趣味が多すぎて困ります
http://lala-film.blogspot.com/2009/12/blog-post.html
まさにその通りで、本当は無趣味になりたいと願う私も、実は今まであんまりネタにはしていなかった恐ろしい趣味があります。それは・・・陶器!私は陶器または食器大好き人間であります。
一時期、テレビやゲームなどの電器製品からは遠く離れていた時代、かなりの時間とお金をつぎ込んで別の世界に没頭していた時期の産物です。ドーン!初公開!?
これでも、個人所有の全食器の6~7割程度。全てを並べるのは無理でした。
主に備前焼が8割。萩焼もちらほら。その他、創作モノで植物系の作家モノ、あとは数点、備前焼体験教室にて、自分で作った陶器が何気に隠れてます。
1つ1000~2000円程度の気軽なものから、備前焼作家さんの工房に行って、直に作家さと談笑しながら買ったいわゆる”1点もの”までがあります。
とはいえまだまだ若輩ものだったしお金持ちでもない私。全てを固めた土に捧げていました・・・。
陶器といえどいろいろありますが、どちらかというと、縄文式土器系の素焼き系、土っぽさ全開のぽってりとした和食器が好きであります。
しかしほとんどが、工房直買いの為、地元のデパートで買う値段よりずっと安く、高くても1個につき1万円前後。改めて眺めてみると、土の妖精たちに取り憑かれていたとしか思えないこの有様。
この時期は、過去のブログ記事にも書きましたが、こんなこともしておりました。
売っていないものを買ってみる
http://lala-film.blogspot.com/2009/12/blog-post_543.html
食事処に出てきた、非売品の食器までも、交渉して手に入れるという暴挙ぶり・・・。今の自分では、そんなことは絶対出来ません!
しかし将来、習慣的にやりたい趣味を挙げるとするなら、それは”陶芸”です。
すでに陶器に取り付かれていたこの時期も、体験教室で10個くらいは陶器を作っておりましたが、それはあくまで体験教室であり、本当の陶芸を学んでいた訳ではありません。
これなどは、”葉皿”(はざら)というジャンルですが、まるで小学生の粘土作りの延長上のような感じでございました。
見る人が見れば失笑ものの出来ですが、当時の私は真剣でした!
しかしこの葉皿は、備前の土で作られた、鉄分豊富な備前焼。赤い色は、焼き上げるときに自然に出来た模様です。神のみぞ知る、この模様!
たとえ小学生レベルのこのような創作であっても、1個として同じ模様がない世界です。煮魚などを乗せた時、計算外にも、汁がテーブルに漏れそうになるのですが、自分で作ったという愛着感がハンパではありません。
この葉皿は、備前焼ではありませんが、作家モノの創作モノでございます。
左に見えますのが、花の箸置き。真ん中あたりにある茶色い葉皿は多用途で使えます。緑の葉皿は薬味などを添えると素敵です。
こちらはかなりデッカイ葉皿です。サラダなどを乗せると、心も体もホッコリします。
まぁ、こ~~んな感じで陶器を並べて、自然光で眺めるのも、赤い照明を当てて雰囲気を出すのも、それだけですごく癒されます。
今の私の視点はこんな感じ。ちょっと恥ずかしい写真ですが(^。^;ノートパソを手前に、ズラ~リ並ぶMy食器達を眺めるにつけても、やはり自分の凝り性体質は永遠に治らないと、改めて自覚できました。
う~む。食器の中でも、特に作家さんの創作陶器は、とても心が落ち着きます。
このでっかい備前焼のビヤマグを見て下さい。
もう、明らかに私の作った小学生レベルの皿とは趣が違います。
チープなケータイ画像なのが申し訳ないくらい・・・
こちらは作家さんの作品たちが無造作に並べられた、とある一室で、談笑しながら直購入したものです。
これでもたったの6千円!作家ものとしては破格でした。他にもいろいろ買っていたので、まとめていくら、などといろいろとサービスしてくれたのです。
このビヤジョッキ。都心のデパートに並んだら倍以上はするはず。
この時、作家さんに言われた言葉を思い出しました。
「君たちは、いわば、お米を買うのに、こしひかりを作ってる田んぼに行って、農家の人からお米を買っているようなものだよ。」
と。何にしても、直購入というのは、作っているところで直に買う訳だから、安心感が違います。
ブランド志向などまったくありません。
陶器工房というのは、集結して存在していることが多いため、まったく知識もないまま、気の赴くままに工房に入りまくっていただけです。
そしていろいろな出会いがあり、作家さんや、工房の方たちと会話しながら購入していくのです。
いろいろな工房をめぐっているうちに、何が良いもので、何が特に良いものでもない平凡なものなのか、目がだんだん肥えてくるのが分かります。
しかし、陶器は全て土を固めて焼いて作ったもの。たとえ自分が作った粘土細工レベルの食器であっても、愛着があればどんなものでもよいものです。
1年間を振り返って。。。
思い出したのは陶器達でした!ということで(?)
