2012/05/30

NewスーマリWii日記~KINOPIO☆MAD~試作

今回の更新は完全に思い付きです。今日は半休ということもあり気持ちが軽くなっていたせいか、早速作ってUPしてみました。(正確には作っていたのは昨日から今日にかけてですが)大好きなキノピオを使って遊んでいます。

MADの為の編集テストでもあります。手抜きが多々見受けられますがご了承下さい。いつの日かちゃんと作ってみようと思っていますけど本当に作れるかどうか分かりません。

キノピオの声がかわいい!(6/2更新:声を堪能できる記事を追加)※記事末尾参照

たったこれだけの理由で、無計画なMAD動画を作ってみました。キノピオの声をケータイのメール着信音にもしているわたくしです。どんなノウハウで作るのかは人それぞれだと思われますが、試しに作ってみたら半分はコピー貼り付け作業で終わってました・・・。若干編集ミスったところもそのままだし、手抜き編集ここに極まれり!ノリノリのチャラUPでぃ~っす!

そんな訳なので、超~超~お気軽にご覧下されば幸いです。

けれど、作り方のコツみたいなものはなんとなく分かったので(分かってどうする!)元ネタ映像と音声を増やした「脱試作版」キノピオMADをいつの日か作ることが出来たらHAPPYです。できれば黄&青キノピオ2人組MADを作りたいですが、なかなか2人が揃った状態のプレイをする機会がありません。寂しいです。(><#)ではどうぞ~☆

▼NewスーパーマリオWii~KINOPIO☆MAD~試作ver0.1(5/31再UP)

http://www.youtube.com/watch?v=P_NqGjoo6Pc

(6/2記事追加)
単体で声を聞いてみたい方はどうぞ☆ちなみに、マリオ×青黄ピノキオの3人プレイ動画で、黄の豆キノピオの声が青キノピオと同時に聴ける動画もありました。こちらです(Youtubeリンク)。ジャンプスキルが高く、3人でさくさく進む感じが、マリオスキルの高さを伺わせ、とてもうらやましいマルチプレイでした。(この方たちのペンギンピノキオの動画はこちらからかわいすぎる!)

黄ピノキオ~Hyuu


黄ピノキオ~Taah

黄ピノキオ~Yeah

黄ピノキオ~Daah

黄ピノキオ~Dead

黄ピノキオ~Gugh
ピノキオ~Gaha
黄ピノキオ~High

2012/05/28

NewスーマリWii日記&編集あれこれ

(5/31:おすすめ動画のリンクを追加!)

ゴールデンウィークは親戚のお子ちゃま達とNewスーパーマリオWiiなどをしておりました。早速そのマルチプレイの様子を動画にしてみたのですが、数々の失敗を経てしまいました。それがUPの遅くなった原因です。(><#)

自分がバカ過ぎただけなのですが・・・不思議な動画になってしまった為、編集の経緯を記しておこうと思います。

(1)常プレイの字幕付き動画でムービーファイル出力するも出来上がったムービーに音声が無かった。(使用してる音声ファイルを出力前に削除してしまったらしい。)

(2)かもWindowsAVIファイルにしてしまっていた。(サイズでかっ!)

(3)のままだと無音過ぎて変なので、別途普通のデジカメと同時録画していたプレイムービーと合わせて実況プレイっぽいムービーを作ろうとした。

(4)かしHDDレコーダーにあったはずのプレイファイルが見当たらない!HDD整理していた際に間違って消してしまったようだ。(最悪!)

(5)っかくのデジカメ生録画ファイルがもったいないので、最初に間違って無音AVIファイルになったファイルと無理やりくっつけることにした。試作である。

(6)れがこれ。映像と音声が違いますが、鑑賞の仕方はお任せします。
▼NewスーマリWiiマルチプレイ~試作1
(1日ちょっとの公開でした(^。^;お子ちゃま宅が視聴済みなので消しております。ご了承下さい。)

(7)れでは意味が分からない。字幕をつけるのがもう面倒くさいので、普通のカット編集のみを加えて別途プレイ動画を作ることに。

(8)れがこれである。改めて見てみると、マルチプレイ動画にプレイヤー達の音声がないのはとっても寂しいと思ったのだった。(見た目は一番マトモなのに~!)

▼NewスーマリWiiマルチプレイ~試作2(コインバトル&通常MAP5-1辺りのプレイです)
http://www.youtube.com/watch?v=cdSAXZl2ZtA



(9)かし途中で予期せぬトラブルが発生してました。通常編集時、HDD録画済みのプレイ動画ファイルから音声を抽出するのに使っていたフリーソフトが正常に動作しなくなってしまったのだ。別途フリーソフトを探す羽目に。

(10)れがこれ。いろいろなエンコに対応しており、複数ファイルの一括抽出もさくさくこなしてくれる良ソフトだと思います。動作も軽い!私は日本語化してませんが、英語のままでも普通に使う分には支障ないと思います!(たぶん)

▼Efficient WMA MP3 Converter
http://www.gigafree.net/media/encode/efficientwmamp3converter.html

っと、こんな具合で、もうてんやわんやの編集となりました。

私の使っている編集ソフトは主に「PowerDirector」というものですが、バージョンが古く、加えてバンドル版ソフトため、ドルビーデジタル、という音声仕様に対応してくれません。私の録画環境はHDDレコーダーのみで、その仕様をどうすることもできません。

なので別途音声を抽出し、編集時にくっつけるという一手間が必要なのです。

今まではWindowsWAVファイル抽出でしたが、ソフトを変えたことで、容易にMP3にすることができました。これは便利!WAVファイルでの編集時より快適に編集出来るようになりました。

これは発見!サイズが軽くなるからかな?っという訳で、てんやわんやの編集でした。

しかし、快適で便利なソフトにも出会えたし、実況(と呼ぶにはふさわしくない)プレイ動画の作成方法も若干バージョンUPしたし、編集ソフトの使い方も、初心に返っていろいろいじくることも出来たので良かったです。怪我の功名?

とはいえ心残りなので、次回があればちゃんとした実況プレイ(というか単なる雑談&雄たけび付きプレイ)を作れるようになりたいと思っています。(UPするかどうかは未定)

アクションゲームのマルチプレイでは、実況(というか肉声付き)の方が、なにより目が疲れなくていいです♪カオスなマルチプレイ動画で字を読むのはちょっとキツイですね(><#)

(追記)▼NewマリオWii再開のきっかけになった面白い動画はこちら!
http://www.nicozon.net/mylist/17537121

※ニコニコ動画です。上記リンクからだとログインなしで視聴できます。(ログインはとても面倒なので私はほとんど上記サイトから視聴しています。)ほんとに楽しませてもらいました!海外ズ。大好きです。日本人にもわからない日本のネタを逆輸入するかたちで知ったり、いろいろ新鮮でした!やはりNewマリはマルチプレイあってこそのゲームだなぁ~と痛感しました。(^ー^)ノ

<編集反省点まとめ>

1.HDDの整理整頓は編集中にやらない!むやみに消さない!
2.最終的なムービー出力前に、いろいろとちゃんと確認する!
3.日にちを置いた編集をしない!それがミスに繋がってるっ!

2012/05/14

季節外れの風邪引いた&今後の更新予定

GWですっかり気持ちがゆるんだのでしょうか。熱を出しておりました。汗ばんだかと思えば寒くなったり・・・。皆様もお気を付けください!

さて。今後の更新予定ですが。東北旅行の日記について。写真が見たいというご要望がありましたので、フイルムで撮っていた写真を、スキャナでPC取り込み作業中。というわけで今後の予定は・・・

(1)東北鈍行旅行の写真をUP。既存の記事に写真を加えて編集する予定。週末にはUPできそう。
(2012/5/22更新!)

(2)実はワールド3&5で長らく止まっていた「NewスーパーマリオWii」をプレイ。その経緯を日記にするかも?
(2012/5/28更新!)



どうやって記事にするかは未定ですがプレイ映像は録画済み。最後のワールド8の、最後の城の手前まで来ました。

しかしルイージのお手本プレイで難所をスルーするなど、ずるい手を使ってやっとこぎつけました。ほんとにマリオが下手すぎてへこみます。しかしそれにはそれなりの理由があるのである!

一人でプレイしただけでなく、親戚のお子ちゃま達との3人プレイなる奇妙なコンビを組んでのプレイもしてたのです。デジカメでの実際のプレイの様子を撮影したムービー映像(私は声のみ。メインはお子ちゃま)と、プレイ動画と同時録画しているものの、一般公開には踏み切れそうにありません。ただの「Newマリオ日記」になりそうな気も。

そんな感じで、いまだに微熱が上がったり下がったりで、体温調節がうまくいきませんがぼちぼち更新していく予定です。

Wiiのファミリーフィッシングは、完全に計画倒れしてしまい、プレイがあんまり進んでいません。ほんのちょっとだけ「First Get」的な魚釣りをしていただけでした・・・。

それにしても、当ブログの「ピラルク攻略記事」と、「ピラルク釣り上げ動画」 のアクセスが尋常じゃありません。

みんな釣れなくて、だいぶ苦労してるのかな?と思った次第です。需要を考えると、改めてピラルク動画を撮影してみることも考え中です。「アカントデス」もよくアクセスされているみたいです。想像以上に需要があったんですね。というわけで

(3)改めて「ピラルク」と「アカントデス」の釣り上げ動画を撮影する。

これも予定に入れておこうと思います!

