今回なんと、自分の使ってる手前の横長ソファータイプの椅子(写真手前)持参です。
どうも私は、縦長の硬質タイプな椅子(写真奥)が苦手でして・・・ついに椅子を持参してしまいました。もちろん家から手で持って行ったわけではなく、車で運んで行っているわけですが(^。^;
どちらにしても、高さが調節できるピアノの椅子の世界は、ピンキリの世界でございます。
私の持っている写真の椅子は、合成革製品の安物でございます。以前は、縦長硬質タイプを持っていたのですが、長年使ってはいたものの、ちょっとボロボロになってきており、思いきって人に譲ってしまいました。
私の先生は硬質タイプがお気に入りのようです。人によって好き嫌いが分かれるところなのでしょう。私は断然!横長ソファー派です。
横ソファータイプは、なんといっても、座った時にとても精神的に落ち着きます。硬質縦長タイプは、座ったあとも、弾いている最中に動いたりキシんだりしがちで、不安を誘うことが多いのです。
また、縦長タイプは人ひとり分のスペースしかなく、横は崖っぷち。横長ソファータイプは、横に余裕があり、半ケツ(半分お尻)状態ならば2人で座ることも可能です。
そういう意味でも、横長ソファータイプは精神的に落ち着きます。
なんといっても、ある程度長時間座っていても、お尻が痛くなりません!(^。^;
また、横に長いと、椅子の安定感がぐっと高くなるようで、激しい曲を弾いていても、椅子がズレたり、キシんだりすることはありませんから、自分をすべて椅子に預けて自由に手を動かせるような感覚で弾くことができます。
この日はDebussyの「5本の指のためのエチュード」を弾きました。
とてもユーモラスで素敵な曲です。ドビュッシーのエチュード集(全12曲)はクラシックとはいえ、音的にはとても今風なイージーリスニングや、Jazzyなサウンドが多く、クラッシックファンでなくても、CDなどで聴いてみることをお勧めいたします。練習曲風の形を借りた素敵音楽、という感じです。
ちょっとマニアックな音楽ですが・・・「え?これが練習曲なの?」的なサプライズ音楽としては、是非お勧めしたい逸品です。
さて・・・もし、出かけ先で、縦長椅子しかなかったら、今後は出来る限り、椅子持参で弾きに行きたいと思います。(笑)
ピアノを持参できないのは、どうにもならないピアニストの宿命ではありますが、椅子なら持参できる!ということに気づいたのでした。
ピアノの演奏は、なぜだか椅子によって変わってしまうことが多いのですよね・・・なぜでしょう?
ひとえに「安心感」が違うのです。高級な椅子であればある程、座り心地が良くなって、座ってるだけでもホッコリしてきます。全身の血流まで良くなってくるような感じがします。
まるで、タオルケットにくるまれている感じがするんです!
最後に、ピアノトオトさんのブログ「ピアノと音的生活」にある、「ピアノ椅子レポート」がとてもお気に入りなので、右側のリンク欄へ、フィードリンクさせて頂きました。いつも楽しく拝見させて頂いております!(フィードは最新投稿記事5件まで表示されます)
ピアノの椅子の写真と記事がてんこもり!椅子にヒトモンチャクある方は、是非ご一読を。
リンクどうもありがとうございます^^
返信削除こちらのピアノの写真を見たときに、なぜか『ドキッ』としてしまいました^^;自分はピアノが「相当好き」でいることにも今さらながら気がつきました(笑)
椅子は不思議です。椅子ひとつでミスタッチや音色も変わったりしますので、本当はマイ椅子を持ち歩くくらいの方が当たり前なんじゃないかなと思うことがあります。
座面が固い椅子は音色も固くなりますね。柔らかくつつまれる感じだと、音色もそんな感じになります。演奏者の好みもありますし、とても奥が深い世界です、、、(^^)
>ピアノトオト
返信削除おっと!只今投稿&編集中でありました・・・!コメントありがとうございます。
そうです、ドキッとします!けれどピアノトオトさんのブログは、さらに、ピアノの内部だったり、素敵過ぎる場所にあったり、椅子の写真があったり・・・個人的には、それはもうそれはドキドキでございます。
ピアノって、弾くことや音以上に、インテリアとしての素敵さがありますね。特にグランドピアノの姿は美しいです。
私は楽譜を眺めているのも好きです。
椅子は、奥深いです。My椅子、車移動、搬出が楽に出来る限りは、これからは必ず持ち歩きたいと思います(笑)