2010/04/26

石割山登りました

<山登り日記~石割山&平尾山>

早朝3~4時頃から自宅より車で出発。登山口に着いたのは6時半過ぎ頃で、6時45分位より登山開始。

まず最初にいきなり400数段の階段が!まずは怖気づかず、ココをゆっくりと登って体慣らし。上の方にも下の方にも数人の登山客がいらっしゃいました。「階段長いよね~」と話しつつ登ります。



あともう一歩!?というところで避難小屋が。あとちょっとで階段道が終わります。


ここからが、いわゆる山歩き!


途中チラチラ見える富士山を見ながら、ゆっくりと登っていきます。


途中石割神社でお参り。この巨大な石の周りを3周するとご利益があるとのこと。3周致しました。


狛犬が守っております。

「え?これがハイキングコース!?」 ・・・・立派な山道です。何度も転びそうになりつつ・・・・


うわ!変なところで尻もちつきました。けっこう汚れました。


こんなことは初めてでちょっとパニクりました(^。^;気が緩んでいたのかな。すぐにズボンを脱いで、軽く「ウェットティッシュ」で汚れを取り、上下セパレートタイプの雨具のズボンに履き替えて、再出発。

「下半身フルサポーター」を履いていたため、周りを気にすることなくズボンの脱ぎ着が出来ました。

まさかこんなところで、ズボンを脱ぐとは(笑)そしてまさか雨具のズボンが役に立つとは。備えあれば憂いなし。

また、地面に直接座ったり、靴を脱いでくつろげるように、100均で買っていた化繊100%タイプの薄い布が2枚くらいあると、こういう(着替え)時にも効果を発揮しますね。

さて、着きました!石割山の山頂です。絶景富士山。


こんなに雲のない富士山を見るのは久しぶりです。この時点でまだ朝の9時頃でした。さらに平尾山を目指します。


途中途中、ワンコがずっとくっついて来ました。首輪をしています。山道を知りつくしており、去ったかと思えば、現れて、「まだ~?」と言われているかのようでした。四足は山道に強い!軽~く登っていきます。


途中に見える富士山が素晴らしい!


けっこう凄い道を歩いていきます。


ほんとにこの道で合ってるよね?という時に安心するのがこのテープ。所々にテープが結んであります。大丈夫そうです。


付きました!平尾山。こちらの方が、山頂が広々しております。


先ほどのよごれたズボンを更に、水&ティッシュでよくふきとり、木の枝に干しました。「山頂で洗濯もの干す人を初めて見た」と言われました(^。^;


さて!山頂のお楽しみと言えば、お湯を沸かすこと!


アルコールランプでおなじみ、燃料用アルコールで火を焚きます。(消毒用アルコールでもOKです)通常はガスで沸かす人が多いですが、ザックの重さを1mgでも軽く、荷物スペースを少しでも空けたいため、アルコールタイプにしました。

軽量でコンパクト、アルコールは薬局で気軽に安く手に入るため、飛行機で旅して行く旅行先でも手に入りやすく、ガス缶の処理みたいに扱いが大変なこともなく、アルコール自体の扱いはとっても気軽のため、超お勧めです。

また、水は、こういったプラスティックタイプの入れ物に詰め替えて持っていくと、使った後、容器を小さくできるのでお勧めです。もちろん飲み水用の容器としてもお勧めです。


写真では、鍋を置くための金具を三角にセッティングしてますが、この金具、上下逆です。あとで逆さに戻しました(^。^;いつもこの金具のセッティングをなぜか間違えてしまい時間かかります。練習しなければ。


周りにあるのは風除けのアルミ製品です。風除けは火をより良く燃やすため、必須アイテムです。100均で買ったチャッカマンで点火。


登山用品コーナーで、割引券使って安く手に入れた、チタン製のお鍋!