2012/05/03

<旅行小ネタ>8泊9日5万円!~東北ぐるり一周貧乏旅行記~その3

(写真をup!2012/5/22)

過去にモバイルギアでつけていた旅行記のテキスト復刻・気まぐれ連続更新!最終回です。

▽その2(3月3日~5日)
<旅行小ネタ>8泊9日5万円!~東北ぐるり一周貧乏旅行記~その2
http://lala-film.blogspot.jp/2012/05/895_03.html

▽その1(3月1日~2日)
<旅行小ネタ>8泊9日5万円!~東北ぐるり一周貧乏旅行記~その1
http://lala-film.blogspot.jp/2012/05/895.html

▼200X年3月6日

今日は秋田で一日、男鹿温泉郷でまったりの日にすると決めたので、その通り、今日は温泉にずっと浸かっていた。私が温泉に浸かっているのか、温泉が私に浸かっているのか(?)わからなくなるほど。(笑)

朝は一応6時過ぎ頃に眼が覚めた・・・が、2度寝3度寝をしてしまう。気がつくと7時半頃に。8時半頃の秋田発、男鹿線の男鹿行きに乗らなきゃけない・・・ってことは、頭では分かっていたが、なんだかモタモタしてしまい、気がつくと7時45分頃に。宿から駅までは歩いて15分強はかかるのに。

ということで、そそくさと支度をし、ちゃんと朝御飯を食べようと思ってたのに、食べる時間なんてなさそうだったから、昨日買ったデニッシュパンを急いで引きちぎり、お菓子を入れていた紙袋に詰め、牛乳も詰めて、旅館を出発した。

朝は、いつもの1分が5分くらい、5分が10分、10分は30くらいに感じる。ハッと気づくと、もう30分、1時間経っていることが多い。

とにもかくにも、8時34分初男鹿行きに乗った。秋田から男鹿まで、片道740円(730円だったか?うろ覚え。)乗ってる時間は約1時間くらい。電車に乗り、おなかがすいたのでそそくさと、パンと牛乳を食す。

男鹿に着くと、なまはげだ!ガラス越しに、”ようこそ!男鹿へ”といわんばかりのなまはげが2体歓迎(?)してくれた。

早速バスの時刻表を見る。約1時間待ちだった・・・。すこし町を歩いてみる。が、何もない。また駅に戻る。バスの待合室で座って待っていると、おばぁちゃんとおじぃちゃんが入ってきた。半分外国語だった。聞きとれるのは、標準語に近い単語くらい。貴重な秋田弁を聞いた。

バスが来る15分くらい前になって、突然ある不安にとりつかれる。”男鹿温泉”といっても、どこの温泉にはいるの?っと。

そこで思いつきで、男鹿駅内にあった、男鹿温泉の宿のパンフレットを拝借する。一つは、温泉ランドみたいなところ。電話すると、なんでも辺鄙なところにあるらしかったので、そこに行くのをあきらめた。

次は観光ホテル。”展望風呂”というのに惹かれた。バス停から徒歩1分で、わかりやすい。電話すると、タオル貸し出しはなし、温泉使用料金は500円。ということで、辺鄙なところで路頭に迷ってもいけないと思い、ここに決めた。男鹿観光ホテル。そのままだ。

かなり縦に長い、大きな建物のようだったし、男鹿半島を一望できる”展望大浴場”だったから直感で決めたのだった。12時頃ホテル内に入る。”ご用の方はこれを鳴らしてください”とあるベルを鳴らしても、ベルは壊れて鳴らないし(笑)。

”すいませーん!”と声を上げても誰も来ない。一体全体・・・。今泊まってる旅館にしても、ずいぶん呑気なとこなのね。何度か呼んでやっと人が来てくれた。500円払って早速エレベーターで最上階へ。

最初は数人人がいたけど、気づいたらひとりになっていた。貸し切り展望大浴場!初めての経験だ。どこにも行かず、温泉でまったりすることに決めたから、悠に3時間はいた。温泉に入っては出、水シャワーなどを浴びてまた入る。また出て、着替えて、部屋で裸のまんまガイドブック読んだり、また温泉にはいったり、足湯だけしたり、半身浴したり、また水シャワー浴びて体冷ましたり。

・・・なんてことを延々10回くらいくりかえした(笑)。もうこんなことは一生やらないだろう。っていうことをやってみたのだった。3時間も裸のまま温泉三昧。しかも男鹿半島と日本海を一望しながら。しかもまっ昼間に。(12時~15時くらいまで)・・・もうこんなこと、ほんとうに2度とできないだろなぁ。

”観光ホテル前”のバス停で見た時刻表には、丁度いい時間で、15時31分発の帰りのバスがあったから、それに乗る予定なのだ。本数はめっちゃ少ないから命のバスである。

バスに乗る前、時間が少しあったから、停留所付近をうろうろ。すると、目の前に”スナックなまはげ”。これには受けた。思わず友達にメールする。

するとまた面白いことが。スナックなまはげの路地から犬が出てきたのだ。

首輪はしてるけど、紐にはつながれていない。放し飼いだ。白い犬が、ただボォーっとたたずんでいた。これはカメラに激写しないと、というわけで激写した。

賢い犬だなぁ。車が来ても、騒がず、落ち着いていた。しばらくしてまた路地裏の方に行ってしまった。そして私はバスが来たから乗った。

帰りは男鹿駅のり一つ秋田より手前の”羽立駅”まで行った。バスで670円(またまたうろ覚え。)。行きは男鹿駅からで、740円くらいだった気がする。羽立駅の方がバスの発着率がいいらしい。

またのんびり秋田へ戻る。16時56分発。(50分台。うろ覚え。)秋田に着いたのがちょっと早かったから、おみやげと、今晩の夕食(&朝食)を買い出し。”なまはげストラップ”や、お父さんへのおみやげの日本酒を買った。日本酒は重いので、宅急便でうちに送った。

宿に着くと、さっそく荷物整理&晩餐。3時間も温泉三昧だったから、今日も宿ではお風呂入らず。ほんとうに、ただ寝れればいい状態。食事も持ち込みだし、素泊まりも、ここに極まれり、という感じだ。

今日は精算をしてもらう。1泊3300円。税抜きでは2泊で6600円だ。ちょっといい感じの、安価なホテル1泊分って感じ。

今日は本当は、バスの時間とかがはっきりしてれば、なまはげ伝承の地らしく、”なまはげ館”とか、”真山神社”とかに行きたかったなぁ。バスは連絡が悪いと、トンデモナイ待ちぼうけをくらわされるし、貧乏旅行には、タクシーなんか乗れない。・・・というわけで温泉だけに絞らざるをえなかった。

そのかわり、せっかく駅近くにいることだし、明日は7時過ぎ頃宿を出て、”千秋公園”をまったり見ようかと思う。9時42分・秋田駅発の奥羽本線に乗るから、2時間くらいはまったりできそうだ。(早く起きれたら。)

明日は、秋田~山形~仙台を経て、常磐線でいわきまで大移動する日だ。18切符の威力、発揮してるなぁ。でもいわきに着くのが夜7時頃だから、駅前数分のビジネスホテルへ泊まる。

あさってはJR・泉駅からバスで”アクアマリンふくしま”へ。その足で、水戸の偕楽園ユースホステルに泊まる。次の最終日、家に戻る予定の日に、大洗水族館へ行く予定。最後の最後で水族館三昧な私。

秋田**荘にて pm22:00頃~23:00頃

▼200X年3月7日

今日は秋田を出て、南東北・福島県・いわきに行く、大移動の日。朝は6時頃目は覚めたけど、またまたすぐには起きられず。7時頃にやっと体を起こす。朝御飯も少し食べる(残りのトマト3個は全部食べた)。7時50分前後には”**荘”を出た。電車に乗るまで時間があるから、千秋公園でまったりと過ごす。

スーツケースを引きずりながらの散歩はとても大変だ。重かったけど、がんばって坂を登り、千秋公園の外観図やいわれなどの看板を見て、また坂を下り、池近くのベンチに座りながら、残りのご飯を食べた。すると、鴨とカラスと雀がこちに寄ってきた。パン、マグロと昆布の角煮などを、鳥たちに分け与えながら、景色を眺めてまったりした。

9時前くらいに切り上げて、駅の方へ戻る。駅の正面入り口ではなく、駅の隣のおみやげ屋がある店に入り、そこからJRの改札がつながってたから、その裏口から18切符の判子を押してもらって入った。

秋田~新庄、そして山形まで来ると、まずコインロッカーにスーツケースやモアイルギアを入れる。・・・が!100円玉がない!仕方なしに、120円のペットボトル入りお茶を1000円で買う。が。お釣りにまた500円玉が。100円玉が足りない。時間がないから、考える余裕もなく、もうひとつ同じ120円のお茶を500円玉でかって、ロッカーに荷物を入れた。思わぬ出費。お茶240円。まぁいいや。

