた為、再度写真を増やしてupです。

前回のブログ記事:雁ヶ腹摺山に登りました

今回、実はとって~~~~も大変&面白い山行でした。

山登りは、兎に角「登山口」に行くまでが大変です。高速インターまで行くのも大変だし、高速にのった後も、通常以上に運転に気を使います。

(powered by Google Map)


その昔、登山家の方の講演会を聞きに行ったことがありますが、南米のジャングルを経て、ブラジルの山奥まで行った時の話を聞きました。もちろん、チョモランマ登山の話も聞きましたが、兎に角、山登りは登山口に行くまでが大変なのです。

ですから、運転は大変ですが、登山口まで車で行けるのはけっこう有難いです。荷物など、すべて積んで、気軽な格好で行けるからです。

今回の山は、本来は10数時間も歩いていかないといけない、大菩薩峠を経て行くような、とっても過酷な山登りのはずですが、今は、高速インター(大月IC)からちょっと車を走らせれば、開通させた林道を通ってお気軽に登山できるようになったため、実行に移せました。この時代に生まれてラッキーだったと言わざるを得ません!

大峠~雁ヶ腹摺山までのMap。超お気軽コースです!)


しかしここで、思わぬ問題発生!高速を走っているさなか、花粉症の症状がだんだん重くなっていきました。インターを降り、林道を走っている時、くしゃみ5連発など、さんざんな症状に苦しみながらの、鼻水との戦いになっていきます・・・。まるで、花粉症のピークの季節に戻ってしまったかのような症状でした。


林道の案内。気をつけないといけませんね!石が落っこちてきたらタダごとではありません。若干スリリングなドライブでした。


常備薬は切れていて、鎮痛剤と胃薬しか持っておりませんでしたので、今回は、鼻を度々かみながら、運転も交代しながら~になってしまいました。

山歩きの際は、持病の常備薬は必ず補充しておいて持っていきましょう。いつ、どうなるか分かりません。また、今回は、車で気軽に登山口まで行ける、軽~いトレッキングと思ってしまい、またも気を抜いてしまいました、杖を忘れました・・・。

早速、自然の木で杖になりそうなものを自作します。これです。(山頂で撮影)


この杖は、主に下山時に効果を発揮!やはり、どんな山に行くにしても、杖は最低でも1本あると楽です。ついでに軍手もあるととっても快適です。

また、この山は熊出没注意です!


事前にブログを読んで行きましたが、みなさん、よく熊を見かけたりしていたようでしたので、クマよけの鈴も、良く鳴るように、自然杖に装着


クマよけの鈴の横にあるのは、カッターです。たまたまセットで持っていましたので、一緒にくっつけております。カッターは100均で購入しておりました。ビニールテープやカッターなど、小物系便利グッズは、使うにしろ使わないにしろ、ザックの中にしまっておくと便利です。

山頂にあった木です。引っ掻き傷がびっしりと・・・こわー!


ロープが巻いてあるのは、こういう理由だそうです。あっちこっちの木にロープが巻いてありました。


またこの山は、小さい虫がブンブン飛んでましたので、ハッカ油を体に塗りました。ハッカ油は温かい季節、山には必須です。気軽に虫よけになります。


山頂に行くまでに、チラチラ見える富士山。癒しになります。


またちょっと視線を横に向けると、アルプスの山々が見えました!津波みたい。


山頂ではもちろん、お湯を沸かします!この習慣もだいぶ板についてきました。


下山し、登山口近くにあった水飲み場で、水飲みました!顔も洗いましたが、すっごく冷たかったです。あまりの冷たさに、手が凍りそうになり、小さな悲鳴が出てしまうほど!


下山後、小さな町を車で走っていると、不思議なアングルの富士山が見えました。


なんか不思議!いきなり家を出たらボコッと見える大きな山頂。ちょっと怖いよ~。


帰りの高速、談合坂サービスエリアにて。北海道生キャラメルソフトクリーム!美味し過ぎます。疲れた時には最高のスイーツですね!


高速を降りて、とある道を走っていると、BMWバイク専門ディーラー発見!!同行者は無類のバイク好きのため、ここで一旦車を降りBMW見学。バイク専門BMWの正規店は珍しいそうです。


かっこいいエントランス。ワイルドな山登りルックだったので、ちょっと恥ずかしかったなぁ(^。^;


カッコイイ!


宝くじ当たったらすぐに欲しい!そんな気持ちにさせるフォルムとエンブレムでした。


今回の感想。季節外れの花粉症は辛かった!でも楽しかったです。次回はこの山より東京寄りの、奥多摩方面の山へ行く予定です。

2010/05/12

芸の道は果てしなく・・・!

ピアノ小話が続きます。とはいえ、ピアノだけの話に限った事ではありません!「芸の道」について語りたいと思います。

「練習」ってやつは、長い目で見ていると、本当に紆余曲折たくさんあって、ちょっとした休憩のつもりが、かなり長い休憩に陥ったり、しまいには「辞めたっていいじゃない」という状態になっていきます。

みなさんは、何か、「特技」や「芸」に関することで、1つのことを最低でも10年以上続けたことがありますでしょうか?