実は最近はガラス食器に目が行ってしまうわたくしですが、食器に見合う料理の腕が追いついておりません(^。^;
来年は食器達も喜ぶような料理の腕を上げたいな~と思うのでした。
最後に。母は昔、陶芸をやっていました。家には、母創作の食器達もわんさかあります。
血は争えない!
・・・ということをしみじみ思う、日曜日の昼下がりなのでした。
ブログ1周年、おめでとうございます!
返信削除私もミクシィやツイッターは性分に合わないのでやってないですけど、
マイペースでできるブログは結構続いてます♪
それにしても、素晴らしい器たちですね!
こういう食器で食事をしたら、楽しいだろうな~。
私もどちらかというと、きれいな絵皿よりは、
備前焼のような土の色が出ている食器が好きです。
何と言うか、落ち着くような感じがして・・・
あおみどりさんは陶芸教室もたくさん行かれてるんですね!
作品の葉皿も、カッコいいですよぉ!!
私も旅行先でちょっとした陶芸体験をしたことはありますが、
ちゃんとした形を作るのって難しいですよね。
その時は2時間くらいかかって、一輪挿しとか、ぐい飲みのようなものを作りましたが、
とにかく集中力を要したので、疲労困憊になりました(^^;
でも、うまくコントロールして作れるようになったら、
楽しいだろうし、本当にのめりこみそうですよね!
>viviandpianoさん(^。^)ご訪問&お祝いコメント有難うございます。
返信削除>マイペースでできるブログ。やはりコレにハマってしまうのも性分なのでしょうか!?
>ミクシィ。とにかく友人知人の訪問先が増え続けてしまうのが個人的には苦痛になってしまったのです。アレはトンデモナイ数に増えますからね~。生で会える人ならば、生で話した方が速いですからね~。ってことで。(^。^;まぁ、完全に趣味・趣向の問題なのでしょうけれどっ。
>きれいな絵皿よりは、
そうなんです。この辺り、書くのをためらってましたが、実はそうなんです。陶器と言えば絵付けなどが話題になりますけど、主役はあくまで料理、中身なわけですよ。料理を生かす絵柄なら良いですが、食器というのはなるべくシンプルな方が良いと個人的には思いますっ!
ただの(?)白いお皿でも良いと思う訳です。
(あ、長くなるからこの辺でやめとこ!)
>作品の葉皿。眺めて頂いて有難うございますであると同時に、恥ずかしさ100%であります!しかし公開してしまったのであります!(><)
>ちゃんとした形を作るのって難しい
です。まずちゃんと机の上に置いて、平衡を保っているかどうかですよね。浮いちゃったりするのはアウトですし!
>一輪挿しとか、ぐい飲み
良いですね~!特に、ぐい飲み・・・。特に備前のぐい飲みは最高であります!日本のお酒が得意ではない私も、備前のぐい飲みでならお正月におとそなどを頂いちゃったりするだけで、むっちゃご機嫌です(^。^)