荷物が軽くなったところで、とりあえず、霞城公園に行った。次の電車まで2時間ある。ゆっくり公園内を歩いた。観光客らしき人はほとんど歩いていなかった。貸し切りテンプル跡。園内には、博物館や郷土館があるも、時間が気になってゆっくり見られないだろうと思い、見るのをあきらめる。最上義光の像や、復元中の秋田城、復元された城の門構えなどがあった。

中には体育館やプール、道場など、体育施設がもりだくさんだった。今日は、旅始まって以来の雨。傘をさしての散歩だ。

今日は大移動するし、いわきのホテルにつくのも9時頃で遅くなると思い、駅に併設されているでっかい建物(ワシントンホテルだか、霞城セントラルだかいう建物)の1Fにある、”牛丼480円”が売りらしい店にはいって、”米沢和牛丼(480円)”を食べる。まだまだ電車の出発まで1時間あった。ゆっくり食べる。

ここの店は、あったかいお茶も、冷たい水もセルフサービスだった。お茶は湯飲みとパックが置いてあって、机のところにお湯が出る蛇口(?)があった。水は、別に設置されてるところで注いだ。

その後、駅のロッカー近くにあった、キオスク&おみやげ屋にて、山形産のミルクケーキと、ゆべし(1個80円・ごま風味)を買う。今日のおやつにした。

今、山形~仙台間を走っている”仙山線”というのに乗っています。流れる緑の景色と、迫り来る山々を見ながらの移動中に、キーボードで文章書けるなんて感慨深い!

今日は雨なので、木々と山々の風景に濃く霧がかかっていて、とても幻想的で美しい風景です。あ。今、川も見えた。木と川と山と空と霧の風景。日本画のよう。

今、”山寺”という駅に停まっています。懐かしいなぁ。友達が山形で一人暮らししていたときに、2回くらい山形行ったけど、そのとき、友達のおとうさんとおかぁさんも来ていて、(というか、友達のうちから、私と、友達と、その家族で、車で山形に行ったのだ。)車で山寺に連れていってもらたっけ。懐かしいのぉ。

今日の霧がかった山寺も、幻想的できれいだろうなぁ。

家へ戻ったら滅多に見られない風景が、東北にはたくさんある。それに、石鹸つかってても、その使用感から察するに、水もかなり軟水だし。(注意:石鹸は軟水だとよく泡立つのだ。)

今回、18切符があったからこそ計画した、東北鈍行一人旅。さよなら、岩手、青森、秋田、山形よ。そして今日は、いわきに行く。明日から”アクアマリンふくしま”、あさって”大洗水族館”。福島と茨城の水族館で旅をしめくくる。

それにしても、山形、というだけあって(?)山だらけだなぁ。雪もまだ残ってて、霧がかってて。ああ、なんて乙な風景だろう。ほんとに、日本画見てるみたい。仙山線って、乙だなぁ。夏に乗ったら、緑がきれいだろうな。ああ、ため息。この風景を目に焼き付けよう。あ、今、滝が見えた!!すっごくきれいだ。風景に感動するなんて滅多にないけど、山形の、鈍行から見える風景は、最高!!!

JR仙山線(快速)にて 15時50分頃~16時15分頃

▼200X年3月7日(2回目)

3月7日の2回目の日記を3月8日に記す。

昨日は、JR仙山線に乗っている時に、あまりに景色が良かったから思わず筆を取り・・・・じゃなく、モバイルギアを手に取り、文章をしたためてしまったけれど、その後、”いわき”に着いたら、ものすごい雨で、少し興奮気味になってしまい、すっかり気分が、”生きているだけでよし!”状態に突入。夜はお風呂にも入らずに、バタンキューしてしまったのであった。

”いわき”に着いたら、雨で気分が高揚したのと、長旅&大移動(秋田~いわき)の疲れがでてたのと、お腹が空いたので、急遽、いわき駅前にあったミスドへ入ったのだった。

その前に、明日の朝は牛乳が飲みたいと思い、最初、駅前スーパーの”フジコシ”へ行ってみたけど、もう夜9時近かったから閉まっていたので、コンビニの”フレッシュ・チコ”に入る。牛乳とコーヒー牛乳、いちご味のナタデココ入りヨーグルトを買った、その後、ミスドの”飲茶”を食べて、次の日の朝食と昼食兼用ドーナツを3個買った。

この日は”ホテル平南”。ビジネスホテルだ。”いわき”の駅を降り立つと、すぐ左手に看板が見えるほど駅に近い。1泊素泊り2900円。安い!消費税を入れても3000ちょっとだ。

ユニットバスでベッドもテレビもあるし、言うことなし。ただ、カーペットが、古いからかかなりあせているけれど、そんなことはもうどうでもよい。

とにかく個室、バス・トイレ付き、シングルベッド、浴衣・タオル・歯ブラシあり、テレビもあるのだから大満足だ。

(注意:現在はホテル名も変わっており内装も変わって綺麗になっているようです。2012年現在、2900円では泊まれなくなっています。残念~!)

▼200X年3月8日

一応、6時台に目覚ましをかけたが、またまた案の定、2度寝、3度寝をしてしまう。7時過ぎに起きて、とりあえず昨日はバタンキューしてしまったので、シャワーを浴びた。テレビを見ながら(でもテレビの内容は覚えてない。ほとんど頭は眠ってたに違いない。)ミスドのドーナツを1個、ヨーグルトと牛乳を食す。

9時15分過ぎ頃にチェックアウト。ずいぶんのんびりしてたなぁ。当初の予定より少し遅れて、”アクアマリンふくしま”に向かった。その足で偕楽園ユースに行くから、スーツケースを引きずっての観光だ。

JR・泉駅から直行バスが出ていた。10時20分発のバスに乗る。片道250円だった。そして水族館に到着。なんてきれいな建物なんだろう!きっとここは、新しいんだな。という感じだった。

水族館独特の動物臭みたいなのがほとんどしていない。イルカもいないし、派手なショーはないけど、ワークショップみたいな勉強会が盛んらしい。自然科学系社会見学といったところだ。

スーツケースは無料で預かってくれた。サービス良し。なんでも”アクアマリンふくしま”には、ボランティアの人がたくさんいるらしく、いろいろなワークショップの案内や、館内誘導などをしている。変わった水族館(というか、海洋博物館!?)である。

海獣系コーナーに釘付けになる。ゴマフアザラシ、トド。セイウチ、ラッコが一望できる深い水槽で、悠々自適に泳いでいる姿が観察できてとてもGOOD。この4種の海獣たちの、フィーディングタイムも必見だ。

それと、水族館の裏側を見学できる、無料ツアーもあり、参加した。水族館の裏側まで見せてくれるなんて乙だなぁ。ほんとう、NHK教育チャンネルばりの”社会見学”という感じだった。

今日は風が強い。館内の外に面している部分にテラスみたいなところがあり、そこでまた、ミスドのドーナツを2個食べた。風が強くて、髪の毛がグルングルンにかき回されながら。

一通り見て、無料ツアーのあと、15時45分発の泉駅直行バスに乗る。泉駅から水戸まで1280円。常磐線に乗り込んだ。

途中、かなりうとうとしてしまったせいで、”勝田”という駅に数分間とまっている間、急に目がさめたせいだろうか、水戸より1個先の駅に行ってしまったと思いこみ、急に電車から出てしまった。次の電車まであと30分以上も・・・。

そう思って何気なく駅にある時刻表と、常磐線の停車駅を見ていたら、2重に勘違いしていることに気づいた。なんと”勝田”の次が””水戸 ”だったのだ。そのまま電車に乗っててよかったのだった。しかし。運良く、次の上野行き(上り)があと5分くらいで来たのだった。

けれど、この間違いが、面白いほどに情報源となるのであった。勝田駅をうろうろしていたことで、大洗水族館へのお得な行き方を発見したのである。水戸から大洗まで電車で行き、大洗からバスに乗ろうとしていたが、それは遠回りだったのだ。

”勝田”から”鹿島臨海鉄道”に乗って”那珂湊”まで行くと、那珂湊では、大洗水族館の割引前売りチケットが売られているからお得らしい。加えて、那珂湊からはバスで6分らしい。

この”2重の勘違い”のおかげで、明日は、”18切符”で水戸から勝田まで行って、あとは鹿島臨海線で那珂湊まで行き、バスで数分だ。(勝田では、お得な往復切符も買えるらしい!?)水戸からもバスが出ているらしいが、なんと40分もかかるのだ。せっかくの18切符だから、勝田までも使かってしまおうと思い立つ。

そして水戸の駅ビルないのパン屋や総菜屋で買い出し。今日の夕食は、なんと300円台で売られていた”鳥の照り焼き丼”である。安かったので即買いだった。その後”茨城オート”なるバス、18時45分発に乗る。

”偕楽園入口”で下車。目の前に偕楽園とユースホステルが並んでいた。

早速チェックイン!青少年会館の中のユースだから、市営か、県営なのかもしれない。とにかく安い。相部屋なら1000円前後から泊まれる。個室にするとちょっと高くなる感じ。高くても2000円くらいだったはず。

とある女性と相部屋になる。6人用の相部屋に今日は私含めて2人だ。

(写真下:偕楽園。とっても素敵でした!)