どんなに長い間やっていても全然一向に満足しない、この「芸」という世界・・・。厳しいです。

そんな中、長く続けていないと見えてこない世界ってのがあるので、それについて語りたいと思います。


モチベーション下がることも今までたくさ~ん経験してきました。既に9歳の時点で、ピアノの先生に「辞めたら?」と言われておりました。

下手なのに辞めずに、先生を変えつつ、親からも「もういい加減に辞めてちょうだいよ~」と言われつつも、厚かましく17歳までレッスンに通っておりました。

技術はめちゃくちゃでも、何も出来なかった4歳から始め、17歳で弾いたクラシック音楽は、ラヴェル作曲「水の戯れ」。今考えてみても、若気の至りで勢いだけでしたが、難しくも楽しかったです。

この事実は、普通の庶民が普通に呑気にやっていても、芸事というものは、10数年でなんとかモノにすることが出来る、という証拠になるだろうと思います。

音大を目指すような人、専門の人みたいに、整った環境で過酷なメニューを毎日何時間も弾き続けられる人って、そんなにいないと思いますから、この事実はきっと普遍的なものだと信じております。

10数年ですよ!たったの10年!・・・しかし、されど10年!!

嫌になるほど長いです~(^。^;

10年経つと、一度自分の中で築いてきた全てが一度崩れて、リセットされ、生まれ変わらないといけないな、という転機を感じ始めます。

私の場合は4歳から始めたから、10年後といえば、14歳の頃でしょうか?

この頃、音楽的な内容はともかく、手はよく動く時代でございました。ドビュッシーの「雨の庭」とか平気で弾いてたんです。今思うと勢いだけの幼稚な技術で、本当は上手ではないのですが、先生が褒めてくれると嬉しくなって、調子に乗ってた時代です(笑)。

けれどそんなこんなで、ドビュッシーの「喜びの島」なる難しそうな曲を弾くことになり、愕然とした思い出がございます。一度自分の中でケリがついてしまった曲でした。

「私にはこの世界は、ここから先は到底無理!難し過ぎる曲は弾けなくて結構!」

指は動いても、ピアノを弾けている、という気が全然しなかったのを覚えています。

山で言うところの7合目あたりに来て、それなりの絶景を堪能した気分になり、もうある程度満足しちゃったのですね。

そもそも、クラシックの難しい曲を、単に指の上では弾けたところで精神的には全然嬉しくなかった、ということもございました。

聴いている音楽はポップスや洋楽ロックなどが中心で、贅沢なことに、ピアノは単なる習慣だったのです。プロになりたいというようなハングリー精神は完全に欠如しており、単にピアノ弾いて楽しくなりたかっただけなのです。

弾いている間、頭の中はいつも真っ白でした。その真っ白感が気持ちよくてハマっていたのだと思います。スポーツの楽しさにも似ていますね。

今弾いていても、やっぱり「楽しみたい」が優先ですから、そもそも「練習曲」なんてもう絶対に弾きたくないのです。

けれど、「練習」は楽しむためには必要不可欠ですから、ここでまた悩むことになりました。

芸術性の高い曲を、練習曲として使えないか?と思い始めます。再度1から独学でやり始めた19~20歳くらいのことです。

前回のブログで取り上げた「メンデルスゾーン」も、そういう意味で気になった曲でございます。

この曲は練習曲ではないけれど、練習曲みたいな要素がてんこ盛りですから、こういう曲を使わない手はありません!楽しめる曲を、普通に取り組んでるだけで、練習曲と同じような効果があるのなら、これにこしたことはないからです。

いろいろと探すと、けっこうこの手の曲って多かったりします。やっぱりアマチュア道を究めるには、とことん楽しむことが先決なのです!!

嫌になってしまって弾かなくなったら、もう取り返しがつかないほど弾けなくなってしまうからです。

そう思いながらも結局は呑気に続けておりましたが、或る時「すっかり弾けなくなったな~」と感じていた時に、たまたま参加していたピアノサークルで知り合った人が、先生をしているとかで、再び習うことにしたわけですが・・・これもほんとに気まぐれでございました。

先生の弾くピアノがとても素敵だったから、という理由です。(とはいえ先生してるなんて、聞くまでは全然知らなかったわけですが)

しかし、そんな素敵なピアノを弾かれる先生とも、よく「練習って・・・」云々、雑談をよく致します。

先生の立場からすると、生徒を取れば取るほど、仕事をすればするほど、自分の練習は出来なくなるし、一般向けのコンサートを開くと、客層を考えて、みんなに受けるような親しみやすい曲ばかりを弾いてしまうから、逆に自分の弾きたいものはどんどん弾けなくなってくるそうです。

先生をしていても、ピアノ弾きとしては、「練習」という課題は一生悩み続ける問題のようです。

その一方で、「練習って何なの?」「なんで練習ばっかりなの?」という変な疑問が湧いてしまうそうです。いつになったら普通に「プレイヤー」として自由自在に生きていけるのか?という問題につながっていきます。

とある天才的な方は「練習なんて一度もしたことがない」と言っていたのだとか。そもそも「練習」って何なのでしょうか?