アウトドアお鍋界ではまだまだ高級品。焦げ付きにくく扱いが楽なので、コレに決めました。アルミ製にすればもっと安価に手に入ります。私の持ってるコレは、お鍋にも、お鍋のふたにも、手に持つところにカバーがあるので、手で持っても熱くありません。

お鍋に水を入れ、お湯を沸かしつつ休憩タイム。


ずっとワンコがくっついて来ました。おやつなどを与えました。美味しそうに食べてくれました。


Myザックと富士山。山登りには、モノトーンより、なるべく鮮やかな色合いのザックが良いです。虫や熊は、黒色に過剰反応します。


お湯を注いで食べた、スープdeおこげ。富士山が斜めに写ってしまいました。


暖かい日でも、山頂は、山歩きしてかいた汗などが冷えたり、天候がしょっちゅう変わったりなどで、体が冷えがち。お湯をステンレスマグで持っていくか、お湯を沸かすなどして、温かいものを食べることをお勧めいたします。

塩分と糖分と炭水化物が適度に取れると最高です。おにぎりも、山では梅おにぎりが最高です。普段は食べないようなものが食べたくなります。カロリーメイトはお勧めしません。山ではソイジョイなど柔らか系サプリメント入りクッキーや、ゼリータイプの補給物の方が良いです。

そうこうしている内に、乾かしていたズボンもすっかり乾き、雨具ズボンから履き替えて、いざ!下山です!ショートカットコースを下ります。道がしっかりしていて、歩きやすかったです。


おっと!滝!?

いえ、貯水池でした。

こんなところを通過します。石で滑って着水しないように注意して渡ります。

トレッキングシューズを脱ぎ、サンダルに履き替えました。


11時45分頃、近くの温泉に行きました。山登りの後の温泉は最高!


さようなら、富士山!(写真は登山前に山中湖畔より撮影)


昼前には、さっきまで絶景だった富士山にもすっかり雲がかかっていました・・・

夕方3~4時ごろには帰宅。行動時間は約半日でした。日帰りの山登りは、早朝出発&早帰りが基本ですね。どんな小規模な山でも、朝は早く起きて登山口に向かうのが良いな、というのが今までの山登りで得た知恵です。

<登山後の感想&まとめ>

・フルサポーターが大活躍!?

久しぶりの山歩きだったので、しっかりとフルサポーターを履いていきましたが、通常の軽いトレッキングなら履かない方が鍛えられるので、あんまり胸張ってサポーターはお勧めしません。しかし、今回、思わぬ尻もちハプニングがあり、ズボンが汚れ、

写真:雨具のズボン(山頂で撮影)・・・に履き替えたりして、青空の下パンツ一丁にならずに着かえられたので、Good-Job!フルサポーター!(^_~)bと相成りました。

フルサポーター状態では何も恥ずかしいことがありません。幸い他人には遭遇しませんでしたが・・・もし万が一、寒くなったりしても、サポーターは股引き変わりになったりするため、高価な代物(1万円以上かかります)ではありますが、念の為お勧めしておきます。

・水は飲むためのものだけにあらず!

写真:ズボン洗濯(before&after)

万が一怪我した時は傷口洗浄・・・などなど、ミネラルウォーターは、飲むためのものだけにあらず。今回改めて実感しました。また、ウェットティッシュは必須です。

・化繊100%の服を着るべし!

山登りには、綿100%などの服はなるべく着ない方が最適です。今回汚れてしまったズボンは、ポリエステル100%の生地だったため、汚れても、すぐに洗って干して乾いたので、着て帰ることができました。Gパンや綿素材だったら、こうはいかなかったでしょう。特に、山にGパンはNGです。

化繊100%の服は、汗を吸ってもすぐに乾き、蒸れないため、ずっと着ていても不快になりません。是非スポーツ店などで化繊100%の上下を揃えておきましょう。アディダスなど、有名スポーツ系でも、安価に揃えられます。今回私もズボンはAdidas、上はKappaやMIZUNOなど、山登り系高価服ではなく、安価系スポーツ服で登りました。それでも充分です。

・山を舐めてはいけない!

今回、実は、軽いハイキングだよね、くらいの感覚で望んでいましたが、やはりそれでも山道でございます。トレッキングシューズは必須です。間違っても靴底の浅い、すり減ったスニーカーなどでは登らないでください。(そうでなくても不注意から転びました・・・)ロープなどの手すりがない、傾斜の高い下り道がけっこうありました。山は上りより、下りが危ないのです。

・天気のいい日に行きましょう!

今回は偶然計画していた日が晴れていて、富士山が絶景でした。景色が綺麗だとモチベーションも上がります。辛い山道の登りも、登っている時は本当に辛いですが、登り切った後にチラチラ見える富士山が、とても癒しになりました。

今回、笹の葉だらけで、花があんまりない季節の山行でしたが、天気が良かったおかげで、太陽の温かさにも癒されました。4月・・・この時期はまだまだ、日が出ていないと寒いです。天気予報で雨マークが少しでもあるのなら行くのを控えましょう。

・温かいものを飲みましょう!