明日はついに、大洗水族館へ行く。さっきたてた明日の予定を書いて、この道中記をしめくくろうかなと思う。(写真下:入口付近。)


明日の予定~3月9日

・早朝、ユースにスーツケース置いたまま偕楽園散歩&ユース内か、偕楽園内で軽く朝食。(朝7時過ぎ~8時頃)

・バスで水戸へ。18切符に判子を押してもらい、JRで勝田へ。(8時35分水戸発~8時40分勝田着)

・鹿島臨海線で那珂湊へ。(8時47分勝田発~9時2分那珂湊着)


・那珂湊で割り引きチケット購入。バスで、大洗水族館へ。

・家へ戻る。(夜10時~10時半頃)

8泊9日東北格安鈍行一人旅・無事に<完>(なるか!?)

偕楽園ユースホステルにて pm10:00~10:40頃

★あとがき★

ここで、モバイルギアで書いていた日記は終わっています。家に戻ったあと、続きを書くのを忘れていました。もったいないなぁ。けれど、前日に行動予定を箇条書きにしていたので、だいたいの記憶をさかのぼることはできました。

大洗水族館はとても広くて立派な水族館でした。けれど、「お得な行き方だ!」と思ったものの、なぜか直行バスに乗れず(?)かなりの距離を歩いて水族館に向かった記憶あり。

途中でカメラのフイルムが足りなくなり、ものすごく辺鄙な場所で、「やってるかやってないか?わからないようなタバコ屋さん」的な、雑貨屋さん的なレトロなお店に入り、ほこりを被った高値のフイルムを買った記憶があります。水族館からの帰りは、ちゃんとバスに乗って帰りました。

こういう思わぬ出費とか、おみやげ代とかが少しづつ重くのしかかってきたので、ついに最終日はATMでお金を少し下した記憶あり。「予算5万円」はちょっと超えたのでありました。

また、後に、今度は友人も連れて大洗水族館を再訪したりもました。

本当に旅行が大好きで、友人とも何度か貧乏旅行をしておりましたが、今回UPした「初めての本格一人旅」は今でも記憶に新しく、いろいろな思い出がよみがえってきます。

もう「1泊4000円以下にする」とか「鈍行にしか乗らない」とかいう金額縛りの旅行はしないかもしれないけれど、鈍行の旅って、景色が最高だからとってもおすすめです!

(写真下:実際に使った18きっぷです。日付・地元の駅名は消してます。)


(追記&補足:「予算5万円」のざっくりとした内訳は「青春18きっぷ=11500円」「宿代=約2万5千円」「食事代・他=残り1万5千円弱」 となります。最後のいわきのビジホと偕楽園ユースの2泊分が、合わせて4千円くらいなのがとても助かったんだな。ほんとに切り詰めた旅行でした。最後でちょっとお金おろして追加したけど(^。^;)

特に海沿い&山の中を潜り抜ける風景は最高!!!これは飛行機や新幹線だと絶対に味わえない、最大級の醍醐味だと思います。8泊9日も旅行できる贅沢な時間があるかどうかはさて置き(^。^;)移動するだけで丸一日費やしたり、いろいろ大変ではありますが!



そして最後に。

心より、東北のますますの復興と発展を祈っております。


LOVE!

東北!!

<旅行小ネタ>8泊9日5万円!~東北ぐるり一周貧乏旅行記~その2

(写真をup!2012/5/22)

過去にモバイルギアでつけていた旅行記のテキスト復刻・気まぐれ更新の続きです。

▽その1(3月1日~2日)
<旅行小ネタ>8泊9日5万円!~東北ぐるり一周貧乏旅行記~その1
http://lala-film.blogspot.jp/2012/05/895.html

▼200X年3月3日

今日はいよいよ青森に向かう日。6時頃起床後、軽くパンとチーズを食べる。7時20分くらいにはSLホテルをチェックアウトしてしまった。バスは7時57分発、小岩井駅に戻る。8時16分(17分だったか?)発盛岡行きへ。バスは片道340円。小岩井駅からは、青春18切符で出発したが、ここで誤算が・・・。

盛岡からは八戸行きの直通のJR線というものがないのだった。”いわて銀河鉄道線”にのって八戸へ行く。片道2960円。この誤算は貧乏旅行には結構答えた。

(注意:青春18きっぷを使った鈍行電車旅行のため新幹線は使わなかったのだ。)

でも、今更JR線の別ルートで行くわけにもいかず(JRだけで遠回りして八戸に行くのは結構大変らしい。駅員さんに聞いた。)

奮発して銀河鉄道に乗る。9時11分発、快速。10時44分には八戸まで着いた。

八戸からは、またJR線。11時56分発、13時39分青森着。




思ったより早く青森に着いたから、思い切って三内丸山縄文遺跡に行った。バス代は330円だった。





(参考:公式WEB:http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/

三内丸山遺跡。入館料はなんと無料。5000年前から、青森には縄文文化が花咲いていたらしい。歴史を塗りかえる発見だったとか。

遺跡前バス停、16時52分に出る。5時半頃にはまた青森に着いたが、着いたとたん、頭がくらくらするほどお腹が空いてしまった。今日は、朝は昨日買った小岩井農場産の食パンとチーズ、お茶、ウエハース、チョコレート、昼は適当に、カロリーメイトやウエハース、チョコレートくらいしか食べてない。そりゃお腹もすくって感じだ。野菜が食べたい。

(注意:貧乏旅行の為、宿はほとんど素泊まり。移動に時間がかかってるので、簡単な移動食で済ませていました。)

青森の駅ビル4Fにレストラン街があった。物色後、650円の天丼を食べることにした。その後100円ショップでボールペンを買うなどして時間をつぶす。

JRバスの、ユースホステルのある”雲谷高原”に停まる最終バス、発着所は9番のりば。”モヤヒルズ行き”が19時10分だったので、それに合わせる。37分くらいとユースの本にはあった。片道590円。ユース素泊まり料金が3200円。バス代と合わせても1泊4000円以内に収まった。ふぅーっ。(汗汗。

ユースは素泊まりだから、バスに乗る前に、そそくさと、適当にコンビニでパンを2個買う。牛乳と、80円の紙パックのお茶、味付けたまごを買った。貧乏旅行って感じである。・・・いいんだ、旅の最初に仙台で奮発して1200円の牛タン定食を食べたんだ。また秋田か、茨城かで、お肉を食べればいいさ。お金、残ってるかなぁ?

今日は(18きっぷ1回分の2300円の元はとれなかったとはいえ)移動日だったのと、思い切って遺跡を観光したので、思いの外ぐったりと疲れた。が、今日泊まるユースは、ペアレントさんがとても旅行好きでアイリッシュ好き(ここのユースではアイリッシュパブで飲めるお酒がひととおりあるのだ!)だから、とても癒されたのだった。

(注意:18きっぷは1回あたり2300円で、5回分1セットになって1枚のきっぷで売られており、1回使うごとに日付印を駅員さんに押してもらう方式。同日中なら一日中でもJR鈍行に乗れる、期間限定のお得なきっぷだが、たまに損することもある。でも8泊9日のうち、5日分は”移動日メイン”になっており、結果的にはだいぶ元を取ってるのだ。)

まず着いたとたんに、温泉ツアーに連れていってくれた。車で送ってくれて、温泉料金は400円。今回の東北の旅、始まって以来の温泉だ!

その後、なんとラウンジでお菓子とハーブティをごちそうしてくれたのだった。今日泊まりに来てるのは私と、外国人の3人の女性だった。イギリス(アイルランド?)からきたらしい。ペアレントさんは英語が堪能なのでお茶をしながら、英語での団らんをした。もちろん私はカタコトしか分からないので、ただ相づちをうったり、簡単なこと話したりするだけだった。(^^;

(注意:ユースホステル<YH>っていうのは相部屋だったり、他の旅行者たちとラウンジで交流したりできるシステムなのだ。そこら辺が普通のホテルに泊まるのとちょっと違って面白い。ちなみにYHの宿主さんのことを「ペアレント」と呼ぶのである。)

だめだ。今日はもりだくさんで疲れた。移動日だったというのに、遺跡や、温泉まで堪能してしまった、濃い3日目の旅。明日はついに!念願の浅虫水族館である。

(注意:当時は全国各地の水族館に行くのにハマってたのだ。)

疲れて文章書くのがこれでせいいっぱいだ。今日はもう寝よう。。。

今日は”ローズマリー”という部屋に私ひとり。明日はもうひとり女性がきて、一緒の部屋になるそうだ。明日はこのモバイルギアを持っていって、水族館のあと、青森のマクドナルドかガストにでも入って文章書こうかな。忘れっぽいからすぐ書いておかないと!