ただ、楽器を弾いています、そしてそれが楽しいです、ということではだめなのでしょうか?

「頑張らないといけない!」といった根性論みたいな固定観念を一度取り払って、レベルなんて関係なく、唯の1個人のプレイヤーとして生きたいものです。それで、楽器の演奏を生活に中に取り込んで、よりよい充実感を得る、といったライフスタイルを送っていればそれで幸せじゃないか!と思いたいですね。

とはいえ芸の道は「もっと上手く!」といった”欲”がつきものだから、ついつい、もっと頑張ろうっ!てことになってしまうんだけど・・・。

とりとめのない文章になりました。

強引な結論。

楽しめなくっちゃ、損、損!!弾きたくない時は弾かない!弾きたい時に弾く!これで幸せなら何も悩む必要なんてない!!

・・・っと、自分に言い聞かせる!の巻きでした。(・・・でももっとうまくなりたい・・・)

最後に。いきなりですが韓流ドラマをお勧めいたします。「ファン・ジニ」というドラマなのですが、とある芸の道を究めようとする女性の物語です。コレ、けっこうハマりました。

「芸の道」って、誰にも頼れず、自分との戦いが一生続く険しい道ですが、やっぱりいくつになってもいいもんだな。一生辞めれそうにないな。と改めて思ったドラマでした。

(内容はかなり厳しい大人の世界も描かれていますので、お子様世代にはお勧めできません)

2010/05/11

聴き比べ~Mendelssohn Scherzo in E Minor

昨日話題にしました「Mendelssohn Scherzo in E Minor」。この小品がなんだか気になって、いろいろな人の演奏を聴いてみました。この曲の速さの指定は「Presto」かなり速いです。ここで、速度表記についてざっくりと書いてみます。

遅い→→→→速い、の順です。
Largo→Adagio→Andante→Moderato→Allegretto→Allegro→Vivace→Presto

こんな感じで「Presto」はかな~り速いことは確かです。では私ごときが偉そうにコメントしていきながら聴き比べてみましょう。


1)うまいな!時々楽譜無視して作曲してるけど。癖があるから好き嫌いあるかもね。テンポはかなり速いです。プロなのかなぁ?動画→youtube

2)好きだな!丁寧な音楽的な演奏。もっと音が響く場所での録音で聴いてみたい。音声のみ。映像は曲の解説があります。どこまでも親切な動画ですね。動画→youtube

2)の方上手いのに、なぜか途中、一部、堂々とコードの間違いあり。1:35の辺り「Am」が「A」になっている!?もったいないぜ。でも、演奏自体は、これくらい落ち着いて音楽的に弾くことを決して忘れないのが良いものですね。落ち着いた大人の演奏ですね。

次は「難あり」の演奏特集。全体の印象は「落ち着け~!だが気持ちは分かる!」

3)今時の帽子イケメン君があっけらか~んと弾いているのは好印象。繊細さは欠けるが大胆さは見習うべき。彼はこの後友達とバスケかサッカーするんですよ、きっと。動画→youtube

4)テンポはこの位でいいと思うんだよね。ファンファーレ部分を両手で弾いているのが良いね。もうちょっと体と指に筋肉がつくと良くなるかもね。しかしチラッと見える譜面台といい、ゴージャスなグランドピアノだなぁ。彫刻みたいなのが施されてるし。椅子も高級品だよ!きっとすごく高価ですよ!このピアノ!動画→youtube

5)女子はみんな、ファンファーレを両手で弾くんだね。マイブームですって感じが伝わってきました。10年後の演奏聴かせてね。動画→youtube

6)破壊力抜群。楽譜無視。めちゃくちゃ。勝手に作曲。こんな風に弾き切る日本人は絶対いませんよ。欧米人ならではの演奏と言えます。ミスだらけでも、平然とじっと横に構えている先生らしき人の方が謎。最後に拍手している人たちは何者だ?肝っ玉の強さに関しては本当にすごいですよ。動じない心臓。今何してるのか知りたいぜ!Hey,Peter!what's up?なんて・・・指が長くてうらやましい。私、指短いんだもんっ(泣)動画→youtube

7)音と絵が合っていない不思議映像。反転!?鏡の国のスケルツォ。右手が左手、左手が右手になっている。デジpですね。この曲は跳ねて弾くスタッカートと連打が多いから、デジpだと弾きにくくて難易度上がります。プロジェクターが飾ってあるね。デジタル環境抜群です。動画→youtube

いかがでしたでしょうか?聴き比べ。2)の方以外は全員外国人でしたね。マイナーなのは日本だけなのかな?