山頂でお湯が沸かせなくても、家から、ステンレスマグなどに温かいものを持って行って、温かいものを飲むようにしましょう。今回の山は、途中にトイレがありませんでした。温かいものを飲んで、お腹を冷やさないようにしていると、意外に、モチます。

私は、出発地点の駐車場&トイレに6時半ごろ入って、朝7時前に出発し、昼11時過ぎ頃下山する迄、4時間近く一度もトイレに行きませんでした。温かいものは必ず持参しましょう。暑いから、と冷たいものばかり飲むと、トイレに困ることになります。真夏は話が違ってきますが、山頂は季節かかわらず体が冷えますので、注意して下さい。

・デジカメ手持ちはけっこう大変!

今回は初めてと言っていいくらい、ブログを意識してデジカメ写真を撮ったため、すぐに撮影できるようにずっと手に持って登りました。
100均で手に入る、低反発タイプの生地のSafety Caseに入れ、裏側にこんなモノ(右写真:黒い布部分)が付いているタイプのもので、そこに、指輪をはめるがごとく、人差し指と中指を入れて山登ってました。

デジカメ持ったままのトレッキングはけっこう大変!万が一、ということがあるので、初心者にはあまりお勧めできません。ファスナー付きポケットに入れるか、ウェストポーチを付けて入れるのがいいと思いますが、それでも邪魔なことには変わりないため、撮影登山は大変だ、ということを実感しました。

登山のテレビ番組などは、もっと大きいカメラ担いでるので、さぞかし大変なんだろうな、と改めて思いました・・・・登山番組は凄い!(カメラマンが!)

・辛かったけどまた登りたい!

山は、どんなところでも、登りはいつでも辛いです・・・いくらトレッキングに慣れてきても、坂道を登り続けるのは本当につらいもの。今回いきなり400数段の階段登りだったので、最初は「もう二度と登りたくない~」と思いますが、下山すると、なぜか階段も山道も恋しくなります。

また登りたい!と思いました。

(写真:登山口の鳥居)

普段から階段の上り下りは意識してやってますが、もっと長い長~い階段を毎日上り下りしないとだめだな、と改めて実感した山行でした。

以上、久しぶりの山登りレポートでした。

4 件のコメント:

  1. トレッキングしてみたい願望はあります。
    その時にはこちらをもう一度見に来ます(笑)

    山を舐めてはいけませんよね、、、
    足元からしっかりと準備して、、、という感じですね。

    そうですか、カメラは、一眼レフなんてとんでもない話ですね (^^;)

    それにしても富士山がこのように見えるなんて感動ものです。。

    返信削除
  2. あおみどり4/27/2010

    >ピアノトオトさん
    (^^)どもこんにちは!
    トレッキングはどんなに小さい山でも、いろいろなお楽しみや発見がありますね。是非トライされたらブログレポートしてください!楽しみにしておりますっ!

    靴だけは必須ですね。確かに・・・疲労度が全然違ってきます。トレッキングシューズ&厚手の化繊靴下がベストですね。靴ずれもしないし、足の疲れも少なくなります。

    カメラはリュックの中にしまえると良いですが、手持ちは辛いと思われます・・・たぶん。

    私は普段は手持ちしてません。撮影のことなど忘れ、頭をからっぽにして、ひたすら動物みたいに行動しているのが楽しいので!!

    富士さん、絶景でした!

    世界的にも、こういう、高山でかつ独立峰って珍しい風景ですね。普通は、山々が連なってる、連峰になってる方が多いですし。

    富士さん、お願いだから、爆発しないでね、と祈るばかりです(^。^;死火山ではないから、そこんところがちょっとドキドキさせる山でございます・・・

    返信削除
  3. 子供と鬼ごっこをして息を切らせているオヤジには、この山は登れんな・・・。
    おととし高尾山を上ったけど、あれが限界かも><

    返信削除
  4. あおみどり4/28/2010

    >MaJamさん

    ども(^^)鬼ごっこ、疲れますよね。。。きっと。ってもう長いことやっていないですが。

    山は、誰でも、いつでも辛いです。私も、けっこう辛いです・・・・・でも登りたくなってしまうんですよね。なぜでしょう?

    これって中毒かもしれません(^。^;;

    高尾山、一度行ってみたいと思ってました!いろんなコースがあるみたいなので、健脚向きコースみたいな、観光と離れたコースにチャレンジしてみたいです~~。

    返信削除

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。