青森・雲谷高原ユースホステルにて

▼200X年3月4日

昨日は、ユースホステルでの温泉プチツアーのあと、ハーブテイーとお菓子をごちそうになって、そのあと団らんなどをしていたら11時くらいになってしまって、グッタリしてしまったせいか、部屋の電気をつけたまま寝てしまったようだ。(あちゃちゃ。)

今日は朝、6時半頃起床。荷物整理など片づけをしつつ、今日の行動の予定などたてたりした。昨日、青森駅から、バスでユースに向かうときに、駅から2番目の停留所前がガスト、その先にはマックがあったので、今日は夜、お肉を安く食べるため、ガストでハンバーグを食べようと決める。帰りもガストの真ん前に停留所があるから気持ちも落ち着くし、なにより、室内はあったかい。

今日は、丸一日を、浅虫水族館に費やすと決めていたから、その通り、一日水族館にいた。

館内に入ってすぐのところに、なんとカワウソがいた。思ったよりちょっと小さめのカワウソだ。ネズミっぽい動きで、ちょこちょこ動いていて面白い。

ちょっと魚を見た後、早速イルカショーへ。今日は、3回もイルカショーを見てしまった。(正確には2回半。3回目は途中で抜けた。)

初めて見たかもしれないイルカの芸は、手というか、手の部分に当たるヒレで、ボールを持ったまま立ち泳ぎして、トレーナーの人にまで持っていくっていうやつだろうか。両手(?)でボールをつかんでいる姿が印象的。

その後、ラッコのフィーディングタイム。あいかわらずラッコの食べる姿もかわゆい。ひとときもまったりとせずに、ひたすら食べる姿。

そういえば今年の1月、松島の水族館で見たラッコのフィーディングタイムの時、最後のほうまでずっと見ていたら、ほとんど客足が遠のいてしまったあとに、なんと、水槽の底にまでおっこちてしまったらしい貝殻を拾って、飼育員の持ってるバケツまで、貝殻を戻していた、プチ芸を見たけれど、浅虫水族館では、その芸はなかったようだ。

(注意:忘れかけてたけど、この年は数か月前にも宮城県の松島水族館に行っていたみたいなので、かなり水族館熱に冒されていた時期だったな…と懐かしく思い出されます。たしか、その時は「奥松島ユースホステル」に泊まった記憶があります。この時は友人と仙台2人旅でした。)

(補足:奥松島ユースホステルのブログ(http://paira.da-te.jp/)によると、津波による被害が甚大で再開の目途が立っていないご様子のようです。従業員様方は避難されてご無事とのことですが、YHがご復活されることを心より願っております。)

コンビニで買ったパンやお茶、卵、カロリーメイトなんて食べつつ空腹を満たしたのはいいけれど、その後決まって眠くなってしまい、2~3回くらいベンチやイスに座って寝てしまった。しかも、かなりの熟睡度で。まわりで見ているひとは、どう思っただろう。一人で青森の水族館にいて、しかもスヤスヤ寝てる人を見て。

人の目なんか気にしていたら、とても”一人旅”なんてものはできないだろう。幸い、”誰かと一緒じゃなきゃイヤ!”っていうタイプでもないから、十分に満喫してしまった。(寝てしまうほどに)けれど感動したときに、普通に声に出せないのは、ちょっと残念(笑)。

でも、長年の”夢”でもあった、きままなひとりたび!

今回初めて時間の許す限りひとりで旅ができることになって、それはそれでとってもうれしいのであった。もちろん家族や、友達へ、ケイタイメールなんかしてるから、ほんとうの意味での孤独な旅ではないかもしれないけど。昔だったら、本格的なひとり旅ができただろうに。

ケイタイメールかなんかで、”げんき?こっちは暴風雨で寒いよ!”などと来ると、まるでそぐそばに友達がいるようだ。便利な世の中。ほんとうの”ひとりたび”は、海外にでも行かないと無理かもしれない。

昨日は温泉ツアーだったけど、今回はやめて、ユースのお風呂にも入りたいなぁ。今日はガストでちゃんとお肉とあったかいごはんを食べたし満足満足。

明日は秋田まで移動する日。時間が許す限り、辺鄙なところを鈍行で通過したいものだ。どういう経路でいくか、今日の夜はじっくり吟味してから寝るとしよう。今日は誰かと相部屋になるらしいから、談話室で何か飲みながら旅程を考えようかな?

青森駅近くのガストにて pm17:30~18:00頃

▼200X年3月5日

昨日は、ガストでの食事を終えた後、JRバス停留所の、青森駅から2番目”新町1丁目”18時56発(土日祝日運行)モヤヒルズ行きに乗ってユースに戻る。今日は男性5~6人、女性は私含めて2人だった。ユースのお風呂にも入りたいし、お風呂で軽く洗濯もしたかったので、温泉ツアーには参加せず。まったりとユースのお風呂に入る。

ユースの建物が全体的に木調だったから、木のにおいがぷーんとしていた。

みんなが温泉ツアーから帰ってきたところで、またまたお決まりのティータイムで、ハーブティーとお菓子(クッキー)をごちそうになる。誰かからのおみやげで、おまんじゅうもいただく。

さすが、みんなユースに泊まるだけあって、旅慣れた話をいろいろしていた。

みんなで旅の話をして盛り上がる。私はまだ明日の行動を決めてなかったので、時刻表とガイドブック見ながら考えていた。とりあえず、”移動日にしよう”と決めた。

ユースでも、今日は”雪回廊観光ツアー”という雪見ツアーを2000円でやるらしく、それにも行きたかったけど、JR地方交通線、弘前から能代付近まで日本海側を通っている”五能線”というレトロな電車の鈍行で、一日掛けてゆっくり移動てみたかったので、ツアーには残念ながら参加しなかった。

・・・けど、次回、友達と青森に旅行するかもしれない予感(?)がしてたので、ユースのツアーは次回来たときにでも参加してみようかな?と呑気に思っていた。

(注意:この頃は本当に東北と北海道が大好きで、旅行といえば北関東以北をチョイスしていたのだ)

とにかく、青森の”雲谷(もや)高原ユースホステル”は、ペアレントさんがインテリジェンスで、旅に対する思慮が深く、アイリッシュ好き、というある種のこだわりがあるので、とてもお勧めの宿のひとつになった。今度青森や北海道中心で旅行にきたら、またここに泊まろう。

(参考:雲谷高原ユースホステルWEB:http://moya.jp/

ほぼみんな、朝食・夕食付きだったみたいで、素泊まりの私はちょっとみんなと疎遠だったけれど、ティータイムで話もできたので、楽しかった。とにかく沈黙になりがちな一人旅には、話し相手が気軽にできるユースはもってこいだ。

8時3分発青森行きのバスに乗るため、7時55分過ぎくらいにはユースを出た。”新町1丁目”で降りて(ここで降りると570円。駅までだと590円。)近くのマックで朝食。チーズバーガーセットを食べる。その後、この道中記を書くために、プレミアムコーヒーを追加注文。青森を11時発で出る電車に乗るため、時間をつぶす。

電車に乗る前に、これまた近くにある100均ショップ”ダイソー”に立ち寄る予定。昨日もユースに行く前、この”ダイソー”でトマトジュースと剥き栗、カシューナッツを買ったりした。とにかく食費も、なるべく安価ですませるため、加えて夕食はなるべくきっちり食べるため、昼食はお菓子やスナックで食いつなぐ作戦(?)。

今日の青森、ものすごく天気がいい。空気が冷たいのに、太陽が照ってるので、室内にいると、とてもあったかい。眠くなりそうだ。あ、そうだ。まだおみやげなど全然買ってないけど、どうしよう。秋田で買おうかな。

とはいえ貧乏旅行である。ほんのちょっぴりの気持ち程度にしか買わないつもり。自由できままな時間を一人旅に費やす!ついに夢がかなって、とっても嬉しい。

青森駅近くマクドナルドにて am9:00頃~9:40頃

▼200X年3月5日(2回目)

今日は、まさに”移動日”だった。青森から秋田まで。通常、鈍行でも3000円以上はかかるところを、2300円で行ってしまった。青春18切符よ、ありがとう。

泊まるところに関しては、秋田の駅近くのユースは”車で15分”もかかるところだったからあきらめた。”安い宿”の本を見て、”駅から徒歩15分・3000円台”に惹かれたのと、今日の移動と、あさっての移動(秋田→いわき)のことを考えて、”安く、かつ駅から徒歩でいけるところ”ということで決めた民宿の”**荘”に、今泊まってます。(注意:名前は伏せさせて頂きます(^^;)

とにかく秋田は、今回の”貧乏&鈍行による東北一人旅”の中でもクライマックスの地域になる。今回の”**荘”、決して”お勧めの宿”という訳ではないけど、ユースホステルのようなものだと割り切れば、標準で個室、というのと、お風呂の時間が決められてないので、いつ入ってもOK、というところがお勧めポイントだ。

なおかつ3000円台。しかも町の中心から歩いていけるのだから文句はいえない。

”安くてお勧めの宿”といえば、仙台の”道中庵(どうちゅうあん)YH”とか、今回の”青森・雲谷高原YHとかを即座にあげるなぁ。他にもあるような気がするけど・・・。

(参考:仙台ユースホステル道中庵:http://www.jyh.or.jp/yhguide/touhoku/dochuan/
★めっちゃおすすめの宿。震災の影響を受けていらっしゃらなかったようでご無事で何よりです。

秋田、**荘。トイレはあまりきれいとはいえない。でも普通といえば普通だ。旅慣れている人とか、普通の男性、または男気のある、神経質じゃない女性(?)なら特に支障はないだろう。しかし。最初、宿に入ったとき、”こんばんは-!すいませーん!”と何度呼んでも誰も来なくてびっくりした。