しかし、この曲、聴き比べるのがこんなに面白い曲だとは・・・。

そういえばコンクールの審査委員って大変なんだなって思いました。同じ曲をこうやって聴き比べると、いろいろなものが見えてきて勉強になります。

見れば見るほど、この曲は基本的なピアノの技術の課題がてんこ盛りだって分かります。大変ですよこの曲。完成度高く仕上げるのは。

そしてやっぱりネックは、連打ですよ、連打!速度Prestoでの同音連打は大変です。両手を上手く使って弾きたくなるのも分かります。

「偉そうなことばっかり言っていないで、あなたもYouTubeにUPしなさい!」という声がそろそろ聞こえてきそうです。(^。^;ハイ。ムービーカム持ってないけど、音声のみならボイスレコーダーで出来そうだから、練習したらYouTubeに上げてみようかなと思います。

私にとっての理想の演奏は、最初に挙げた、1)と2)を足して2で割った演奏です。

速すぎず、遅すぎず、ミス少なく、だけど丁寧過ぎず、音楽的でかつ大胆さを併せ持った感じが良さそう。・・・では、最後に。YAMAHAのページを調べてみました。

スケルツォ ホ長調 Op.16 No.2(Scherzo in E Major, Op.16 No.2)

ココを見たら「レベル 上級1」となっていたのですが・・・マジ?上級曲なの?コレ?(^。^;しかし、『3つの幻想曲、またはカプリス』 全3曲で1つの作品とのこと。他の2曲も弾いてみようかなと思いました。

楽譜紹介:メンデルスゾーン : ピアノ作品集第2巻/ロンド・カプリチオーソ他 
(ここでは「グレード中級」となっております)

さぁ、あなたも、日本人が弾いている動画が少ないマイナーなこの良曲をこっそりレパートリーにしてみましょう!

2010/05/10

やることいっぱいの良曲

ピアノ小話。今回は超マイナーなピアノ曲の話です。

小学生の頃にピアノの先生から与えられた曲ですが、独学でピアノを弾いている人、または大人になってから始めて、有名どころの曲にしか手を出せていない人には、まず一生お目にかかることはないだろうな、といった曲です。

メンデルスゾーン作曲「スケルツォ」。作品16-2。E-Minor(ホ短調)。

これが当時使用していたそのまんまの楽譜の表紙。ちょっとヨレヨレ。



さすがにマイナーなのか、輸入版のピース版(1曲のみ個別に発行されている楽譜)でございます。

最近、物を捨てたり整理整頓していたのですが、楽譜も、もう弾かないだろうなと思われるものは処分しております。メンデルスゾーンさんの楽譜も、複数曲おさめられている楽譜があり

(これがその楽譜です)


10歳くらいの頃、メンデルスゾーンをよく与えられていた時期があったんだなぁ、と思い出しながら、この楽譜を捨てようか否か迷っていたのです。

当時はピアノ的にダメダメだった私ですので、先生がそんな私への処方箋として与えてくれたのかなぁ?と思ってしまいました。

今回取り上げた、輸入版のピース版の「スケルツォ」の楽譜は、この普通の楽譜の曲集の中に挟まって保存されておりました。小学生の時以来の開封です!

メンデルスゾーンといえば「真夏の夜の夢」でおなじみ、結婚式でよく取り上げられる「ジャジャジャジャーン」で始まる曲が有名ですが、ピアノ曲も良い曲がいろいろありますね。

しかし今回の「スケルツォ」は、もう気分的には50年ぶりくらいに再会したかのような、懐かしくもとっても新鮮な気持ちで、ほとんど「初見(しょけん:初めて見る楽譜を見て練習なしでいきなり通して弾くこと)」の感覚で弾いてみました。

やることいっぱいだぁ・・・

これが正直な感想です。普通の庶民の、アニメや歌謡曲の歌の方が好きで、クラシックが苦手という呑気な10歳の子供だった私としては、これはさぞかし大変だったろうな、と、自分のことながら改めて実感しました。

けれど、大人になってから始めた中級レベルの方にも、一度さらってみることをお勧めいたします。

YouTubeでも検索していろいろな演奏を見てみましたが、すんごいスピードでガンガン弾いており、正直びっくり致しました。

ミスタッチだらけでも、ハイパースピードで演奏し、それをUPしてしまう外国人たちのあっけらかんとした演奏が多かったですが、私としては、難易度低く目の曲は、ミスタッチをなるべくなくして完成度を高く持っていったほうが良いように思っておりましたが・・・実際どうなんだろう?