ちょっとして、”すいませーん(^^;”てな感じで、あたまにタオルを巻いたおにーさんが出てきたので、そそくさとチェックイン・・・・と思いきや、お金を払ってもいないし、宿帳の記載もなにもなく、おにーさんが私の荷物(スーツケース)を持ってくれて、そそくさと部屋を案内してくれました。

トイレはここ、お風呂はここ、内鍵かけて、24時間入浴OK、という簡単な説明。ユースホステルの貧乏旅行に慣れてるからいいものの。たまーにしか旅をしない普通の女性にはお勧めではない感じ。

秋田駅はとても近代的!まず駅からスイスイ歩いて西口の方にいくと、すぐ真ん前にイトーヨーカドーがある。これは便利!(注:追記:ヨーカドー秋田店は2010年に閉業されたようです。。。)早速入って、今日の夕食と、明日の朝食などの買い出しをした。今日の夕食は・・・”タコとワカメとダイコンの酢あえ”&”野菜の煮物”&”玄米入りご飯”&”トマト”である。デザート(?)代わりに、”ところてん”も食べた。

(写真右:セルフタイマーで自分を撮影してましたが、自分の姿はアバター画像で消させていただいております。)

酢のものと、野菜の煮付けは、お総菜コーナーで。トマトは野菜売場で。もちろんちょっと小さめのトマトだ。プチトマトと、普通のトマトの中間ぐらいの大きさ。丸かじりで食べる(笑)。飲み物に、紙パック牛乳2個。朝に食べたい、パン1個。1個といっても明日のお昼にも食べれそうな、ちょっと大きめのデニッシュパン。

私にとってはこれで十分”ごちそう”である。いや~おなかいっぱい!・・・今も、トマトかじりながら、これを書いています。ちなみに、NHK番組も見ています。デフォルトで個室、テレビもヒーターも、洋服かけ、衣紋かけもついてるんだから、もうこれで十分さ。(と思えば気持ちも和らぐ?)

トマトなんか、1袋6個入りだから、2~3個かじっただけで、相当お腹も膨れてくる。(とはいえ今日は1個しか食べてないけど。)明日の朝は、今日の夕食の残り(酢の物&煮付け)と、パンとトマトと牛乳にしよう。

なんでそれほどまでに食事のことを書くかというと、旅も、長くなってくると、気がつかない内に、ショボイ食事のせいで体力が消耗しがちになってくるからだ。

最低限の栄養素、特に”野菜”や”お米”や”お肉”の摂取が少なくなってくるのに気づくと、なんとなく気持ちもだるくなりがちだったりする。

近くにデパートやスーパーを見つけたら、素泊まり旅行の場合、ちゃんと野菜とかお肉を買った方がいい。その方が、旅行中に気分がだるくならずにすむ。それと、疲れてきたら、すかさず酢の物を食べるのがいい。私は、とにかく”ところてん”を食べるようにするけど、旅行中、うまい具合にスーパーか、最低限コンビニが見つからないときは仕方ない。

今日は、朝はマクドナルドなんかに入ってしまったのと、お昼は食べず、炭水化物に偏ったお菓子をちょっと食べてとりあえず空腹をしのいでたから、気分が少しすさんできてたのだ。やっぱりマックとかお菓子なんて、できることなら食べたくないものだ。

電車に乗るまでの時間稼ぎとか、トイレ休憩、このモバイルギアで道中記を書いたりするのに、仕方なくマックに入ったりするけれど、できることなら、スーパーで買い出ししたものを、公園とかで、ベンチに座って食べるのがいいな。

今は春とはいえ、東北はまだまだ寒いこともあるから、まったりと公園で過ごすわけにはいかないけど。

関係ないが、やっぱりこの民宿(普通の?)女性の一人旅には向いてない。なんとなく、他に誰がいるか不明だし、お風呂も内鍵はかけれるけど、共同だからなんとなく不安な気持ちになるかもしれない。

部屋も、個室ではあるけれど、鍵はほとんどあるようでないような、”針金”レベルの、つっかけ(?)的な鍵だから、セキュリティも危うい。よく一人で泊まってるよなー自分!・・・って感じだ。

まぁ格安旅館なんてこんなもんなんだろう。そう考えてみると、ユースホステルのほうが、女性でも一人旅するには安心感が違うかもしれない、と思った。

ユースホステルって、”旅好き”が集まる宿だから、格安旅館みたいに怪しい雰囲気はない。(と思う。)相部屋になったりはするけど、ユースは、普通の旅館よりかは一人旅の女性に優しい宿だ(と思う)。

うーん。ちょっと考えた上で、今日はこの”**荘”ではお風呂に入らないことに決めた!”風呂は外で温泉に入ってきてしまったので”という訳で入らないことに。なんとなく。勘だけど。実際、明日はどこかの温泉に入ってこようかな、とさえ思う。なんかこの旅館、怪しい!(客層も怪しい。ただの勘だから当てにはならないけど。)

しかし今日の”移動”には時間がかかるから、駅から離れたところには泊まりたくなかったし。”貧乏旅行”だから、4000円以上の宿には泊まりたくなかったし。(最初の盛岡でのホテルは自分の中では特例。旅程上仕方なかったのだ。)

今度来るときは、この”**荘”には泊まりたくないな。と思ってしまった不覚な自分。・・・いや。悪くはないんだよ。悪くは。ただ女性の一人旅には、どうなんだろう。といった趣が・・・。とにかく、予算が少ないから、明日もここに泊まるけど。お風呂は別に入ったほうが良さそう。

友達との2人旅とかならまだいいかもしれない。うーん。この感じ。どう表現したらよいものか。まぁ、寝れればいいや、くらいの気持ちで来た方がいいですね。ここは。(何度も同じこと書いてシツコイ自分)

(注意:ほんとに怪しい民宿だったのだ。でも安さに負けてチョイスしてしまったのだった。だからあえて宿のお名前は伏せさせていただきました。)

次に泊まる予定なのは、常磐線”いわき”駅前のホテル。ここはたぶん普通のビジネスホテルだと思うけど、3000円くらいなんだな♪・・・でもビジホのお冠付きなら大丈夫でしょう。(勘。)・・・次は、1泊1000円前後から泊まれる、超格安・偕楽園ユースホステル。まぁユースなら問題なしでしょう。

そうそう。今日の旅のことも少し書かないと。

青森から、通常なら”奥羽本線”で秋田に行った方が、鈍行でも速いけど、今回は特別、”景色”を楽しみたかったから、”五能線”なるローカル線で行ったのだった。いやー!日本海側をのんびり眺めながらのローカル線は、なんと乙なことでしょう。

忙しいビジネスマンだったら一生やれそうにない旅です。時間がない人にはできない贅沢な鈍行旅行。

中でも、”千畳敷”っていう駅周辺の景色、すごかったなぁ。岩の形が独特だった。おもわず激写したけど、ちゃんと写っているだろうか。うーん。(注意:デジカメではなく、フィルムのカメラで撮っていたのだ。)

弘前~東能代っていうところまで、その”五能線”で行き、東能代の後はまた”奥羽本線”で秋田まで行ったのだった。

それにしても、明日、どうしよう。あさっては、”いわき”まで行かなきゃいけない大移動の日だから、明日が、秋田の旅のすべてになってしまう。(とはいえ秋田にはいづれ、また行くだろうけど。)とりあえず温泉に行きたいな。今日、お風呂に入るの躊躇しちゃってるし。

とりあえず、男鹿半島まで行って、男鹿温泉に入りたいなぁ。一日中温泉三昧でもいいかもなぁ。それでまたまったりと秋田駅に戻り、ヨーカドーで買い出しして、またこの**荘に戻る。そんなんでもいいか、って感じである。なんとお気楽な旅なんだろう。

とにかく、旅行会社の、予定が詰め詰めの旅のコースみたいなのは絶対にいやなのだ。1~2カ所くらいで、まったりしたい。

明日は、男鹿半島で、温泉三昧!に決めた!!!

というわけで、タオルと下着の換えくらいは持参しないといけないかな。荷物がかさばるなぁ。まぁいいや。スーツケースを宿に置いていけるだけでもいいか。(セキュリティはちと悪いが、鍵掛けて、自転車用のワイヤーもかけとけば、持っていこうとするようなヤツはいないだろう。うん。)

よし、時刻表見ながら予定を練るぞ。

pm21:00~~22:30頃 秋田 ”**荘”にて


(次→東北ぐるり一周貧乏旅行記~その3~につづく

<旅行小ネタ>8泊9日5万円!~東北ぐるり一周貧乏旅行記~その1

(写真をup!2012/5/22)

小ネタが続いて失礼します。読み物系が続きます!

山登りにハマる前、貧乏旅行(&時々普通の旅行)にハマっていました。どのように貧乏かといくと、

・基本的にすべて自分で計画する。
・が、あえて計画し過ぎないようにする。
・基本的に鈍行電車&バス使用。
・格安の宿を自分で予約。
・現金主義で低予算。
・下着、靴下などは途中で洗濯して再利用。などなど・・・

とある時期、春に行った東北鈍行一人旅なる乙過ぎる旅をしました。旅行しながら日記などもしたためていたのであります。

その日記は、モバイルギア(Mobile Gear MC/R330というちっこいWindowsのモバイルPCでつけていました。中古でしょぼかったものの当時はテキストを書くのに、けっこう、かなり、ごっつ、めちゃくちゃ愛用していました。今でも使おうと思えば使える代物です。捨ててはいないので現物があるのだ。画面はモノクロで単3電池2個で動きます。画面はタッチペンでタッチできます。右下の写真は起動した画面。まだまだ使えそう。(遅いけど)今、久しぶりに使った感じでは、キーボードがほぼノートPC感覚で使えるので、快適に文章をしたためることができました。


通常は、旅は、仲の良い友人などとするものですが、友人との対談形式で(交替交替で)モバイルギアにしたためていた「対談日記」なるものもネタとして保存してもおりますが、それはまた今度UPするとして、今回はあえて東北一人旅のものをチョイスしたいと思います。

小ネタではあるけれど、写真はあえてUPせずに(一部UPするこことにしました!)、文章だけモバイルギアから引っ越しして保存済みだったテキストを張り付けて更新したいと思います。はい。完全に過去の遺物です。けれど、改めて読んでいたらとても懐かしかったのでUPしたいと思います。

途中途中個人情報らしきものがあれば削除したり、アスタリスク「*」で伏字にしておりますが、ご了承下さい。また、なにせ8泊9日分ありますので縦に長いです。なので3回くらいに分けてUPします。途中意味が分からなかったりするかもしれません。(注意)という形で現在の私の注釈が入ります。

また、適当に途中で切り上げるか、一気に読まないことをお勧めしておきます。本当にただの日記なので適当に読むのが正解です。では、どうぞ。

(だいたい旅程はこんな感じ)
宮城→岩手→青森→秋田→山形→福島→茨城・・・と、ぐるり一周!


▼200X年3月1日(注意:仮の日付です)

早朝4時~4時半頃起きる。着替えて、ドーナツ1個食べる。お父さんが、わんこ連れて、車で**駅(←注意:地元の最寄駅)まで送ってくれた。上野から宇都宮線で黒磯というところまで行く。”快速ラビット”で意外にも速かった。上野6時51分発、東北本線で9時14分黒磯着。福島でまた”快速ラビット”に乗り(乗り換えはかなりギリギリだった!)12時51分には仙台へ到着。

早速、駅構内の牛タン屋へ。旅の始まりということもあって、奮発して1200円の牛タン定食(とはいえこれが一番安い定食)を食べた。薬局で坊ちゃん石鹸を2個買う。1個138円(だったかな?)は安い!

早めに東北本線の1番乗り場へ行く。14時42分発、一ノ関へ。17時4分発で盛岡へ。18時42分着。思ったよりスムーズで、速かった。

とりあえず、ホテルへチェックイン。最初、洋室のバス・トイレ付きシングル部屋だったけど、高いからということで、4100円の和室(ツイン部屋をシングル料金で!)に変えてもらう。

でもこれでかなり十分満足。お風呂だけ別だけど、中から鍵がかけれるから安心。トイレは部屋の中にある。テレビも見れて、衛星のNHKのBS2が見れる。

駅ビル内のパン屋でパン2個買う。明日の朝食の分。あさっては、ど田舎の農場の中にある、寝台列車のホテルの素泊まりだから、安く上げるために盛岡駅周辺でパンを買うか、食べてから小岩井に行くしかない。

うどん・そば屋へ。500円のわかめうどんを食べる。うどんは、今、無料で大盛りできるということで、大盛りにしてもらう。

宿へ戻り、早速お風呂へ。貸し切り状態でそそくさと入る。その後、友達や母にメール。お菓子を少し食べる。ケータイ充電。モバイルギアで文章書きながらテレビを見る。

盛岡は、思ったより寒くない(けどさすがに夜はちょっと寒い)。**(←地元の地名)は雨ですごく寒いと母からのメール。広い部屋で一人でシングル料金で泊まり、かなり満足。明日の旅程を考える。

200X年3月2日

朝は8時過ぎ頃起床。7時半頃には目が覚めていたが、寒くて起きられず。8時過ぎにぬくぬくと起き始めた。

ふとんにはいったまま、昨日買ったパンを食べる。お昼ご飯はあんまりきちんと食べないで移動する予定だから、2個しっかり食べた。そういえば、起きざまに、もってきたチョコレートを1個食べた気がする。とにかく朝は血糖値が低いから、頭がぼーっとする。

のんびり支度して、9時頃ホテルを出た。安くて、小綺麗で、過剰な接待のなく、駅からすごく近いという点で、お気に入りのホテルのひとつになりそう。”ビジネスホテル北陵”よ、あでゅう。(とはいえ、また盛岡に来ることがあったらまたここに泊まってみたいなぁ。・・・やはり安さには勝てない自分なのであった!

この日は岩手公園と、公園内にある盛岡城跡だけ見て、すぐ小岩井農場へ向かおうと思い、とりあえずコインロッカーにスーツケースを入れた。あ、コインが・・・。というわけで、ロッカー近くのキオスクで”梅のど飴”を買う。300円のロッカーにすっぽりと丁度の大きさで収まった。

バスロータリー。最初よくわからず、とあるバスに乗ったが、なんとなく勘で(勘かいっ。・・・自分ツッコミ。)一度そのバスを降りる。最初、突然の思いつきで”盛岡八幡宮”へ行こうとしたがやめて、やはり岩手公園を目指して、100円循環バス”でんでんむし号?右回り”に乗った。

☆右回りは、遠回りだったけど、町を眺めたかったのだ。

岩手公園に到着。歩き始めたら、観光と思われる、年の頃50,60位のおばさんに”啄木や賢治の碑はどこにあるんですか?”と突然聞かれる。”私も観光しにきてるので分かりません・・・”と言った。どうしていつも、旅行先で道を聞かれるんだろう。

石川啄木の碑があったが、読めなかった(;;)しかし活字の説明書きがあったので読んでみた。”啄木が、よく、学校をさぼって昼寝したり、本を読んだり・・・”啄木も、人間だったのだー!

そうだよなぁ、、、人間なら、興味のない分野のたいくつな授業なんてさぼりたくなるよなぁ。・・・自分のありさまを思い出していた(正当化!?)

中でも印象的だった碑。新渡戸稲造の碑。

願わくはわれ
太平洋の橋
とならん

なんとおっきな夢だろう。すぐに**ちゃんにめーるした。

”なんてグホンな夢だろう”って・・・。

(注意:「グホン」はフランス語の「Grand」のこと。英語でBigの意味。完全に内輪ノリで、よく友人とは「グホングホン」と言い合っていました。スイマセン。(^^;)本当にそういう発音なんだものー!Grandは「グホン」って聞こえるんだもの!)

(参考web:grandの発音が聞けるページ補足&蛇足過ぎるリンク!(^。^;

そんなこんなで、帰りはとにかくまっすぐ歩けば駅なので、歩いてみた。そこへ、なんとなくH”のあるケイタイショップ(は珍しい)へ入る。あったーっ。エアエッヂフォン。でも高い。新製品のケイタイよりかは安いけど。一瞬盛岡で機種変更したいと思いつつも店を出た。

(注意:その昔、DDIポケットというphsがありました、それがH”となり、今はWILLCOMですね。この頃はWILLCOMになる寸前だった気がするからH”を使ってました。070で始まる番号なのね!)

プラプラと歩いていると、なんとなく薬局が目についたので入ってみた。目当てはもちろん石鹸コーナーだ。あんまりないなぁ、、と思ってると、歯磨き粉コーナーに、不動化学の”ナス歯磨き”と、しゃぼん玉(株)の歯磨き粉があった。固形石鹸では、地の塩社の、炭石鹸が、炭石鹸にしては安く売られてた(200円台)。手に取って店内をうろうろ。買おうかと思いきや、荷物が重くなるのでやめた。

(注意:私は実は石鹸マニアなのだ。当時はかなりハマっていた。今はあまりブログではネタにしてないけれど当然のごとくハマったままだったりするのである。)

店を出、歩いていると、ガスト発見。あったかいものが安く飲めるし、なんとなく野菜を食べたいな、と思い、ガストに入る。ドリンクバーでカモミールティーを飲み、お昼代わりに豆腐とわかめのサラダを食べる。

何しようかなぁ?としばらくガストでぼーっとする。暇人、ここに極まれり。という感じで、ガイドブックを見たりしながらも、30分くらいでそそくさとガストを出た。ガイドブックに、駅近く、ダイエーがあるようだったので、駅近くまで来たが見あたらない。

探すのがめんどくさくなり、結局目に付いた、小岩井農場の店に入った。おいしそうなパンとチーズに惹かれて、安いプロセスチーズと、チーズ食パンを買う。食パンは明日の朝御飯にしようと決めた。今日の夜はどうしよう。

そこで思いつきで、駅ビル”フェザン”の地下にある食事処&食べ物屋のあるショッピング街へ行き、奮発して800円の駅弁を買った。宿代と交通費を節約している分、駅弁なんかもたまに買うのもいいものだ。鶏肉と舞茸のお弁当。意味はよくわからないが”かまちねの里”という駅弁だ。