プロの指定速度での演奏が聴いてみたい曲です。

メンデルスゾーンに関しては素人で、「あの結婚式のジャジャジャジャーンの人だよね」くらいの知識しかないので偉そうなことはなにも言えませんが、曲の感じは、如何にもピアノらしい、ピアニスティックな動きだけではなく、オーケストラの音が聞こえてくるような雰囲気も持っていて、マルチ系音楽家のような様相を呈しております。

最初はいかにもトランペットのファンファーレのようなオープニング。


(当時のレッスンで先生の書いたメモ付きで失礼します)

スピード速めで弾く曲の中でのこのファンファーレは、譜面上は簡単そうに見えても、意外にグランドピアノでないと難易度がUPします。電子ピアノではいちいち上から鍵盤を叩かないと弾けませんが、グランドピアノは、鍵盤が上げ切らなくても半分タッチで音が連打できるので、できればグランドpで弾いていきたいところ。

スタッカートで弾くところが多く、(ケータイのいい加減な画像でスイマセン)


3度などの重音・和音の連打やメロディが多く、その上、左手でも3度の重音メロディが出現し、(こういうのは慣れてないと難しいんですよね~!)


初級~中級レベルにしては、音域の幅が広く、(写り悪くスイマセン)


手を思い切り広げて、同時連打の両手ユニゾンオクターブで弾くところもあり、


洪水のごとく分散和音(アルペジオ)が続く、いわゆる難所的なところもあり、


曲はオーケストラのような構成を感じるような雰囲気があるため、ピアノ的には弾きにくいと感じるところもありつつ、曲そのものの全体の構成を分かった上で、場面場面で気分の切り替えが必要であります。(たぶん、きっと。)

ある程度、オーケストラで使われている楽器を演奏しているような想像力も必要、強弱に気を付け、メリハリをつけて弾かなければならない、表現力も試される、といった感じでしょうか?(たぶん、きっと、そうだよね?先生?)

兎に角、やることいっぱい。

たった4ページの小品ですが、技術的ないろいろなものが詰め込まれております。

初級者にとっては特に、きっと課題も山積みで、部分練習は避けられないし、小学生でも弾けるレベルのこんな良曲、めったにないのでは?

つまらない練習曲をやるくらいなら、コレに一生懸命取り組んだ方が、表現力とともにピアノレベルUPするような気がします。

ということで、私も、今後、この曲を「完成度高く」「音楽的に感動的に仕上げて」「暗譜・ノーミスで弾く」「指定速度Prestoで弾く」課題の18番にしていこうと思います。

楽譜捨ててなくて良かった!と思えた曲でした。

あまりに難しい曲ばかりやっていてもピアノレベルはUPするかといえば、そうではないのです。いろいろなレベルの曲を満遍なくさらうといいですね。新鮮な気分になります。

っということで、メンデルスゾーン作曲「スケルツォ Scherzo E-Minor(ホ短調)作品16-2」おすすめです。

最後に。このメンデルスゾーンの輸入版でピース版の楽譜と同じ出版社のピース版楽譜で、買っておきながら弾いていなかった楽譜を自分の部屋から発掘してしまいました。

リスト作曲「メフィスト・ワルツ」!


難易度がいきなりハイパーUPしてしまいました。これは捨てるのはちょっともったいない楽譜です。1曲で800円位しました。

しかし、リストの曲って、呑気なアマチュアピアニストにとっては手も足も出ない感じがあって、全然弾いたことないので不安です(^。^;

難所だらけで心が折れそう。山で言うところの「ジャンダルム」って感じ。

注:北アルプスの岩山。初心者は絶対登ってはいけない険しい山です。

2010/05/09

雁ケ腹摺山に登りました

雁が腹摺山(標高1857m)・・・がんがはらすりやま・・・と読みます。今回は体力不足の為、短文&写真のみUPです。


場所は山梨県。有名な「大菩薩峠」のある「大菩薩連嶺」の中の山のひとつです。

中央高速道、大月ICを出て、甲州街道を経て、真木温泉なる方向にずっと車を走らせると駐車場&トイレのある登山口があります。ここで一気に標高1600m以上稼いでおり、登る距離は約300m。初心者にはうってつけの山でございました。(でも疲れた~)



その昔500円札の絵としても使われた富士山の景色が堪能できる初心者向けの山です。それでは(いつもと違って)写真と短文飲み軽くUP致します。富士山の素敵な景色をご覧ください(^。^)

頂上に出る前に見える富士山。空の色、山の色、木の色のコラボがとっても素敵。


もっと見晴らしの良い場所より。今日は本当に、午前中の空が綺麗でした。


富士山中心にズーム。絵葉書みたい。このアングルが500円札の絵になったそうです。


頂上からの景色。ほんっとに綺麗でした。何度も言ってますが空の色が素敵です。


ちょっと汚れていますが、山頂にあった、500円札を印字したプレート



いつものようにお湯を沸かし、「スープはるさめ坦々麺タイプ」を食べました。



午前中に登山して下山までしてしまったのですが、太陽が上がりきったお昼頃には、すでに空が薄い雲におおわれていました。山登りの日は限りなく早起きして朝から登るのがベストです。