ガイドブックを見てから、絶対行きたいと思ってた”小岩井農場・まきば園”へ向かう。宿も、このまきば園内にある、寝台列車をホテルに改造した”SLホテル”、4000円の格安ホテルだ。今日は半日、小岩井農場でまったりしようと決めた。

JR田沢湖線で、盛岡から、小岩井まで、230円。切符自動販売機でなんとなく目に付いた、宮沢賢治のオレンジカードを購入。しかし、常に現金か、定期券でしか電車に乗らない私は、オレンジカードをスイカみたいに、改札で提示して使えると思いこみ、改札口で駅員さんに、”それを出されてもだめだよ。切符買わなくちゃ。”と注意される自分。はずかしかった・・・。

オレンジカードは、現金の代わりのようなものだったらしい。それで切符を買うのであった。小岩井まで230円。まぁオレンジカードはJRならどこでも現金代わりに使えるからいいや。というわけで田沢湖線に乗った。小岩井まではすぐだった。そこから、すぐバスも出てたので、”温泉プール行き”バスに乗る。さすがに自力で農場まで行こうとする人は私くらいしかいないらしく、バスには自分ひとりしか乗ってなかった。

まきば園で降りる。140円だった。10分くらいで着いた。さっそくSLホテル入り口発見。おーっ。電車だー。広い土地のなかに、ぽつん、とブルートレインが鎮座(?)していた。

ブルートレインのとなりにある建物が、食事処&フロント&風呂場になっていた。まだ1時頃だったのでフロントに荷物を預けて、まきば園に入る。シーズン外で、いろんな催し物がないためか、入園は無料だった。(シーズン時期は有料。)

うわ!家族連れ、カップル、数人で連れ添う友達同士、チビッコしかしない!!ひとりで来ている人はあんまりいない。というか、私だけ??

ほとんどの人は、ツアーバスとか、車できているようだった。

天文台があり、でっかい望遠鏡があった。それで紙に映し出された太陽を見る。園内のひとに、太陽のことを教わった。黒点は、温度が低い場所なんだとか。でも点にしか見えないその黒点は、地球よりもでかいらしい。ひえー。

プラプラしてると、”羊館”があった。ひつじグッズがてんこもり。加えて、生の羊もてんこもりだった。ここでカメラで激写大会となってしまった。フィルムが切れた・・・3時にチェックインしたら、フィルムいれかえて、また来ようと決める。とにかく、毛がもこもこしているところがお気に入りとなった。

丁度、授乳期の子羊や、子育てに忙しい(?)おかぁさん羊がわんさかいる時期だったらしい。目がはなせられず、ずっとそこにいた。

(注意:デジカメはあったけど、自分のではなく家族のだったので、充電その他気を使うのがめんどくさくなり、普通のカメラとフイルムを持って行った気がする。)

途中、カロリーメイト、ウエハース、チョコレートなどで空腹をしのいだ。ソフトクリームもおいしそうだったので買う。260円。ソフトクリームはうまい。

すごくいい天気だったので、空気は冷たいが割とあたたかかった。

羊を堪能しきったあと、4時5時頃まで、まきば園入り口から離れている、ちょっと歩いたところの牛舎に行った。・・・いるいる!!ホルスタイン(←たぶん。)、こちらも授乳期らしく、おっぱいの大きく膨れたホルスタインが、牧草をむしゃむしゃと食べていた。ここでまたまた私の眼球が釘付けに。

中で仕事しているおじさんに話しかけられる。”動物が好きなの?””牛は好き?”などと話しかけられる。”大好きです。””牛乳もチーズもヨーグルトも大好きです””牧場のにおいが好きで”などと会話も弾んだ。”なんにもないでしょ。”といわれるが、”なんにもないところに行きたくて。”と返す。ほんとにそうだった。静かなところに行きたかったのだ。

”牧場のにおいが好き”と言ったところ、”糞尿のにおいがすきなの?”と言われた。糞尿好き・・・ってわけではないけど(^^;・・・でもくさくてやだとは思わないって言ったら”小岩井に就職すればいいのに!”と言われた。ははは。ほんとそれでもいいかも。

(注意:小岩井には就職してません。)

しばらく牝牛ホルスタインを眺めつつ、おじさんと話しながら、5時近くなり寒くなってくるまでそこにずっといた。寒くなってきてすぐ、宿に戻る。バスの時刻表をチェック。明日どうしよう?

風呂は17時~22時の間らしい。とにかくここは、小岩井のド田舎(いい意味でのド田舎!)。なんにもないのだ。でもそれがなんと今の自分にとって気持ちいいことだろう。東北に来てほんとによかった。しばらく、部屋の中でウォークマンで音楽聴きながら、時刻表とガイドブックとにらめっこ。明日どうしようかなぁ。まだ決めていなかった。気ままなひとり旅。

SLホテルの中、めちゃくちゃあったかい。眠くなって、気がつくと寝ていた。ハッと目をさますと、とにかくあっつい。鼻血が出そうだ。(笑)。あたまもぼーっとしていた。ここでトンデモナイハプニングが!!

8時45分くらいになっていて、風呂に行こうと思ってたのが9時ごろだったから、風呂の支度をしていた。一人旅だし、いくら日本とはいえ、貴重品はしっかり管理しないといけない、と思い、ついいつもの厳重な管理の癖が裏目に出た。

風呂行こう、そう思った矢先に、あることに気がついた。スーツケースには鍵をしたうえで、そのスーツケースは不動のもの(ベッドとかはしらとか)と、自転車のワイヤーでつないでから、その場を離れるようにしたが、貴重品をすべてスーツケースのなかにいれて鍵をかけてしまったのだ。ガーン・・・

鍵、スーツケースにいれっぱなし・・・とにかく風呂の時間には限りがある。とにかくまずはお風呂に向かった。SLホテルのなかあたたか過ぎて、ぼーっとしてしまったせいだ・・・うぅ。

そそくさと風呂を出た。とにかくフロントのおにぃさん(見た目は高校生くらいの若い男の子だったけど)を呼んだ。事情を説明。最初にクリップをもらった。・・・しかし。私は泥棒稼業しているわけでもなし、ピッキングの常習犯でもない、クリップなんかであけられるわけがなかった。

うなだれつつ、もういちど、今度はペンチなどの工具を借りにいった。工具を探してもらうこと10分くらい。ああ、ごめんなさい・・・そんな手間をとらせてしまって・・・そこでなんとなくだけど、クギも借りることにした。5寸クギみたいなのと、それよりちょっとちいさめのクギ。


勘で、ちいさめのクギをさしてみた。すると、難なく、パカッ、、、っと開いた!鍵が開いたー!ふぅ。とにかくおにーさんにお礼をし、小さな幸せをかみしめた。鍵しめちゃったときは、ほんとあたまが真っ白になったわな。ふひぃー(@@)

それにしても、SLホテル、暑い!!!暖房ききすぎである。さっき、クリップだの、工具だの、クギだのを借りて迷惑をかけてしまったというのに、部屋からフロントに電話する。さっきのおにーちゃんだ!

”先ほどはご迷惑をおかけしてすいませんでした、それで、またまた申し訳ないんですが、部屋が暑すぎて眠れないんです、、、温度を下げてください、、、”・・・・なんてわがままな客なんだ、自分。でもあついんだからしかたない。1時間くらいして、やっと部屋の温度が下がってきた。それまでは、”熱冷まシート”なんちゅーのもを額にはっていた。(いや、いまも貼っている。)

音楽ききつつ、今の文章を書き始める。もう夜11時20分をまわってきたところだ。つ、、、疲れた。でもさっき、お風呂の前に軽く仮眠してしまったせいで、なんとなく気分は良い。

さっき、”鍵事件”のせいで、何度か外に出たけど、星がきれいに出ていた。そして、空気が、なんと冷たくて気持ちいいんだろう!!SLホテルの中が妙にあったかいから、この外の空気の冷たさが、すんごく気持ちよかった。

それにしても書いたなぁ。ひつじが、かわいかったなぁ。毛がもこもこしてて、うらやましかった。私ももこもこになりたい・・・なんちゅー妄想にとりつかれたなぁ。(?)牛、でっかかったなぁ。それにしても、ひつじも牛も、草をむしゃむしゃむしゃむしゃ、ずっと食べてたなぁ。草食動物のおめめ&目つきが独特で印象的だったなぁ。牧場のにおいっていいなぁ。空気がおいしいなぁ。

ひつじが夢に出そう・・・・・・・。

明日は青森に向かう。ユースホステルに行くのは夜7時過ぎだから、はやめに青森まで行き、遺跡を見に行くことに決めた。青春18切符での移動だけど、あまりにむりやり長距離を移動しても仕方ないから、青森に行ったら、バスで遺跡みに行って、帰ってきたら駅周辺探索しつつ、またバスで、はやめにユースに行ってしまおう。健康的な旅行だなぁ。

pm11:30頃 岩手県・小岩井農場・まきば園内・SLホテルにて

(注意:調べたところ、老朽化のため2009年に休業されたようです。SL自体は見学可、レストランも営業中で訪問は出来ますが宿泊はできません。悲しい・・・。)

(次→東北ぐるり一周貧乏旅行記~その2~につづく