今日は、朝2時半起き→3時出発→6:45登山口→10時半頃下山→地元のガストでハンバーグ→15時帰宅でおよそ半日行動パターンでございました。

早起き&長時間の車運転&山登りの疲れの為、今日はこれにて退散(^。^;;気が向いたらもっと写真と文章をUPしようと思います。

2010/05/08

酔い止め服用して再度プレイ

久しぶりにバイオハザード4にトライしてみました。酔い止め薬服用しました。


しかし10分くらいすると、軽い吐き気に襲われました・・・が、酔い止め効果か否か、なんとか30分プレイすることが出来ました。



最初のセーブポイントから、「村中央」なる場所に来たところ、”Aボタン「見る」”を押せ、なる指示が出ていたので、Aボタンを押しました。

少し遠くの安全な場所から、(敵の)村人がいる場所を眺めることが出来ます・・・が、双眼鏡で眺めていたら、眺めることそのものを解除する方法が分かりません。(^。^;

しばらく眺めつつ、解除する方法を試すこと数分間。この時、操作を誤って、使わなくてもいい回復アイテム、ハーブを使ってしまいます。(何やってるんだ!?)

慌てて、アタッシュケースの中のアイテム移動などの操作のマニュアルを眺めつつ、アイテムを少し整理し始めました。(「村中央」でやらなくてもいいことですが)

現在のケースの中身 (よく見たらちゃんと整理しきれてませんね・・・)

そうこうしているうちに、「オイコラ!」と敵の声が聞こえ(本当はスペイン語を話しているらしいです)、敵がわんさか襲ってきました。訳が分からず、とにかく操作します。

・銃を構える→打つ
・ナイフを構える→振る
・敵に捕まる→もがく→蹴る

一連の操作をやりつつ、舞台の村の中央付近で、あれよあれよといううちに、たくさんの敵に四方八方囲まれながら戯れてしまいました。かじられたり、つつかれたりして血を流しました・・・がなんとかその場をしのぎました。

もしこれを動画にしたら、見ている方はストレスがたまるいっぽうな程、意味不明なシーンになってしまいました。四面楚歌かつ絶体絶命な状況なのに、そこから逃れることも出来ず戯れてしまいました・・・。最初ってこんなもの?

ここの攻略方法はいくつもあって、逃げながらもいろいろと試すはずだったのに・・・。中央で戯れているだけで話が進んでしまいます。さすがは”アマチュアモード”なる易しすぎるモードだけはあります。

村人と戯れながら、吐き気が強くなってきて「このままではヤバイ」と感じたので、とりあえず、戦いモードが勝手に終了し、村人が、村の中にある古びた教会中へはいって行ったところで、転がっているアイテムを回収しつつ、2回目のプレイを自主的に終わらせました。

遠く離れた最初のセーブ地点にまで戻って(なんでか知らないけど、戻ってしまいました)とりあえず別個にこれをセーブし、2回目のプレイ終了です。

ゲームの中では、戦っていると、自動的に「Movieシーン」が現れて、勝手に物語が進みます。私がプレイしたところでは、やっとココで「バイオハザード4!」のタイトルが出現。さぁゲームが始まったぞ!というわけです・・・(まだそんなところにいるのです・・・)

しっかし、ゲームの舞台である村の中で、主人公になりきって敵と戦う展開が、本当の自分自身の吐き気との戦いになってしまうため、だんだんと冷静な判断が出来なくなっていきます。これ、どうしたものか?

でも今回は30~40分位プレイ出来て、以前の10分を超えたのでまずまずの前進です。

そんな感じで、操作もままならない状態でのプレイでしたが、少しづつ3D画面に慣れていけば大丈夫かな?とこれからも楽観的に行こうと思います!(^。^)

しかし薬の効果はほとんど無いに等しいかもしれなかったけれど、実は、少~しだけあったかも!?プレイ後も、前回思わず寝込んでしまったよりはまだマシな状態でしたし、すぐに普通に生活に戻ることが出来ました。

前回はプレイ後、ほんとうに2~3時間くらいず~っと頭が痛く、気持ち悪かったのに・・・。今回の薬の効果は、プレイ後に特に顕著に現れたような気が致します。

次回のバイオ4プレイ日記は、「別の酔い止め薬で再度プレイ!」の予定です。(もはやそれが課題になってきました)

3D映画もたくさん見てきましたが酔いませんし、ハンディカムでの独特なブレ映像が売りだった「クローバーフィールド」なる映画も映画館で2回も見ましたが全然酔いませんでした。バイオ4のプレイ動画を視聴しても酔いません。

きっと方向レバーのあるWiiヌンチャク操作が下手過ぎるだけなのです。

絶対に3D画面酔いを克服できる!と自分を信じて、普通にプレイできる日までしつこくいろいろと試そうと思います!3D画面酔い克服日記として、これからも続けようと思います。

<今回の反省点>

攻撃動作以外の動作が未確認だったので、余計に時間がかかってしまった。
・単に場所を移動&歩く、Wiiヌンチャク操作が下手過ぎて思うように動けない。
・ナイフを振る前に構えるのが大変で、ナイフ攻撃そのものが思うようにならない。

<前進した点>

Wiiリモコンの方の銃の操作はだいぶできるようになった。
・敵に抱擁されても怖くなかった。冷静に蹴れた。(祝!初蹴り)
・10分→30分吐き気を持ちこたえた。プレイ後も寝込まなかった。

2010/05/03

Ravel&Mt.Fuji

これがほんとの第1弾!山pムービーをup致しました!やっぱりCメジャーのサウンドと壮大な風景はとっても良く似合います。「ド(C)」の音を聴いていると、心の底から癒されます。

しかしとってもチープな試作ムービー「Sounds&Colors・・・」に対し、いきなり、アイルランドの方からメッセージが来ていてびっくりしました!これがYouTubeなんだなぁ~(^。^)

ピアノの音を本当に聴いているか?

ピアノをネタにしているブログですが、ピアノ以外の楽器経験、レッスンに長い間通っていたこともあるためか、人が弾いているピアノを聴いたり、自分で弾いていると、いろいろ疑問に思うことがたくさんあります。その中でも、いつも気にかけていることがあります。

「ピアノの音を本当に聴いているか?」 ・・・です。

ピアノといえば、兎に角、指を動かすことばかりに気を取られてしまいます。

高校時代にトランペットを吹いていた時は、兎に角「音をなるべく長く伸ばすこと=ロングトーン」をしろ、と先輩方に教わっていました。

とにかく息がなくなるまでロングトーンです。苦しかったです・・・。


また一昔前は、リコーダーと打楽器を習っていました。これは、当時参加していたピアノサークル内で頻繁にアンサンブルをしていたころで、リコーダーアンサンブルや、打楽器含めた鍵盤ハーモニカユニット組んで、いろんなところで人前で演奏していたりしていた頃の話です。

それが楽しくて、全く個人的な趣味で習い始めたのですが、やはり基本は、音を伸ばすこと。(打楽器の場合は音を綺麗に”飛ばす”!?こと)

音そのものを作ることから始まります。

打楽器は、最初はスネアドラムから始めました。その間、リトミックなどを含めたリズム訓練的なもの、タンバリン、トライアングルなどの小物打楽器、最終的にはマリンバに移行して、教わっていました。(今は習っておりません)

マリンバは打楽器ですが、同時に鍵盤楽器でもあります。

それでも基本は、音を如何に良く鳴らすか?です。どこを叩けばいい音が鳴るか?手や腕の使い方なども含めて、まずは、良い音そのものを鳴らすことに集中するのです。すると、自然と、ベストポジション、というものにたどり着くし、そこで鳴らすことから入ることになります。

ピアノはどうでしょう?まず楽譜があって、とにかく指を動かすことからはいります。姿勢や手の形なども含めて。

けれど、音そのものをじっくり聴く、というレッスンはあまり聞いたことがありません。私も大人になってからレッスン再開して習い直して初めて知りました。

いま付いている先生曰く、ピアノにも「よい音を出すポジション」がある、ということです。

私は体は166cmもあって大きいですが、指が短めで、ピアノ弾きにしては手が小さいので、ピアノ曲の難易度が上がると、手の大きい人に比べて、いろいろなハンデがつきものです。

手が大きかった人の作った曲は、少なからずハンデが生じます。

けれど、ピアノの先生の師匠(欧州在住)も手が小さかったらしく、手が小さい人用のテクニックなども教えていただいております。

それでも、ピアノだって、ベストポジションで弾いて良い音を出すことが一番とのことで、日々苦戦しているわけです。

「指は、広がる!」

そう信じて、指を広げるエチュードを辛抱強く弾いております。(ショパンのエチュードでは「蝶々」と言われているのが代表的なソレです)

指が広がると、常にベストポジションで音が鳴らせるようになるからです。

先生曰く、広がれ!広がれ!と念じながら、辛くてもベストポジションで弾くことが大事とのこと。

ピアノでいい音を出すために苦労する始まりは、なんといってもコレでした。

指を広げて、ベストポジションで鍵盤を押すこと!

黒鍵も白鍵も、丁度真ん中くらいの位置が良いのです。また、黒鍵から白鍵へ移る時は、なるべく指を動かす距離を短くすることです。

手や指が、いちいち大げさに、大きな距離で動いてしまうと、速く弾くのが難しくなるし、ベストポジションでなくなると音が弱くなります。

黒鍵の場合、下の方で連打すると軽い感じに聞こえるため、曲によってはわざと下の方のポジションで、と言われることもありました。

そんなわけで、ピアノだって、いい音を出すために苦労しなければならないのです。

ピアノの音を「本当に」聴いて弾いているか否か?ちょっと自分で自分を客観的に眺めて弾いてみることをお勧めいたします。

そしてこの話は、ペダルの話にもつながっていきます。

いま付いている先生の師匠は、ペダルの鬼、と言われるほど、ペダルの使い方にうるさかったそうです。

ピアノのペダルについては、頻繁に使う反面、ペダルだけのレッスンをしてくれることがあんまりありません。

ですから、これも、私にとっては、大人になって再開してからまた1から苦労する課題になりました。

ペダルの使い方は本当に多種多様で、たった2ページしかないゆっくりとした曲でも、ペダルの使い方を事細かく指示してもらったせいで(?)汗だくになりながら弾いたこともありました。(ドビュッシーのプレリュード集より「亜麻色の髪の乙女」など・・・ゆっくり目の曲です)

今まで習ったペダルの使い方をなんとなく箇条書きにしてみます。

<メインのペダル>

・普通に踏んで、普通に離す
・半分踏んで、普通に離す
・普通に踏んで、半分離す
・普通に踏んで、ゆっくり離す(下弧を描くようなイメージで足を離す)
・少し踏んで、普通に離す

などなど。こちらは、右側にある、普通のペダルの話だけになります。

これに加えて、左側にあるペダルにも指示が入ります。ソフトペダルとか、ウナコルダと言われている、音色を弱くソフトにするペダルです。

また、曲の中でも、「どういう時にペダルを使うのか」という話も出てきます。楽譜に書いてなくてもペダルを使うのです。

「メロディが下降系の時は、音が濁り易いからペダルを細かく踏み変える」

・・・とかそういう法則です。メロディが上昇系の時は、下降系の時よりも踏み変える数が少なくても大丈夫」だそうです。そういう基本的な知識も含みつつの話です。

ですから、ペダルを多用する近現代のクラシック曲などを弾く時は、ほんとうに、最初はノイローゼになるかと思うくらい、ペダルの使い方で混乱して、曲がなかなか仕上がらなかったりします。

手を使うだけでも大変なのに、足も相当大変なのです・・・!

それもこれも、「ピアノの音を本当に聴いているか?」につながってくることなので、大事なことは分かりますが、足にも気を使うのは、本当に大変です!

グランドピアノは3つもペダルがあるのです。そのうち、私の場合は2つのペダル(一番右のペダルと、左のペダル)だけでも、精一杯。これに真ん中のペダルも加わると、本当に脳トレのごとく、大変な作業になってきます。(今のところは真ん中を使わないで済むテクニックを教わっております・・・)

さらに、ピアノ曲には、「トリル」や「トレモロ」といった、ペダルに似た、音を大きく響かせるテクニックが出てきますが、これとペダルとの関連の中で、さらにペダルやトリルの使い方自体も、イレギュラーな使い方に変化するのです・・・。(ゆっくりトリル、とか速くトリル、とか、トリル自体も楽譜に書いてない指示で弾き方が変化します!)

レギュラーに、イレギュラーに、そして、ピアノ毎にもペダルの使い方は変わります。

「前回は、あのピアノだったから、ここでペダルをこう使ったけど、今日のこのピアノでは響き過ぎちゃうから、ここはペダルは使わないか、少しだけ踏むようにした方がいい」

とか、そんな感じで、日々変化するピアノと、弾いている場所に対応するのです!

ペダルに慣れない頃は、これにも苦労しました。

兎に角、いわゆる日本人なら誰もが体験するといわれている「留学ショック」みたいなショックの連続です。日本の先生は、そんなこと全然教えてくれなかった・・・といわれるようなことばっかりなんです。

でも、それもこれも、ひとえに「ピアノの音を本当に聴いているか?」ということを言われているような事ばかり。

音を本当に聴いているのなら、ペダルを気にすることは当たり前のこと。ピアノに寄っても音が違うし、会場に寄っても音が違って響くから、それに対応して技術を変えるのは当たり前のこと。というわけですね。

ピアノを弾かれる皆さん。指ばかり動かしていないで、音をちゃんと聴いてみましょう!

音が濁っていませんか?大きすぎませんか?小さくても音が消えていてはいけません。鍵盤は、ベストポジションで弾いていますか?10本の指のそれぞれの特色を利用して、指使いを考えて弾いていますか?

あ、そうです、忘れていましたが、「指使い」・・・これもとても大事なピアノならではの話になります。

音そのもの、ペダル、指使い、といった、ピアノ弾きにとってはつい無意識に、適当になりがちな世界に、ちょっとでも頭をつっ込んでみてください。

今までとは違った世界が見えてきます!

・ピアノの音をちゃんと聴くこと。(客観的に聴く姿勢を持つこと)

・ペダルの使い方は多種多様であること。(音そのものに強く影響しています)

・指使いは初めからちゃんと決めること。(途中からだと直りにくいため)

いつも慣れ親しんで弾いている曲たちも、これらのことを気にすることで、ドッと汗だくになること、請け合いです!さぁ今日も、練習、練習~。